2024年09月03日
20回戦@横浜 広島1−5横浜DeNA 森下投手今季最短4回5失点KO。打線はDeNA東投手を攻略出来ず。読売も敗れたため首位はキープ。
【広島】森下暢仁、5失点で今季最短4回KO 打線は安定感抜群の左腕を打ち崩せず連勝ストップ
9/3(火) 20:44配信
スポーツ報知
2回無死、牧秀悟に左越えソロを浴びた森下暢仁〔右) (カメラ・佐々木 清勝)
◆JERAセ・リーグ DeNA5―1広島(3日・横浜)
広島の連勝が止まった。
先発の森下は7安打を浴びて今季最悪タイの5失点を喫し、同最短の4回降板。自己最多の11勝目をつかめず、6敗目を喫した。
初回2死から佐野に右翼線二塁打を浴び、オースティンの左前適時打で先制点を献上。2回先頭の牧には左越えソロを許し、4回2死満塁で東に左前適時打、梶原にも右前2点打を食らってKOされた。
打線は好投手・東を打ち崩せず。2回2死一、三塁の先制機で会沢が三ゴロに倒れると、7回1死一、二塁では矢野が空振り三振、代打・中村奨は遊飛に終わった。5点ビハインドの8回2死一、三塁から末包が左前適時打を放って一矢報いたが、序盤に許したリードが大きかった。
報知新聞社
今日は森下投手が大誤算でした。DeNAの先発が東投手だけに、森下投手にはDeNA打線をしっかり封じて欲しかったのですが、残念です。でも、残り試合が少なくなる中で、切り替えなくてはなりません。
その森下投手ですが、立ち上がりから制球がままなりませんでした。1回裏、2アウトからDeNA佐野選手にライトへ2ベースを打たれ、続くオースティン選手にレフト前へタイムリーを浴びて0−1と先制されました。2アウトからの失点は痛かったですね。
さらに2回裏、先頭のDeNA牧選手にレフトスタンドへソロホームランを浴びて0−2とされました。
そして4回裏、先頭のDeNAオースティン選手にレフトフェンス直撃の2ベース、牧選手に死球、宮崎選手に四球でノーアウト満塁の大ピンチを招きました。続く山本選手はショートゴロで6−2−3の併殺で2アウト2、3塁になりました。これでこのイニングは無失点で切り抜けられると思ったのですが、続くDeNA林選手は敬遠で2アウト満塁として、続くDeNA東投手との勝負となりました。が、カウント1−0からの2球目をレフト前に弾き返され、0−3とされました。このタイムリーが今日の試合のポイントだったと思います。森下投手もこのタイムリーはかなりのダメージになったはずです。さらに2アウト満塁からDeNA梶原選手にライト前へ2点タイムリーを浴びて0−5となりました。森下投手は4回7安打5失点でKOとなり、今季6敗目となりました。今日の森下投手は制球に苦しみ、甘く入った球を痛打されてしまいました。次回リベンジ登板に期待しましょう。
打線はDeNA東投手を打ち崩せませんでした。2回表と7回表に連打が出ましたが、得点までは至りませんでした。唯一の得点は8回表、2アウトから堂林選手がレフトへ2ベースで出塁。小園選手がショートへの内野安打で1、3塁とし、末包選手がレフト前へタイムリーを放ち、1−5としました。
試合はこのまま1−5で敗れました。
チームは2連勝でストップ。62勝49敗5分けの貯金13となりました。今日は2位の読売もヤクルトに敗れたため、0.5ゲーム差は変わりません。
さて、明日も負けられない試合です。明日のカープの先発はアドゥワ投手です。前回8月22日の読売戦は6回途中10安打されながらも1失点の粘投でした。明日も粘りのピッチングになると思いますが、なんとか6回までは頑張って欲しいですね。DeNAはジャクソン投手です。前回8月22日の中日戦は7回途中3失点と試合を作っています。前回の広島戦は8月14日、あの菊池選手の逆転サヨナラ3ランの試合ですが、その日も6回1失点と好投しています。明日は野手全員の力でジャクソン投手を攻略しましょう!
コルニエル投手、田村選手に代わって中崎投手、佐藤選手が1軍登録!
【広島】中崎翔太が1軍に再昇格 育成2位ルーキー佐藤啓介も2軍で打率.308の安定感を見せ再昇格
9/3(火) 16:19配信
日テレNEWS NNN
左から広島カープ・中崎翔太投手と佐藤啓介選手
プロ野球・広島は3日、中崎翔太投手と佐藤啓介選手を1軍登録しました。
中崎投手は今季開幕1軍、中継ぎとして13試合に登板して1勝1敗2ホールド、投球回は11回2/3で4失点、防御率は3.09となっていました。5月29日に登録抹消されると2軍で調整。9試合に登板し、0勝1敗、防御率1.00を記録し再び1軍へと返り咲きます。
育成ドラフト2位ルーキーの佐藤選手は6月9日に初の1軍昇格。5試合に出場し13打数2安打、打率.154と成績を残せず、わずか10日で登録抹消となっていました。ファームでは76試合に出場し、273打数84安打、4本塁打、25打点と安定した成績を残し、打率.308を記録しています。
中崎投手と佐藤選手が1軍登録されました。
中崎投手は開幕は1軍スタートとなりましたが、5月29日に登録抹消となり、ファームで調整をしていました。ファームでは9試合に登板して0勝1敗、防御率1.00の安定した内容でした。何と言っても中崎投手は2016年からのリーグ3連覇を知る男です。優勝争いをする中で、若いブルペン陣をその経験を生かしてしっかりリードしてくれるのではないかと期待しています。
佐藤選手は昨年の育成ドラフト2位ルーキーです。支配下登録され6月9日に1軍に昇格しました。交流戦の西武戦でプロ初ヒットも記録しました。しかし、プロの壁は厚く、10日間でで登録抹消となりました。それでも腐る事なくファームで磨きをかけて、ウエスタン・リーグでは打率3割をキープしています。1軍の、それも優勝争いのチームを経験出来るのは、佐藤選手にとっては間違いなく糧になると思います。主に代打での出場になると思いますが、少ないチャンスをモノにして、1軍定着を目指して頑張って欲しいですね。