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2024年09月14日
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24回戦@甲子園 広島3−4阪神(9回サヨナラ) 中盤までの3点のリード守れず。9回黒原投手が阪神中野選手にサヨナラ打浴びる。森投手6回無失点好投もフイ。チームは今季ワーストの6連敗で2位阪神に2ゲーム差に。
広島が痛恨サヨナラ負け 3点差をひっくり返され6連敗 黒原が連続四死球からサヨナラ打浴びる 2位・阪神が遠のく2ゲーム差
9/14(土) 17:30配信
デイリースポーツ
9回、サヨナラ負けしベンチに戻る黒原(24)=撮影・山口登
「阪神4−3広島」(14日、甲子園球場)
広島が痛恨のサヨナラ負けで今季ワースト6連敗。2位阪神とは2ゲーム差に開いた。
同点の九回、黒原が連続四死球でピンチを招くと、中野に中前適時打を浴びた。甲子園で最終戦と言うこともあり、左翼席へあいさつに出向いた新井監督は厳しい表情を浮かべた。
10試合連続3得点以下の打線を大きく組み替えて試合に臨んだ。両軍無得点の四回。今季初の2番に入った坂倉が先頭で右翼線への二塁打を放ち、出塁。堂林の犠打で好機を拡大すると、今季2度目の4番に座った野間の中犠飛で先制に成功した。
六回にも、1死二、三塁から野間の内野ゴロ間、小園の左前適時打で追加点を奪い、才木をこの回で引きずり降ろした。
先発の森は3度目の阪神戦で今季一番の投球を見せた。初回を三者凡退で立ち上がると、三回まで1安打投球。三〜五回は先頭に出塁を許すも後続を断ち、得点は与えなかった。結果的に6回3安打無失点の好投で試合をつくった。
しかし、3点リードの七回に落とし穴が待っていた。この回から登板した島内が1死満塁のピンチを招き、降板。代わった森浦が梅野に押し出し四球を与え、2点差とされる。
悪い流れは止まらない。続く木浪の打球は二遊間へ。菊池がうまく処理し、二塁へグラブトスするも、矢野が落球(記録は矢野の失策)。なおも満塁で代打・原口に左前適時打を浴び、試合を振り出しに戻された。
大型連敗する時はこんなものだと思います。リリーフ陣が崩壊し、守備にも乱れが出て、3点のリードを守りきる事ができませんでした。全国津々浦々のカープファンの皆さん、そろそろ覚悟しなくてはいけない時が迫っています。森投手が素晴らしいピッチングをしたのに…。残念です。
試合中盤までは主導権を握りました。2年ぶりに2番に坂倉選手、4番に野間選手を抜擢しました。
0−0で迎えた4回表、先頭の坂倉選手がライト線への2ベースを放つと、1アウト3塁から野間選手がセンターへ犠牲フライを打ち1−0と先制しました。
6回表は先頭の秋山選手、坂倉選手の連打などで1アウト2、3塁から野間選手がしぶとくセカンドゴロを打ち、3塁ランナーが生還して2−0。なおも2アウト3塁から小園選手がレフト前タイムリーを放ち、3−0とリードを広げました。
しかし、リリーフ陣が崩壊しました。先発した森投手は6回3安打無失点のナイスピッチングでした。7回裏は2番手の島内投手が登板しましたが、先頭の阪神森下選手に死球を与えました。島内投手の表情が厳しくなりました。「ヤバい」と思ったのだと思います。1アウト後、阪神佐藤選手にライト前ヒットを打たれ、1、2塁とされます。続く前川選手に四球を与えて満塁のピンチを作りました。今季の島内投手は良くありません。おととしまでの島内投手がそのまま出ています。メンタル面の弱さが露呈されています。ここでカープは森浦投手にスイッチしましたが、続く阪神梅野選手に押し出しの四球を与えて3−1に。そして木浪選手のセカンドゴロの当たりを菊池選手が好捕して、2塁ベースカバーの矢野選手にグラブトスをしましたが、矢野選手が捕球できず、その間に1点を入れられ、3−2となりました。矢野選手は最近守備のミスが目立ちますね。疲れているのでしょうか?なおも1アウト満塁から代打の阪神原口選手にレフト前タイムリーを浴びて3−3の同点とされました。何かカープの守備がドタバタしています。
8回からは黒原投手が登板し、8回裏は無失点に切り抜けましたが、9回裏、1アウトから阪神木浪選手に四球、代打の小野寺選手に死球を与えて1、2塁とされます。2アウト1、3塁から阪神中野選手にセンター前へタイムリーを浴びて、3−4でサヨナラ負けを喫してしまいました。
9回裏は黒原投手の独り相撲ですよね。
何も言う事はありません。
カープは今季初の6連敗となりました。9月はこれで2勝10敗の大失速です。今季初の4カード連続負け越しで、最大14あった貯金は5まで減りました。
明日からはマツダスタジアムでDeNAとの2連戦です。カープはドラ1ルーキーの常廣投手が先発します。DeNAは吉野投手です。両チーム共フレッシュな先発投手になります。常廣投手がどんなピッチングをするのか、楽しみですね。