2024年08月25日
22回戦@マツダ 広島5−7阪神 森投手4回5失点で今季初黒星。打線2点差まで追い上げるも万事休す。2位読売と1ゲーム差に。
広島が逆転負けで8月初のカード負け越し 2位・巨人と1差に 先発の森が4回5失点と崩れる
8/25(日) 21:35配信
デイリースポーツ
4回、近本の適時打で5点目を失い肩を落とす森(撮影・立川洋一郎)
「広島5−7阪神」(25日、マツダスタジアム)
首位・広島が逆転負けで8カードぶり、8月に入ってからは初めてのカード負け越しを喫した。2位・巨人とは再び1差になった。
今季2度目の登板となった先発・森が2点リードの三回に暗転した。2死から近本、中野に連打で一、二塁のピンチを招くと、森下にフルカウントから高めのカットボールを痛打されて左翼席への逆転3ランを被弾。さらに捕手・石原の捕逸も重なり、大山にも左前適時打を浴びた。
左腕は四回にも先頭・坂本に四球を献上し、2死三塁から近本に中前適時打を食らった。4回7安打5失点(自責4)で降板。前回登板の9日の同戦では5回3安打1失点で今季初勝利をあげていたが、今回はリベンジされる形になった。
打線は初回に2死満塁の好機を迎えると、菊池が左前への先制2点適時打。天敵となっている相手先発・大竹から幸先良く得点をあげるも、二回以降は立ち直りを許した。10日の同戦で大竹に対してチーム初勝利を挙げていたものの、この日は打ち崩すことができず、通算対戦成績は1勝9敗に。これで大竹にはマツダスタジアムで7戦7敗となった。
ただ、大竹がマウンドを降りた七回に奮起。無死一、二塁から代打・堂林が中前適時打。野間の一ゴロの間にさらに1点を返すと、小園にも中前適時打が生まれて、2点差に詰め寄った。
この敗戦で8月に入って初めてのカード負け越しが決定。この日は上位3チームの中で“1人負け”となり、2位・巨人とは1差、3位・阪神とは4差になった。
痛い敗戦となりました。初回に2点を先制したまでは良かったですが、森投手が捕まり、逆転負けを喫してしまいました。3回表2アウトからのセカンドゴロ、菊池選手の送球を坂倉選手がしっかり捕球していれば、カープは勝っていたかもしれません。残念です。
今季2度目の先発となった森投手は2回まで無失点ピッチングでした。ドリヨシが予想した通り、森投手は7回2失点くらいでまとめる事が出来るかなと思ったのですが…。2−0で迎えた3回表、2アウトから阪神近本選手のセカンドゴロの当たりを菊池選手が捕球して1塁へジャンピングスローをしました。送球はショートバウンドし、ファーストの坂倉選手がすくい上げる事が出来ず、結果内野安打となりました。これをアウトにしていれば、その後の失点はありませんでした。続く阪神中野選手もヒットでつなぎ、森下選手にレフトスタンドへ3ランを浴びて2−3と逆転を許してしまいました。その後も阪神大山選手のタイムリーを浴びてこの回4失点。続く4回表も2アウト3塁から阪神近本選手にセンター前タイムリーを浴びて2−5となりました。森投手は4回7安打5失点(自責4)で今季初黒星を喫してしまいました。
7回表は3番手の黒原投手が、2本のヒットと四球で1アウト満塁のピンチを招くと、2アウト後、阪神大山選手にレフト前へ2点タイムリーを浴びて2−7とされました。森投手と黒原投手はともに要所で踏ん張れず、今日の失点は全て2アウトからとなりました。とても悔いの残る点の取られ方になりました。
打線は1回裏、菊池選手のレフト前への2点タイムリーで2−0と先制しました。2−7で迎えた7回裏は代打堂林選手のセンター前タイムリーで3−7。野間選手のファーストゴロの間に1点を入れて4−7。小園選手のセンターへのタイムリーで5−7と2点差に追い上げました。しかし、反撃もここまででした。
チームは20日からの読売3連戦は2勝1敗と勝ち越したものの、23日からな阪神3連戦は1勝2敗で負け越し、上位6連戦を3勝3敗で終えました。まあ、5割で乗り越えられたのは良かったのではないでしょうか。59勝46敗5分けの貯金13となり、2位読売に1ゲーム差、3位阪神に4ゲーム差になりました。
さあ、仕切り直して、あさってからまた頑張りましょう。あさってからはバンテリンドームで中日との3連戦です。鬼門のバンテリンドームですが、そんな事は言ってられません。出来れば中日に3タテしたいところです。
カープ グッズ スマホケース 手帳型 多機種対応 デザイン 広島東洋カープ
「ロリポップ!」レンタルサーバー
月額99円から。WordPressも簡単にインストールできるレンタルサーバー
21回戦@マツダ 広島2−1阪神 末包選手決勝2点タイムリー!大瀬良投手6回途中1失点粘投で5勝目!2位読売と2ゲーム差キープ!
広島・4番の力で阪神に競り勝った!末包昇大が決勝2点二塁打!
8/24(土) 21:55配信
サンケイスポーツ
お立ち台でポーズをとる広島・大瀬良大地と広島・末包昇大=マツダスタジアム(撮影・渋井君夫)
(セ・リーグ、広島2ー1阪神、21回戦、広島11勝9敗1分、24日、マツダ)マツダスタジアムを赤く染めるスタンドの大声援を背に4番が役割をまっとうした。首位に立つ広島と3位阪神との直接対決第2戦。188センチ、112キロの巨漢打者・末包昇大外野手(28)が先制の2点二塁打を放った。
「きのうは相手に先制されてやられたので、きょうは先制することができて良かったです。ダイチ(大瀬良)さんの援護点にもなって良かったです」
0─0の三回1死から秋山が左前打、中村奨が四球でつなぎ、一、二塁とチャンスを広げた。小園凡退と相手のバッテリーエラーで2死二、三塁とし、末包が門別の高めの速球を逆方向となる右中間へ。二塁に到達すると両手を上げて喜んだ。
この日は、21日の巨人戦(東京ドーム)の試合中にボールがふくらはぎに当たり、2試合連続でスタメン外となっていた秋山が、3試合ぶりにスタメン復帰した。一回先頭で中前へクリーンヒットを放つと三回1死では左前打を放って先制点をお膳立て。最多安打4度を誇るヒットメーカーが存在感を発揮した。
チームは20─22日の2位巨人との3連戦を2勝1敗で勝ち越し。東京から広島への移動日ゲームだった23日の阪神との第1戦は1─3で落としたが、この日は3試合ぶりに先制に成功。阪神の終盤の攻撃を凌ぎ、1点差で逃げ切った。2018年以来のリーグ優勝に向けて突っ走るナインが本拠地で躍動した。(柏村翔)
今日勝てたので、ドリヨシはホッとしました。全国のカープファンも同じ思いだったと思います。もし、阪神に3タテを食らったら、セ・リーグの優勝争いは広島、読売、阪神の三つ巴に再びなるところだっただけに、今日の勝ちは大きかったですね。
先発の大瀬良投手は今季19度目の登板で、試合前まで4勝3敗、両リーグ1位の防御率1.37。前回の8月17日のヤクルト戦(神宮)は6回途中で今季ワースト6失点の負け投手で、自身2連敗中でした。今季の阪神戦は5度目の登板で、1勝0敗、防御率1.04でした。
大瀬良投手は1回表、阪神近本選手と中野選手をセカンドゴロ、森下選手にセンター前ヒットも佐藤選手をサードフライに打ち取りました。
秋山選手が3試合ぶりにスタメンに入りました。1番センター秋山選手、2番レフト中村奨成選手、3番サード小園選手、4番ライト末包選手、5番ファースト坂倉選手、6番セカンド菊池選手、7番ショート矢野選手、8番キャッチャー會澤選手、9番ピッチャー大瀬良投手のオーダーを組みました。
阪神の先発の門別投手に1回裏、秋山選手がセンター前ヒットも中村奨成選手はセカンドフライ、小園選手もセカンドフライ、末包選手は空振り三振とランナーも進められませんでした。
2回裏の攻撃で坂倉選手と菊池選手の連打でノーアウト1、2塁も矢野選手はライトフライ。會澤選手の打席で阪神坂本選手のパスボールも菊池選手は2塁に進めず、1死1、3塁から會澤選手はショートゴロ併殺打に倒れ先制できませんでした。
大瀬良投手は2回表、先頭の阪神大山選手に四球も前川選手をショートゴロ併殺打、木浪選手を見逃し三振に取り3回は3者凡退に抑えました。
3回裏の攻撃で1アウトから秋山選手がレフト前ヒット、中村奨成選手は四球で1、2塁に。小園選手は強烈なファーストライナー、末包選手の打席で阪神門別投手の暴投で2、3塁から末包選手が右中間に2点タイムリー2ベースを弾き返し、2−0と先制しました。
大瀬良投手は4回表1アウトから阪神森下選手にセンター前ヒットも佐藤選手をピッチャーゴロ併殺打に仕留め5回表は阪神大山選手、前川選手、木浪選手を3人で退けました。
しかし、大瀬良投手は6回表1アウトから代打の阪神渡邉選手と近本選手に連続四球、中野選手を空振り三振に取り森浦投手にスイッチしました。森浦投手は2アウト1、2塁から阪神森下選手にセンターへタイムリーを運ばれ2−1となりましたが、佐藤選手はレフトフライに打ち取りました。
大瀬良投手は5回1/3を90球、2安打、3四球、3奪三振の1失点(自責1)で5勝目を挙げました。大瀬良投手は最近6回か7回に集中打を浴びて大量失点しているだけに、今日も6回に連続四球を与えた時には、かなりヤバいなと感じました。新井監督も同じように感じていたらしく、阪神中野選手を三振に取った所でスパッと森浦投手にスイッチしました。ドリヨシ的には、大瀬良投手はスタミナがなくなっているのではと感じています。次回登板は大瀬良投手のスタミナにも注目です。
6回裏の攻撃で阪神2番手の伊藤投手に小園選手がレフト前ヒットも末包選手がセカンドゴロ併殺打に。坂倉選手と菊池選手の連打で2アウト2、3塁としましたが矢野選手はピッチャーゴロで追加点が奪えませんでした。
7回表は3番手の島内投手が先頭の阪神大山選手にレフト前ヒット、前川選手に死球でノーアウト1、2塁から木浪選手を送りバント失敗の三振、坂本選手の代打の糸原選手をレフトフライ、代打の原口選手をショートゴロに打ち取り無失点で切り抜けました。島内投手はまだ調子のいい時ではないですね。ランナーを出しながらなんとか抑えるピッチングが続いています。シーズン最終盤にかけて、状態を上げて来てくれると信じています。
8回表は4番手のハーン投手は先頭の阪神近本選手にファースト内野安打、中野選手の送りバントで1アウト2塁とされましたが、森下選手をライトフライ、佐藤選手を3球で空振り三振に斬って取りました。前回登板の読売戦では、読売岡本選手に決勝3ランを浴びて、心身共に心配していましたが、今日はそれを払拭するピッチングが出来たと思います。
2−1で迎えた9回表。5番手の栗林投手が阪神大山選手をライトフライ、代打の島田選手を空振り三振、木浪選手をファーストゴロに抑えリーグトップタイの34セーブ目を挙げました。
チームは59勝45敗5分けの今季最多タイの貯金14としました。2位の読売とは2ゲーム差のままで、3位阪神とは5ゲーム差に広げました。
さて、明日も負けられない試合です。明日のカープの先発は森投手です。前回の阪神戦では5回3安打1失点で今季初勝利を挙げました。明日も好投してくれると思います。7回2失点でまとめてくれると勝機はあると思います。阪神は大竹投手です。前回中日戦は3回5安打3失点で敗戦投手になっています。また、前回の広島戦は7回途中4失点で、カープが初めて大竹投手に土をつけました。もう天敵だとは言わせません。明日も大竹投手を早々とKOしましょう。