2023年08月19日
20回戦@マツダ 広島6−3読売 末包選手先制タイムリー&ダメ押し弾!森下投手8回3失点で7勝目!今季読売戦勝ち越しを決める!
【広島】末包昇大3号ソロ含む2安打2打点「“スリーマン”で教えてもらった」新井監督ら直接指導
8/19(土) 22:27配信
日刊スポーツ
広島対巨人 6回裏広島1死、左越えにソロ本塁打を放った末包を迎える新井監督(撮影・たえ見朱実)
<広島6−3巨人>◇19日◇マツダスタジアム
11戦ぶり先発の広島末包昇大外野手が、3号ソロを含む2安打2打点で勝利に貢献した。2回2死一、二塁は巨人横川の浮いたフォークを捉えて右中間を破る先制二塁打。6回は2番手堀岡の146キロを左翼席に運び、リードを広げた。持ち味の長打力で、打線をけん引した。
試合前まで16打席無安打だった。前日18日の早出特打では、新井監督からの直接指導に加え、藤井ヘッドと朝山打撃コーチを交えて助言をもらった。「“スリーマン”で教えてもらった。ホームランもそうだし、1球で仕留められたかな」。6日巨人戦以来の先発起用で成果を示した。
前日は高松商の後輩、巨人浅野のプロ初本塁打を目の当たりにした。先輩としての面目を保つ1発に、新井監督は「先輩として俺も負けられないと思ったんじゃないですか」と振り返るが、本人はかぶりを振る。「彼はジャイアンツのドラ1ですから。僕の野球人生と、彼の野球人生はまったく違う」。大学、社会人をへて、プロ2年目の今季も、もがき続けている。
秋山、上本が離脱するチーム状況も、末包にとってはチャンスだ。「結果を出さないと駄目だと思っていたので、首の皮1枚じゃないけど、結果を残せて良かった」。2長打の働きは、主力不在のチームに強烈な存在感を示した。
○…森下が8回3失点で7勝目を挙げた。3回まで毎回4安打を許しながら無失点にしのぐと、4回から7回までは1人の走者も出さなかった。「とにかく長いイニングを投げたいと思ってマウンドに上がった。打ってもらっていましたし、点が入っていた。いいテンポで投げられました」。8回は岡本和に3ランを浴びるも追加点は許さず、投げきった。7月22日の中日戦以来の白星を手にした。
今日の試合は序盤先制し、中押し、ダメ押しと効果的な得点と森下投手の粘投で勝利しました。とにかくこれからはどんな形でもいいから勝たなくてはならない中で、今日は理想的な試合展開でした。
打線は読売先発の横川投手に対し、2回裏2アウトからデビッドソン選手がレフトへの2ベースで出塁し、続く會澤選手が四球で1、2塁とし、末包選手がカウント1−1から右中間へタイムリー2ベースを放ち、1−0と先制しました。末包選手が右方向へ鋭い打球を飛ばす時は調子が良い時だとドリヨシは考えます。
さらに打線は5回裏、1アウトから森下投手が左中間にポトリと落ちるラッキーな2ベースで出塁。続く野間選手がカウント1−1からセンター前へタイムリーを放ち2−0とします。野間選手が勝負強くなってきましたね。打撃が頼もしく見えてきました。1アウト1塁から野間選手が2盗を試みるもアウトとなり、2アウトランナーなしとなりましたが、矢野選手がセンター前ヒットで出塁します。ここで読売は2番手堀岡投手に代わりました。続く菊池選手の打席で矢野選手が2盗に成功し2アウト2塁とし、菊池選手は8球粘って四球を選び1、2塁とします。続く西川選手がカウント0−1からレフトオーバーの2点タイムリー2ベースを放ち、4−0とリードを広げました。
さらに6回裏、先頭のデビッドソン選手がカウント1−0からレフトスタンドへ弾丸ライナーのソロホームランを放ち、5−0とします。デビッドソン選手にエンジンがかかってきた感じです。シーズン最終盤、そしてCSに向けて明るい材料ですね。そして1アウト後、末包選手がカウント3−1からレフトスタンドへソロホームランを放ち、6−0とし、ダメを押した感じです。
先発の森下投手は立ち上がりがやや不安定で、初回から3イニング連続で得点圏にランナーを背負いましたが、要所で踏ん張りスコアボードにゼロを並べました。
6−0で迎えた8回表、読売岡本選手にレフトスタンドへ3ランを浴びて6−3とされました。読売岡本選手は絶好調ですね。アウトローの難しい球だったと思いますが、読売岡本選手にうまく打たれた感じでした。森下投手は8回120球を投げて、7安打3失点の粘りのピッチングで7勝目を挙げました。
3点リードの9回表は栗林投手が登板して無失点に抑えて10セーブ目を挙げました。今日、矢崎投手がリフレッシュのため登録を抹消されましたが、栗林投手の調子が上がってきているので、しばらくは栗林投手が守護神に戻ることになりそうです。栗林投手はこれで新人王に輝いた1年目から3年連続となるシーズン2けたセーブを記録しました。
チームは再び貯金を9としました。対読売戦は13勝7敗とし、残り5試合を待たずに4年ぶりの勝ち越しを決めました。今日は首位阪神が勝利したため、優勝へのマジックは27となりました。しかし、まだまだカープには逆転優勝の可能性はあります。連勝して阪神にプレッシャーをかけたいですね。
明日のカープの先発は玉村投手です。対読売戦は抜群の成績をおさめています。2戦2勝で、防御率は1.98です。明日も快投をよろしくお願いします。読売はメンデス投手です。前回の広島戦では6回4安打無失点で勝ち投手になっています。明日は打線がリベンジする日です。読売メンデス投手を早い回に引きずり下ろしたいところです。
この記事へのトラックバックURL
https://fanblogs.jp/tb/12163926