2022年02月04日
慢性前立腺炎症状悪化とストレスの関係2
私は過去に慢性前立腺炎で苦しみ、なかなか治らなかった経験がある。
8月16日に公開された北海道大学のストレスとさまざまな疾患との最新の研究で、
自分でも納得がゆく内容のものがあったので記載する。
ストレスが病気をより悪化させるメカニズムは以前から経験的に知られていたが、
今回の研究結果からその詳細が明らかになった。
実験でわかったことは、強いストレスや慢性的なストレスにさらされると、
特殊な免疫細胞が脳内の海馬や視床周辺などの中枢神経に炎症を起こさせ、
新規の神経回路が活性化し、胃や十二指腸潰瘍、心臓機能の低下など、
様々な病気を悪化させることが実験で証明されたことが伝えられた。
なるほど、だから私は仕事で強いストレスにさらされると、風邪をひきやすかったり、
また、慢性前立腺炎で痛みなどの炎症が増悪したりしたのだと納得した。
この炎症は皮膚疾患にも関係するということだが、なるほど、近年仕事が忙しかった際に経験した
帯状疱疹や顔にできたウイルス性の水いぼも仕事で管理職をした際の大きく慢性的なストレスが原因であっただろということで納得した。
自分的に考えると海馬や視床などの中枢神経系は自律神経の中枢の視床下部周辺と近接しており、
さらに神経回路が結びついていることで情報伝達が行われ、強いストレスや慢性的なストレスを受けると、
過剰な脳内神経の興奮によって自律神経の調整能力が低下して内臓の働きが協調しなくなると考えられる。
それも原因して、様々な病気の原因になったり、体調不良になるのではと考えられる。
私が慢性前立腺炎を治した際に、心療内科に通院してこころを落ち着かせる鎮静系の安定剤を処方してもらって、
完治までに至った経緯も自分でなるほどと納得した。
また、慢性前立腺炎になると、夜間や日中の痛みなどの尿道も含めた痛みが慢性的にあるわけだから、
それが更に慢性ストレスになり、なかなか前立腺炎の症状が治らなかったのだろうと推測された。
慢性前立腺炎がなかなか治らない人は私のように心療内科や神経科、または泌尿器科でも
気分を楽にする安定剤を処方してもらって様子を見ることも試してみる価値はあるのではと思う。
人がストレスを感じるというのは脳内での神経の過剰興奮であるといえるので、
その過剰興奮を一定期間抑えることで、脳内での調整能力を整えると同時に、
北海道大学の研究成果にあるように脳内の特定炎症を治すことで、
自律神経の働きが改善され、体内での炎症系の疾患に効果があるのではと自分の経験上思う。
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