映画の内容ですが胸糞っていうか、頑張って親切にしようとしてるいい夫でありお父さんであるキアヌを美女2人が理由もなく無茶苦茶にする話なんで、ストーリーはどうって感じではないですね。やっぱなんだかんで金髪とブルネットの美女2人コンビなんで酷いことをしててもわりと普通に観れちゃいはするところが「HOSTEL」とは違うところでしょうか。グロくはないしね。その分インパクトはないです。 一応凝った感じの精神攻撃を仕掛けてくるんですがそこまで目新しいものはないですし。結局見どころは「美女2人がキアヌ・リーブスをいたぶる」っていうだけですね。それでもそこそこ観れちゃうから役者さんたちすごいなって感じもありますが。 で最後に「Where is my mind」かいっていういう。なんだろう、「Fight club」が好きすぎて、ラストにこれかかるとちょっとかっこよく感じちゃうっていう。なんかいい感じの映画終わった気がしちゃいますね。 最近このパターン多いんでしょうけど、TikTokで要約を観てる時が一番面白かったです。
なんかもう友達に悪口言いすぎてもうスッキリしちゃった感はありますが、はい、ジョーカー。 まずね、この映画のテーマ自体にノれてなかったんですよ私は。こういう人も多いと思うんだけど、「The Dark Knight」のジョーカーが良かったのに、あれにバックグラウンドとかいらんのに、っていう。ピュアイーブルなジョーカーが好きなのにっていう。
でまぁまず1観たけど、いやー、ただの福祉や医療につながれなかった人じゃないこれじゃ、っていう。ただね、音楽の使い方とか、母親の診断が「妄想と自己愛性人格障害」ってハッキリ言ってるあたりで、どこまで勘ぐればいいんだろうか?とは思ったんですよ。調べたら、GG Allinの「HATED」や「ハングオーバー」シリーズを撮ってる監督なんですよ。「全身ハードコア GGアリン(HATED)」感想↓ https://fanblogs.jp/gateofdoom/archive/2/0 じゃあゲイリー・グリッターの「Rock 'n' Roll (Part 2)」は絶対わざと使ってるだろ、って思うんですよ。単純に空虚さ、あれ歌詞「Yeah!」しかないし、ってのもあるけど、あの一発屋に関する話題といえばあとは何度も捕まっているペドフィリアだって事くらいなんですよ。それをあんな印象的な場面で大々的に使うか?って思ったんですよね。インセルが陽キャ殺してワッショイみたいな盛り上がり方をもうそこで否定しているのでは?と。まぁそうなるとマジでなんでジョーカーの映画でそれをやるんだってなるんだけど…….。その後のクリームの「ホワイトルーム」といい連想ゲームじゃないんだから、わざとじゃなきゃテキトウとしか思えない選曲なんですよ。
そして2の「Joker: Folie à Deux」。もうずっと1の変な盛り上がりを正すっていうか、言い訳みたいに感じた。いや知ってると、もうこっちは。強いていえば最初のデュエットから「If they could see me」とか歌うレディー・ガガがどこまでジョーカーの妄想なのかってくらい。痛いファン達と病気だって認めたジョーカー、まんまじゃねぇか。ミュージカル調なのに印象的な歌の場面がないし、レディー・ガガの「Close to you」がよかったくらいだなぁ…….つかもうレディー・ガガだし、ハーレクインなんでしょ?確か?もうずっとレディー・ガガよ。 あのね、1、2通して映像はカッコいいよ。俺も予告編見て、お、意外といいのかも?思って観たわけだし。だからこその変な盛り上がり方しちゃって、2はそれにケリをつけた感じはあって好感は持てる。 でもマジでなんでジョーカーって題材でやったのかがわからん。最近ネトフリで「Baby Reindeer」観たけど、そっちの方が遥かに売れていない芸人の苦悩というか、そういうのを描けてると思うよ。