2018年10月24日
中年以降の快眠の秘訣
本やである本を購入してそれに記載されていたことを抜粋して記載する。
人は覚醒時と就寝時では体温が異なることは知られている。
その体温だが、20歳代までは覚醒時も睡眠時もあまり大差ないが
それが中年以降は、覚醒時は体温が高いが、就寝中は体温が低下することがわかってきた。
就寝時に体温が低下する要因は、老化で体の新陳代謝、細胞活性が低下するためだ。
その体温低下が睡眠の質を低下させ熟睡感をも低下させ疲れが取れにくくなる原因であることがわかってきた。
対処方法は日中になるべく体を動かくなど運動をすることと、発熱に必要な筋肉量の温存
それと眠る前には温かい風呂やサウナ、温泉など、体を温め新陳代謝を高める体質にすることが考えられる。
なるほど、最近の中年になってから、昼食後よりも夕食後に眠気に襲われるのは、
温かい夕食を食べたために体が温まるためだと納得した。
2018年10月21日
マゾヒストの快感機構
変態性癖にマゾヒストがある。
一体マゾヒストはどのような原理で快感を感じているのかを最新の脳科学の本をヒントに知った。
普通の人はストレスを受けると個人差が大きいが、脳の側坐核と周辺部分で苦痛を和らげる目的で
ドーパミンという興奮系の快感物質が分泌されることが知られている。
普通の人はストレスに対して苦痛を多少和らげる程度のドーパミンが分泌されるのだが、
マゾヒストの体質の人は、性的なストレスに対して過剰に側坐核が興奮し必要以上にドーパミンが産生され、
多く分泌されることやドーパミンの出すぎを調整するセロトニン系統の不活性が考えられる。
その結果、苦痛を通り越して快感物質の過剰分泌で快感を感じてしまうと考えられる。
マゾヒストにも興奮系の快感と陶酔系の快感を感じる人がいるといわれているが、
陶酔系は痛みを中和する目的で視床下部周辺で分泌されるエンドルフィン系の快感物質が過剰に分泌される体質であると考えられる。
脳の中ではそのようなことで、普通の人が性的にストレスや不快に感じることがらに快感を感じると考えられる。
そういえば、以前、禁煙に成功した際に禁煙外来に通院したが、
その際に煙草を吸ってもおいしく感じない飲み薬があったが、
それは側坐核などの報酬系の部分でドーパミンなどの快感物質の分泌を抑える働きをするそうである。
禁煙薬を飲むことで一時的にうつ状態になる人もいると医師から説明されたので、
私はニコチンパッチと根性で禁煙に成功したが、マゾヒストの快感機構は側坐核や脳の報酬系が
ストレスを緩和するための機構が過剰であり、それが性欲と結びついていることが原因と考えられる。
2018年10月05日
癌治療で日本の科学者がノーベル賞受賞
10月1日にノーベル生理医学賞で日本人で京都大学の本庶先生が癌の免疫療法の研究で賞をもらった。
日本には世界にも通じる物理学賞や化学賞を受賞してもおかしくない先生方が大勢いる。
今年は生理医学賞1人にとどまった。
ここ15年の日本を見ていると、自然科学分野でノーベル賞をもらっている先生が多い。
全くすごいと思う。
受賞者に共通していることは、ノーベル賞をもらうことや自分の地位や名誉やお金に固執して研究に励んだのではなく
研究者となったきっかけが友人が癌で若くして亡くなったことや世の中で不遇に生きている人を見て、
自分も頑張らなくてはと奮起するなどが動機であり、利己的で強欲な欲求が原動力でないことがすばらしい。
世界の困っている人の役に立つことや人類の発展を第一に考えて一心に研究を地味に続けた結果だ。
人としても素晴らしい人たちだと思った。
世界人類の人々の病苦を救うだけでなく、発展させ幸福にし、日本、日本国民にも貢献する手段としても
現状の様々な問題を解決するために科学技術を進歩させることや発見が重要である。
またビジネスの側面でも日本国は石油や鉄鉱石など鉱物資源の乏しい国であり、
そのような状況下でグローバル化が進展する世界を相手にしなくてはいけない。
近年のほぼ連続の受賞で日本が科学技術のレベルで世界の中でも高い水準であることがノーベル賞受賞で証明された格好だ。
posted by kobu at 00:00| 日本に生まれてよかった