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21年前、急性前立腺炎から慢性前立腺炎に移行し、1日中疼痛などがひどく眠れなくなり、会社を辞めて3年ほど試行錯誤の末、ケールの青汁をきっかけに、飲食物や安定剤のおかげでほぼ完治して復職し、再発なく現在に至ります。ケールの青汁が役立ったことを平成15年当時にHPを立ち上げて情報発信しましたがその当時は誰も信じてくれませんでした。
プロフィール

2011年10月27日

被災地気仙沼での復旧作業を経験して


 先週から、被災地である宮城県北部の沿岸都市の気仙沼市の市街地周辺の復旧に関係する仕事が始まった。

気仙沼市内の沿岸部も他の海岸部同様に1.0m程度地盤沈下しているのがわかる。

午後の満潮時になると、沿岸部市街地は海水が入り込み、浸水してくる。

側溝のあちこちで、湧き水が出るように、側溝の穴の隙間から海水が噴出している。

街を見渡すと、原爆の被害を受けたような市街地が広く広がっている。

海岸から数百メートル離れた陸地のあちらこちらに、大きな船が残っている。

沿岸部の海水を防ぎながら道路交通を維持する目的で、

道路は70cm以上はかさ上げされ、砂利で盛られて、道路機能を保っている。

道路ののり尻は海水が浸水し、道路わきは海水でみたされ、

地盤沈下して海抜が下がった、市街地は海水で池のようになっている場所が

あちこちに存在する。

 警察署も県の合同庁舎もプレハブの仮設でつくられていた。

市役所だけは山ぎわにあるため、かろうじて浸水はしてこない。

震災前、気仙沼はさんまの水揚げ日本一、ふかひれの生産日本一、

まぐろ、牡蠣、ウニの生産も日本有数を誇る。東日本の海産物の要であった。

水産加工会社も多く存在し、日本人の食の源でもあった。

しかし、この広大に広がった荒れ野原のような市街地は、

無残な姿に変わり果てていた。

気仙沼の街で仕事をしていると、あちらこちらで

「がんばろう日本」というフレーズの日本国旗がみられ、

復興に精一杯がんばっている地元の人々の姿を目にする。

海岸被災地で長く作業をしているが、

地元の漁師は、毎日、海に沈んだ巨大ながれきやごみを撤去する仕事を

している。たぶん、漁業組合や地元の集落の人たちであろう人々が

以前の街になるようにがんばっているのだ。

被災地海岸部の人々は誰かの支援だけに頼っているのではなく、

みずから何とかしようとがんばっているのがよくわかる。

しかし、この地盤沈下は宮城県の海岸部のすべてでおきている。

この震災と津波で人命救助や被災者支援で早期に大いに活躍したのは自衛隊であったのは間違いない。

被災地の多くの人は自衛隊や警察、消防、医療関係者、その他公務員に感謝しているだろう。

その直後、税金の無駄遣いと世間からそしりを受けていた土木建設業の活躍には目をみはるものがある。

被災地海岸部は震災直後、前述の浸水のため、道路は海水面下となり近づけなかった。

その際、第一に活躍したのは、地元の建設会社であろう。

海水面下に沈んだ道路に敷き砂利を1m程度盛りながら道路機能を回復させ、

浸水していない道路どうしをつなぎ、復旧作業の足がかりをきづいた。

また、浸水を防ぐ目的で大きな1m四方の土のうを防波堤のように築き、

街のネットワーク機能を回復させた。

やはり、土木建設は人に役立つ技術、仕事である。

台風や大雨でがけ崩れや地すべりで道路が寸断されても、

大雪が降って道が通れなくなっても、

建設業の技術と仕事でそれらの問題を解決する。

日本の建設業はマスコミが言うほど、税金の無駄づかいではない。

今の被災地を復興させるためには、必須の仕事である。

今回の震災で、今まで不要とされた自衛隊や税金の無駄使いといわれ続けた

公共工事と技術者がみなおされたのではないだろうか。

私も土木関係の技術者であるから、自分の仕事が社会にとって有用であることを再認識させられた。

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