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kobu
21年前、急性前立腺炎から慢性前立腺炎に移行し、1日中疼痛などがひどく眠れなくなり、会社を辞めて3年ほど試行錯誤の末、ケールの青汁をきっかけに、飲食物や安定剤のおかげでほぼ完治して復職し、再発なく現在に至ります。ケールの青汁が役立ったことを平成15年当時にHPを立ち上げて情報発信しましたがその当時は誰も信じてくれませんでした。
プロフィール

2016年03月13日

津波被災の友人から手紙


今も思い出すと恐ろしかった過去に経験したことがない激しい揺れ、長い揺れ、

その後の余震の大きさや多さの巨大地震と津波被害の東日本大震災。

あれ以来、地震が起きるたびに大きな揺れにならないか不安感が心をよぎるようになった。

あれからの5年は津波被災者でない私にとってはあっという間の5年だった。

あの地震で1万8千人もの人が亡くなり、いまだに2000人が行方不明、

仮設住宅などへの避難者は17万人が現在もいる状態である。

家族や知り合いなどを亡くした人にとっては心が癒えることがない長い5年だったと思う。

毎年この時期になると、気仙沼の学生時代の友人から手紙やはがきが届く。

友人の自宅は海岸の近くにあったため、津波で家も自家用車もすべて流され、

何一つ残っていなかったのを思い出す。

被災直後、私たち内陸部の同級生が数人会し、お見舞金やお米数表を届けた。

それ以来、毎年のように便りが届く。

その手紙の中で心に響いた内容のものが記載されていたので紹介する。

「亡くなった人の分まで体を使おう」「亡くなった人の分まで頭を使おう」「亡くなった人の分まで心を使おう」

という詩である。

あの津波で亡くなった人は、寒い季節の冷たい津波の中で溺れ苦しみ、恐怖しながら突然に亡くなった人が大半であろう。

また、誰も死にたくて死んだ人はいなかったと思う。

病気などで医師から余命を告げられれば、多少は心の準備ができるだろうし、

老齢になり体のあちこちに不調や病気を抱えれば、少しずつ死を受け入れる心の準備ができるかもしれない。

しかし、津波での死は心の準備もできない突然の死であり、生きてやりたかったことやり残したことがあったと思う。

人は死んでしまうと、体を使って何かをしたり、声にして人に意思を伝えたり、頭を使って何かをしたりできなくなる。

死ねば自分の意思で自分の肉体を動かせなくなるばかりか、その肉体もいずれはなくなってしまう。

なので、生きているということは素晴らしいことだし、この素晴らしい可能性がある今の自分に気づき、

世のため人のため、自分の人生を充実させるために生きることが大切ではないのだろうか。

そのためには人との和を大切にし、仕事で努力し、亡くなった人の分までよりよく生きることが必要ではないだろうか。