今日は被災地の海岸部の南三陸町で災害復旧の仕事をした。
仕事先の現場に着くと、海岸のほとりに死者をともらった跡の
花や縫いぐるみ、食べ物などのお供え物が山積みされてあった。
仕事で海岸部の被災地を訪れるのは初めてではないが、
未だに撤去されていない自家用車やがれきの山は復興が容易でないことを想像させる。
海水がかなり内陸に入り込んだ影響で草木は茶色に変色し枯れていた。
津波で被災した家屋のトイレの便槽がそのままで、
嫌な臭いが立ちこめていた。
石巻や気仙沼で作業した人の話を聞いたら、あちらは魚の腐ったような
すさまじい臭いが立ちこめているいるとのことだった。
作業をしているうちに、こんなに高いところまで津波が押し寄せたなんて
想像もつかない。信じられないほど高いところまで津波が押し寄せたことがわかった。
たぶん津波の高さは優に10mは超えていたに違いない。
しかし、悪臭が漂う中、被災地の人々は暮らしている。
大変な生活だと思う。被災海岸部から隣接する内陸の街まで30kmはあるだろうから
日常に必要な食料や雑貨、生活物資が足りないのは容易に想像がつく。
被災地の近くでセブンイレブンが車でタバコや食料品を販売していた。
また、急遽こしらえた自動車のレンタル屋があり、被災地の人はそのレンタカーで
内陸の隣接都市に買い物に行くのだろう。
また、明日も被災地で復旧に必要な仕事がある。
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