私が前立腺炎になったのが、平成11年8月30日頃だった。
現場調査の仕事で他県の宿泊宿に泊まりながら、日中は現場調査で歩きまわり、
宿泊先旅館に泊まっての仕事だった。
宿泊旅館を転々とし、温泉旅館に泊まった際に濁った温泉に入って2日後に
2週間の現場作業を終えて、会社に4時間かけて戻る際に、車中でひどい尿意で大変だった。
帰宅したら、高熱が出て起き上がれなくなり、這ってトイレに行ったら
亀頭から膿が出てきて驚いた。
次の日、朝に近くの総合病院へ行ったら、急性前立腺炎と診断された。
今まで健康だったので晴天の霹靂だった。
そして5日くらい点滴を受けるために総合病院へ通い、抗生物質も1か月ほど飲んだと思う。
症状は2週間程度で終息したので、治ったと思い込んでいた。
ところが、1か月くらいすると、排尿時にヒリヒリする染みる痛みと夜間の疼痛がひどくなり
毎日朝まで痛みで眠れない、疼痛だけでなく椅子に座ると圧迫され苦しく、
仕事ができなくなり、退職した。
失意の中実家へ帰り、通院するも1年経過時は慢性前立腺炎と診断され、
痛みが治らない中で仕事に就くこともできず、人生に絶望して苦悶していた。
痛みや鈍痛、排尿痛がひどく、どのようにしても治らない。
鎮痛剤も2時間くらいしか効かなく、胃痛、腹痛、吐き気がひどい。
そのような中で、私はただ何もせずにいたのではない。
3年半の間試行錯誤し、最初は病院を3か所替え、いろんな治療を試みた。
鎮痛剤のロキソニンとセルニルトンで胃腸を悪くして、胃痛と腹痛、吐き気などに悩まされた。
もちろん排尿痛、疼痛がひどく、特に夜間に朝方まで眠れない。
一生仕事ができないし、お金もなくなり、本当、絶望して大変だった。
闘病中に10種類くらい、サプリメントを試した。
ストレッチや適度な運動もやった。
1カ月から2か月飲んでも効果が無いものばかりだったが、
そういえば、野菜サラダを食べた後の夜間に疼痛が少し和らいだ感じがした。
逆に酒やキムチ、カレーライスなど辛い食べ物、カップめんの食べ過ぎ、つゆだく牛丼も症状を悪化させた感じだ。
そこで、野菜を食べ、刺激物を抑制すればよいのではと考えた。
その当時、ケールの青汁のCMがテレビで流れていた。
3年いろんなことを試して試行錯誤して最後にやったことは、
1、ケールの冷凍青汁1か月分を購入して毎日飲んだ。
2、マスターベーションを控えた
3、夜間不眠なので、精神科で抗不安薬(安定剤)を処方してもらった。
4、アルカリ天然水を飲みはじめた。
5、カレーライスや香辛料入りの食べ物、禁酒とした。
すると、1カ月程度で排尿時の痛みや腰の重苦しさが和らいだ。
3カ月飲み続けたら、排尿痛がだいぶ楽になり、夜間の疼痛もほぼでなくなった。
そして、4か月後にはほぼ症状が消失し、5か月後に不景気で大変だったが
就職できて社会復帰できたのだった。
社会復帰したが地元で仕事が無く東京へ派遣社員として就職した。
その中で、仕事の残業が毎月130時間越えとストレスが凄まじかった。
そのような時に、またケールの青汁と精神科内科へ通い抗不安薬を処方してもらったら、
前立腺炎の症状が緩和されて、発病から今まで23年経過した。
今、現在は前立腺の症状はでない。
いったい私はあの当時、どうしてあんなに苦悶し、人生に絶望していたのだろうと思う。
今は、中高年じじいだがコロナでも希望がある。
でもコロナにかかり重症になり人口呼吸器つけて、身動きできなくなるのはごめんだ。
過去に命に別状のない慢性前立腺炎であれだけ苦しい経験をしたのだから。
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