最近、本屋で図解の脳の本を購入した。昔の本と違って図解の内容がより立体的になっていた。
私が脳科学を熱心に学習していたのは平成12年くらいまであったので、
最近の研究結果から以前は未確認であった内容が明らかになってきた。
その本は脳全般に関しての基本的な内容が記載されているが全般的に内容は薄かった。
だがその中で、ストレスの発生するメカニズムは最新の知識が盛り込まれていた。
そこで前立腺炎の症状に関係ありそうな内容のものを見つけた。
それは、痛みや恐怖や不安などの心理的なストレスを受けると、大脳辺縁系が興奮し、それが
「視床下部の室傍核」に伝わり、自己防衛本能惹起のための身体反応を造りだすために、
それが青斑核のノルアドレナリン作動性神経を興奮させ、
迷走神経に働いて膀胱が収縮したり頻尿などの尿意が生じるという内容のものだ。
これは何を意味するかと言えば、室傍核は視床下部という自律神経の中枢の脳の一部であり、
水分調節の神経脳であり尿意に関係するということである。
また、アドレナリン作動性神経の興奮は恐怖や不安感を増強させる神経でもあり、疼痛など不快感に関係すると思われる。
したがって、それらの神経を興奮させるコーヒーなどのカフェイン飲料は頻尿などを引き起こす泌尿器系統の疾患には悪いと考えられる。
上記で述べたとおり、快感や安らぎを阻害する不快な神経の過剰興奮によって、前立腺の不快症状が表面化したと考えられる。
だから、私は過去に強いストレスを数日受けると、その後前立腺症状が悪化したのだろうと推測された。
だから慢性前立腺炎治療の際に医師より処方された、抗不安剤によって症状が軽減し、
ケールの青汁によって身体の炎症が軽減したことで、
2年半もほとんど軽減しなかった症状がそれらの薬剤と青汁を組み合わせて飲むことでよくなったのだと理解できた。
また、整体院での定期的なマッサージで、緊張して固まった体をほぐし、血流の改善とリラックスによって、
体全体が楽になったのと同時に、精神的にもリラックスできたのがよかったのだと思う。
私の体質では上記の理由で慢性前立腺炎が改善したのだと思う。
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