2020年09月30日
食物繊維の多様な健康作用
食物繊維は野菜や果物など植物に含まれ、水溶性と不水溶性の2種類がある。
私が食物繊維に興味を持つのは、中性脂肪を低下させる働きがあるとの研究からだ。
食物繊維が中性脂肪を下げるメカニズムはこうだ。
肝臓で胆汁酸というものがつくられ、胃腸に排出されるが、食物繊維が胆汁酸を吸着するので
肝臓では更に多くの胆汁酸をつくる必要がでてくる。
その胆汁酸の原料が中性脂肪などの脂肪類ということだ。
食物繊維には胃腸では有害物質排除や消化器をきれいにするなど抗がん作用、血液浄化作用、腸内善玉菌増加作用など多様な健康寄与要素がある。
私はダイエットしつつコレステロール値を下げる食事制限や運動などのエネルギー消費なども行っているが
体重を落とすことは比較的簡単だが、特に悪玉コレステロールはなかなか下がらない。
毎日食物繊維を多くとればよいのだが経済的な理由や買い物など時間的なそうはいかないので、
野菜ジュースを飲むことで今は様子をみている。
ただ野菜ジュースも国産野菜を使用したものを選んで購入している。
なにせ、中国産の多くの冷凍野菜から基準値を超える有害成分が検出されたと厚生省が今年春に発表したばかりだからだ。