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プロフィール
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kobu
21年前、急性前立腺炎から慢性前立腺炎に移行し、1日中疼痛などがひどく眠れなくなり、会社を辞めて3年ほど試行錯誤の末、ケールの青汁をきっかけに、飲食物や安定剤のおかげでほぼ完治して復職し、再発なく現在に至ります。ケールの青汁が役立ったことを平成15年当時にHPを立ち上げて情報発信しましたがその当時は誰も信じてくれませんでした。
プロフィール

2020年04月23日

勝手な悲観はするな、あなたには希望がある


先日、仕事で大変不愉快な気分になり投げやりな気持ちになった。

その夜はイライラのため眠れなかった。

翌日、イライラした中で、ふと頭に突拍子のないことが浮かんだ。

「もし自分が突然失明し、両目が見えなくなったら自分の人生、精神状態はどうなるだろう」

こんな考えがふと浮かんだ。

現実の話、重い糖尿病になったりすれば失明することもあるし、交通事故などで

失明することもある。

私はずいぶん昔に交通事故で失明した人と会ったことがあり、話を聞いた経験がある。

その人の仕事は魚屋さんで、朝、市場に仕入れに向かう途中で交通事故に

あってしまい、両目を失明し、2年ほどはひどい失望状態に陥り、死にたい衝動に何度もなったことを

聞いた。その後、その方は針灸の専門学校でマッサージ師の資格をとり、マッサージ師として働いている。

私がもし突然失明したら生活はどうなるか、精神状態はどうなるかを考えてみた。

そうすると、想定しただけで相当な不都合が生じ、絶望状態とはこのようなことを言うのだということを理解した。

具体的には

1、視神経が損傷した場合、明暗も識別できないから、眠っていても起きていても目の前は真っ暗闇

2、昼か夜かも区別がつかなくなり、時計も見れないから時間感覚がわからなくなる。

3、部屋の中で何かを探すのもとても苦労する。

4、トイレに行って用をたすのも大仕事になる。

5、料理をつくることは不可能に近い。

6、インターネットで楽しい動画を見たりすることも検索することもできなくなる。

7、自宅内の部屋内移動もままならなくなる。

8、盲目では仕事につくことも困難になることから、収入がなく経済的に困窮する。

9、車の運転ができなくなるから、買い物にもいけなくなる。友人の家にも遊びにいけなくなる。

10、普通の人が楽しめる旅行は無意味になる。(美しい景色や芸術品を見れない)

11、何か調べたいことことがあっても、パソコンの画面が見れないから情報がはいらなくなる。

12、自分が創造できる可能性が著しく阻害され、未来に全く希望を感じなくなる。

13、リズム障害に陥り、朝昼の区別ができなくなり、体調が悪くなる。

14、当然ながらうつ病になる可能性が高まる。

15、毎日、死ぬまで家の中で終日過ごすこととなり、楽しい、幸福という感情がなくなる。

16、生きていること自体が苦しくなる。

17、運動が制限されるから、体力も一層低下する。

実際に失明したら上記で挙げた以外にも、多くの不都合と絶望感が死ぬまで続くことになるだろう。

そして、周囲や家族にも多くの苦労と迷惑をかけることになるだろう。

しかし、今の私は目が見える。見えることでやる気さえあればほとんどのことにチャレンジできるし

大きな可能性があると思う。

私は50歳近いので、最近、体力的にも疲れやすくなっており、少し自分の希望を見失いかけていた。

そのため、自分には可能性や希望、社会的な責務があるにもかかわらずそれを見落としていたと思う。

私はそのことに気づき、自分はイライラしたり、小さな自己中心的な感情に陥っていた過ちに気づいた。

私が今、目が見えることに気づいたとき、可能性と希望がまだまだあることに気づき、イライラした感情が一挙に吹き飛び

前向きな考えになり、積極的に仕事で頑張る気持ちになれた。

私は時々、客観的な自分のふとした発想がでてきて自分が自分に助けられることがあるのは

物事を客観的に見る習慣と、社会の中で苦労している人たちに会った経験の結果ではないかと思う。

人は認識のしかたや発想の転換によって、自分の感情をコントロールすることが可能なことがあることを知ってほしい。

もちろん、発想の転換を行うことで問題解決できないことも現実には多く存在するだろうが、

時には、自分を客観的に静かに内省してみることも大切ではないだろうか。