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21年前、急性前立腺炎から慢性前立腺炎に移行し、1日中疼痛などがひどく眠れなくなり、会社を辞めて3年ほど試行錯誤の末、ケールの青汁をきっかけに、飲食物や安定剤のおかげでほぼ完治して復職し、再発なく現在に至ります。ケールの青汁が役立ったことを平成15年当時にHPを立ち上げて情報発信しましたがその当時は誰も信じてくれませんでした。
プロフィール

2016年02月05日

禁煙外来で禁煙成功


今週は有名な元プロ野球選手が覚せい剤の所持と使用で逮捕され、テレビやネットで頻繁に報道された。

2年前には大物ミュジシャンが覚せい剤使用で逮捕され、現在は入院治療中であるとのことだった。

私も過去に禁煙の際に3か月にわたり、離脱症状に悩まされたが何とか禁煙に成功して現在に至り、

もう2度とタバコを吸ううことはないと思えるのに6か月以上を必要とした。

しかし、私はタバコを25年以上も吸い続けたため、禁煙外来で治療したにもかかわらず、離脱症状は大変だった。

過去に何度も禁煙にチャレンジしたが、すべて失敗に終わっていたが、近年での禁煙の成功はさすがに

生命の危機感を感じたのが大きかったと思う。

なぜなら、風邪もひいていないのに、頻繁に咳込み、朝は口に痰がでるようになった。

これはまずいと本気で思い禁煙外来を利用したが、それでも喫煙欲求が終息するまで長い期間を要した。

覚せい剤は脳内の快感物質のドーパミンを過剰に増やす働きで、高揚感や多幸感を経験するというが、

タバコのニコチンも同様にドーパミンを増やすことで満足感を得る仕組みは同じだ。

違うのは覚せい剤のほうが大変強烈な覚醒作用があるということで、脳内の神経組織が壊れるらしい。

つまり、覚せい剤をやめて10日もすると禁断症状で様々な精神症状や身体症状が発現するらしい。

ところがその際に覚せい剤を摂取すれば、たちどころにその不快な禁断症状が消えるという。

そのため、覚せい剤を一度経験すると脱することが難しくなるといわれている。

しかし、自分でも経験したが禁煙もかなりの苦しい離脱症状が伴う。

私の場合、精神症状として、ちょっとしたことでイライラしたり怒りやすくなる、情緒不安定になる、

タバコ吸引への強い渇望、不安感、憂鬱感、能動の減退、集中力の減退、気力の減退などがひどかった。

身体症状として自律神経症状が主体で、腹痛、下痢、吐き気、動悸、不整脈、頻尿、不眠症、肩こりなどなどが断続的に3か月も続いた。

3か月目以降も突発的に上記の症状が現れ、大変つらい思いをして何とか禁煙に成功した経緯がある。

今は全くそれらの禁断症状はない。

それが覚せい剤の場合、脳内の細胞組織が壊れるそうだから、薬を辞めても症状が改善するどころか、

ますます悪化するとのことで、最近のネットニュースで先出の大物ミュージシャンは昨年12月頃から夜中に奇声をあげたり

幻聴や被害妄想がひどくなって、家族も手に負えなくなり精神病院の隔離病棟に入院させられたとのことだ。

たぶん、覚せい剤などの薬物の離脱症状の苦しさは禁煙とは比べものにならないほど大きいことは確実だろう。

今回逮捕された元野球選手も検察に10日も拘留されたら、覚せい剤後遺症が出始め苦しむことになるなるだろう。

今回の事件で多く国民が覚せい剤等の麻薬の恐ろしさを知るきっかけになっただろう。

覚せい剤と比べれば、禁煙のほうがはるかに楽だし十分可能であると思う。