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21年前、急性前立腺炎から慢性前立腺炎に移行し、1日中疼痛などがひどく眠れなくなり、会社を辞めて3年ほど試行錯誤の末、ケールの青汁をきっかけに、飲食物や安定剤のおかげでほぼ完治して復職し、再発なく現在に至ります。ケールの青汁が役立ったことを平成15年当時にHPを立ち上げて情報発信しましたがその当時は誰も信じてくれませんでした。
プロフィール

2020年10月24日

悪玉コレステロールはやはり体に悪い


先日、友人のお父さんが突然亡くなった。

死因は脳梗塞だった。

高齢者になっても元気でパークゴルフや趣味に興じており、痴呆症状もなく元気だったのに残念である。

脳梗塞や心筋梗塞の原因は動脈硬化であり、動脈硬化になると血管内部が狭くなったり、閉塞して突然死に至ることが多い。

動脈硬化と高血圧が重なると脳梗塞や心筋梗塞になるケースが急増すると言われている。

よって、動脈硬化の引き金になる悪玉コレステロール値が高いことは体に悪いとされ、

健康診断の検査項目になっている。

通常140を超えると高脂血症ということで、中性脂肪が高いよりも動脈硬化を促進し、

また、血管内にへばりつきプラークをつくり、血管が脆くなり破れて、

最悪の場合、心臓疾患や脳出血で突然死を招くリスクが大きいことが知られている。

そのような中で、ある週刊誌記事では悪玉コレステロールは体内ホルモンをつくるために必要な物質だから

心配する必要はないという主張の記事が掲載されていた。

週刊誌での主張は、体内ホルモンの原料にはなるため悪玉コレステロールは必要で心配する必要がないという趣旨だった。

しかし、それはちがうと自分の周辺で肥満や高脂血症など血管系の病気で亡くなったり半身不随になっている人を見て思う。

よくよくいろんな本を読んでみると、悪玉コレステロールでも酸化されていない悪玉コレステロールは

確かに体内ホルモンの原料になったり必要だが、ほとんどの悪玉コレステロールは酸化悪玉コレステロールで体に悪いとの論文がほとんどだ。

ほとんどの人は酸化悪玉コレステロールの値が高いことは血管に起因する心臓疾患や脳梗塞や脳出血のリスクを高めるだけだということだ。

特に中高年ではコレステロール値が極端に低いために体内ホルモンが低下しての健康リスクよりも、

悪玉コレステロールが高いことで健康を害するほうが高いと思う。

よって、私は悪玉コレステロールを減らそうと努力することは無駄なことではない。

しかし、一度高くなった悪玉コレステロールはなかなか減らない。

自分が試した中で効果があった方法は、歩くなど適度な運動で油脂分をエネルギーとして消費し

食事で野菜ジュースを多く飲んだり、わかめなど海藻を食べたりが悪玉コレステロール値の値が低減した。

それと、カフェインレスコーヒーやコエンザイムQ10、ビタミンE含有食品など抗酸化作用のあるサプリや飲み物がよかったと思う。

人それぞれ自分の体質に合った方法があるので、高脂血症や肥満の人は年に何回かは血液検査を受けてチェックする必要があると思う。

悪玉コレステロール値は自分の血管の異常を知る指標の手段だといえそうだ。

私も悪玉コレステロールが高いので、最近は食物繊維を多く含む食品を多く食べるようにしている。

食物繊維を多く摂取すると食物繊維が胆汁酸をからめとり、体外に多く排出されて徐々に

悪玉コレステロールが減って行くと医学の知見がある。