2016年06月21日
室内で腕立てふせでも毎日やればちがう
中年の私が最近、テレビを見ていて元気が自然に出る方法を思いついたのでここ3日前からやり始めた。
そのヒントになったのはテレビで相撲部屋での朝稽古の場面を見ていたことだった。
若手の相撲力士があんなに体が太っているのに、腹を地面につけるほど腕を曲げて腕立て伏せをしているのに驚いたことだった。
そこで、もう久しく行っていない腕立て伏せを行ってみた。
すると、中年太りで体重が増えたことと長らく筋力を使わなかったこともあって、若いころに30回は立て続けにできた腕立て伏せが5回しかできなくなっていた。
更に腹筋は若いころ腕を頭の後ろに回して40回はできたものが、とても腕を頭の後ろにしてなど腹筋は1回もできなかった。
腕立て伏せを行おうと四つん這いで腕を立てると、腹の周りがぜい肉で重くなっているため、背筋が重みに耐えかねて背中の筋肉が痙攣して体がぶるぶると震える始末であった。
そのような中で最初はやっと3回腕立て伏せができた。
腕立て伏せを行おうと腕を曲げると腕がぶるぶる震えて体が重くなったことが手のひらの圧力で実感し、その体制から腕を伸ばそうとする際に気力が必要である。
このときに忘れていたことが思い出された。
そういえば、全力で筋肉に力を入れようとするときノルアドレナリンが分泌されることと、継続して毎日肉体付加がかかる筋肉運動を続けると男性ホルモンであるテストステロンが分泌されることを忘れていた。
近年の脳科学の研究結果からテストステロンが減少するとストレス耐性が弱くなることと老化現象が促進されることがわかってきている。
ノルアドレナリンの分泌低下は元気や気力の低下につながることは脳科学を知らない人も知っているはずだ。
私はいままで、頭でっかちになっており食事などでテストステロン分泌を保持することへの思い込みがあった。
その過ちに気づき、狭い自宅の部屋でも簡単に短時間にできる元気を出す方法を見つけた。
これを行う時間は相撲の6時からの朝稽古を見習い、起床時間を15分ほど早めて、朝に10回ずつの腕立て伏せと腹筋10回を2セット行うことを続けてみることにする。
この習慣をしばらく続けてみようと思う。
そういえば老人になっても気力体力があまり衰えない人の多く日中の農作業、仕事などで体を適度に動かしていいる人が多いと思う。
それに比べ、管理職や頭脳労働者のように肉体労働を行わずに汗をかかない人の多くがうつ病や自律神経失調症にかかりやすい傾向があると今までいろんな人々に会ってきて経験的に感じる。
あるデータによると60歳以降も健康な人の多くが40歳代から50歳代にかけて適度に強めの運動している人が多いという研究結果もある。
その健康とは循環器系、骨そそうしょう、老年期うつ病、などなど多岐に関係している。
今、私の年代の人間が将来を考えたときやらなくてはいけないこと、それは筋力運動だと思う。
いくら健康食品で必要な物質やビタミン、アミノ酸を摂取しても運動しなくては意味がないと思う。