2023年10月21日
新井監督が松田オーナーに今季終了の報告。
【広島】新井監督がオーナー報告「みっちりと鍛えます」FA熟考の西川龍馬には自らラブコール
10/21(土) 18:08配信
日刊スポーツ
広島新井貴浩監督(2023年10月20日撮影)
広島新井貴浩監督(46)が21日、マツダスタジアム球団事務所で松田元オーナーに今季終了の報告を行った。
下馬評が低かった中で、リーグ3連覇を果たした18年以来5年ぶりにAクラスに導く手腕を高く評価され、「感情豊かでクールな面もある。情熱を持った完成品。まだまだ可能性を持った完成品」とたたえられた。だが、新井監督は「昨日の今日なので正直まだ総括しきれていない。まだ全然悔しい」と、前夜のCS敗退を消化できていない様子だった。
30日の秋季練習から、2年目の来季に向けて始動する。テーマは若手の底上げ。松田オーナーにも「そこでしっかりと、みっちりと鍛えます」と宣言。選手には「練習を休んでいては上達しない。たくさん汗をかいてもらおうかな」と“鍛錬の秋”を予告した。
また、球団との契約交渉でマツダスタジアムを訪れた西川には指揮官自ら残留のラブコールを送った。FA権を取得した昨オフは、新井監督就任が権利を行使しない理由となったが、今オフは“フェーストゥフェース”で「自分の気持ちを彼に伝えました」。直接交渉が、来季へ向けた初仕事となった。
カープの2023年シーズンは昨日のCSファイナルステージ敗退で終了しました。
今季のカープは各解説陣がリーグ5位または最下位の予想で、カープが優勝するという予想は、達川光男さんと里崎智也さんしかいませんでした。そんな下馬評が低かった中で、5年ぶりにAクラス(2位)になりました。クラスマックスシリーズもファーストステージはDeNAを2勝で破り、ファイナルステージも善戦しましたが、阪神に0勝4敗で敗退となりました。しかし、ドリヨシはここまでチームが頑張ってくれるとは予想していませんでした。
その飛躍の要因に新井監督の存在が大きかったと思います。歴代の監督の中で、新井監督のような人はいなかったでしょう。チームの中では兄貴的な存在で、コミュ力に長けており、求心力があります。若手選手がのびのびとプレーをして、チームの底力が上がったと思います。来季のカープの戦いが益々楽しみになってきますね。
さて、チームは30日から秋季練習が始まります。
若手選手の底上げをテーマに厳しい練習が待っているようです。また、FA権を取得した選手との残留交渉が始まります。注目される選手は西川選手の動向です。その西川選手は今日、マツダスタジアムで打撃練習をしました。室内練習場のマシンを150キロに設定し、阪神の守護神の岩崎投手を想定して打ち込みました。昨日の試合、2−4で迎えた9回表、2アウト1、2塁でレフトフライに終わり、西川選手が最後の打者となりました。よほど悔しかったのだと思います。この様子から見ると、西川選手はカープに残留すると思われます。新井監督からも対面でラブコールを送られたようなので、来季も日本一目指してカープで戦ってくれることでしょう。
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