2024年09月23日
23回戦@バンテリンドーム 広島1−2中日 森下投手中日涌井投手に2ベースから決勝点許し9敗目。矢野選手が22球粘る日本記録も実らず敗戦。再び4位転落。
広島 17年ぶり敵地9連敗 9月は4勝15敗の大失速 八回は代走・羽月が本塁憤死、新井監督「相手が『ここしかない』というところに投げてきた」
9/22(日) 22:27配信
デイリースポーツ
7回、選手交代を告げに向かう新井監督(撮影・山口登)
「中日2−1広島」(22日、バンテリンドーム)
広島が今月初の連勝を逃して再び4位に転落した。今月は4勝15敗、ビジターゲームは17年ぶりの9連敗を喫した。
先発・森下は同点の五回1死で涌井の二塁打からピンチを招き、村松に勝ち越し適時打。6回6安打2失点で、いずれも自己ワーストの5連敗で9敗目となった。八回は1死二塁で矢野が右前打を放ち、代走の二走・羽月が一気にホームを狙うも、細川の好返球で本塁憤死。バンテリンドームでは11試合連続3得点以下となった。以下、新井貴浩監督(47)の談話。
−森下は6回2失点で9敗目。
「本人が分かっていると思う。中5日でゲームをつくってくれた」
本人も勝ち星から遠ざかっている現状。
「コーチ、アナリストと毎回映像を見て話し合いながら、修正しながらマウンドに上がっていると思う。今日の投球を見ても、これまでの何試合かよりはちょっと本人も兆しが見えてきているんじゃないかなと」
−矢野は粘り強い。
「すごく気迫を感じた打席だったと思う」
−打線は初回にいい形で先制したが、追加点が奪えなかった。
「(八回の場面は)相手が『ここしかない』というところに投げてきたのでね。あそこはしようがないと思うし、うん。そこに行くまでの形はつくれていると思うので、あと1本というところはまた明日も期待したい」
−次打者が秋山だったが、攻めた。
「羽月を出しているからね。相手がピンポイントでそこに投げてきたので、やっぱり相手がいい送球だったと思います。少しでもそれていれば、というところだったと思うので」
昨日素晴らしい勝ち方をしたカープですが、その勢いを今日につなぐ事は出来ませんでした。どうしてバンテリンドームで試合をすると、カープの雰囲気は重たくなるのでしょうか?不思議でなりません。
先制したのはカープでした。1回表、中日先発の涌井投手に対し、先頭の野間選手がレフト前ヒット、矢野選手が送りバントを決めて1アウト2塁に。2アウト後、小園選手がレフト前タイムリーを放ち、1点を先制しました。
先発の森下投手はここまで4連敗中と内容が良くありません。2回裏、先頭の中日細川選手にストレートの四球を与え、宇佐見選手にライト前ヒットで1、3塁とされ、鵜飼選手のセカンドゴロの間に1点を失い、1−1の同点とされました。先頭打者にストレートの四球を与えたのがそもそもダメですよね。
そして5回裏、1アウトから中日涌井投手にレフトへの2ベースを許し、2アウト後、村松選手にライト前へタイムリーを浴びて1−2と逆転を許しました。今季ノーヒットの中日涌井投手にヒット、それも長打を浴びたのは全くの想定外でした。森下投手の中に油断があったのは間違いないと思います。ど真ん中のカットボールを痛打されています。変化球のキレが悪かったのも言えそうです。
結局試合はこのまま1−2で敗戦となりました。
貯金は2となり、今日はDeNAが勝利したため、入れ替わって4位に転落しました。あまりにも打線が悲惨です。2回以降はわずか2安打に終わりました。中日涌井投手に4月以来の3勝目を献上しました。ドリヨシ的には涌井投手は攻略可能なピッチャーだと思っています。その涌井投手に6回3安打1得点に抑えられたのは恥ずべきだと思います。
なお、今日の試合で、矢野選手が6回表1アウトからの打席で、日本記録となる22球を粘って四球をもぎ取りました。カープの他の野手の皆さんには、この粘る姿勢をもっと見せてほしいですね。今季は空振り三振、見逃し三振があまりにも多いように感じます。
明日はデーゲームです。カープの先発は森投手です。前回阪神戦では6回3安打無失点と好投しています。明日の試合は期待していいと思います。中日は松木平投手です。今季広島戦は初登板です。防御率4.54ですから、打ち崩さなくてはなりません。しかし、今日の打線の状態を見ると…。なんとかしてほしいですね。
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