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【広島】3連敗でCSファイナルステージ敗退 5年ぶりの日本シリーズ出場ならず
10/20(金) 22:03配信
日テレNEWS NNN
広島・床田寛樹投手からタイムリーを放つ阪神・坂本誠志郎選手(写真:時事)
◇プロ野球セ・リーグクライマックスシリーズファイナルステージ第3戦 阪神4-2広島(20日、甲子園)
広島は阪神に3連敗でクライマックスシリーズファイナルステージ敗退となりました。
前日には痛いサヨナラ負けを喫し、2連敗で後がなくなった第3戦。4回に坂倉将吾選手のタイムリーヒットで3試合連続で先制に成功するものの、直後に先発・床田寛樹投手がノイジー選手、坂本誠志郎選手に2本のタイムリーを浴び、試合は1点を追いかける展開に。それでも粘り、5回には4番堂林翔太選手の犠牲フライで同点に追いつき、試合を振り出しに戻します。
しかし6回、2アウトからまたも坂本誠志郎選手にタイムリーヒットを浴び勝ち越しの1点を献上。続く7回には代わった矢崎拓也投手がヒットと申告敬遠とフォアボールで満塁のピンチを招くと、3番森下翔太選手に痛恨の押し出し四球を与え、重い2点目がのしかかりました。
終盤チャンスを作るも、阪神投手陣を打ち崩すことはできず。3連敗で5年ぶりの日本シリーズ進出は果たすことができませんでした。
CSファイナルステージは、阪神に3タテを食らって敗退が決まりました。ドリヨシ的には、1勝、2勝はしてくれると期待していましたが、残念で仕方ありません。この悔しさをどこにぶつけていいのやら…。
打線は4回表2アウトから上本選手、秋山選手、坂倉選手の3連打で1−0と、3試合連続で先制点を奪いました。
しかし、その直後の4回裏、先発の床田投手が、阪神ノイジー選手、坂本選手の連続タイムリーを浴びてすぐに1−2と逆転されました。
それでも5回表、1アウト1、3塁から堂林選手がレフトへ犠牲フライを放ち、2−2の同点に追いつきました。
ところが床田投手は6回裏2アウト2塁から、阪神坂本選手にライト前へタイムリーを浴びて2−3と勝ち越されました。床田投手は6回5安打3失点で降板しました。今日の床田投手は悪くなかったと思います。甲子園の完全アウェーの雰囲気に飲み込まれてしまった感じでしょうか。
7回裏は2番手の矢崎投手が登板しましたが、1アウト満塁のピンチを招き、阪神森下選手に痛恨の押し出し四球を与え、2−4とリードを広げられました。
打線は8回表、2アウト1、2塁のチャンスを作りましたが、代打松山選手の飛球をライトの阪神森下選手に好捕され、得点なりませんでした。
打線は阪神を上回る二桁の10安打を放ちましたが、5回以降、追加点を奪えず3試合続けて逆転負けを喫して、1勝もできずにCSファイナルステージで終戦を迎えました。
投手陣は3試合で計10失点と踏ん張りましたが、打線は計4点しか奪えず、阪神に力の差を見せつけられた形になりました。
全国津々浦々のカープファンの皆さん、そして、甲子園で全力応援されたカープファンの皆さん、本当にお疲れ様でした。監督、コーチ、選手、スタッフの皆さんも今シーズンお疲れ様でした。
今季のカープの総括は後日あらためてしますが、前年リーグ5位から今季2位に飛躍したのは大収穫だと思います。今季クライマックスシリーズを戦った事で、カープの若手の選手の皆さんは貴重な経験をしたと思います。来季に向けた課題も見つかったはずです。来季は6年ぶりのリーグ優勝と、40年ぶりの悲願の日本一を目指して頑張って欲しいですね。
そして、残念な話ですが、現地甲子園で女性のカープファンが阪神ファンに殴られるという事があったそうです。どういういきさつかはわかりませんが、絶対にあってはならない事であり、断固として抗議いたします。野球という競技は相手チームがあってできる訳で、相手チーム及び相手チームのファンには敬意を表さないといけないのに、残念でなりません。元々ドリヨシはこの観点から、「あと1球コール」や、横浜スタジアムでの「六甲おろし合唱事件」という、一部の阪神ファンの応援マナーの悪さに疑問を持っています。阪神ファンの皆さんを敵視している訳ではありませんが、このような事が起これば、日本シリーズで阪神を応援したくない感情が湧いてきます。
兎にも角にも、今季の広島東洋カープの試合は終わりました。選手の皆さん、しばらくゆっくりしてくださいね。