2024年06月23日
10回戦@バンテリンドーム 広島1−2中日 島内投手が中日カリステ選手に決勝タイムリー浴びる。打線は10残塁で得点は石原選手の犠飛のみ。玉村投手6回1失点粘投も2勝目ならず。
広島 先発・玉村が6回6安打1失点で降板 三回に先制点献上も尻上がりの投球 援護乏しく2勝目はならず
6/23(日) 15:44配信
デイリースポーツ
先発し力投する玉村(撮影・市尻達拡)
「中日−広島」(23日、バンテリンドーム)
広島の先発・玉村昇吾投手が6回6安打1失点、84球で降板した。2勝目はお預けとなった。
今季5度目の先発登板。序盤から球が高く、二回には2安打で1死一、二塁のピンチを迎えるも宇佐見を内角低めの直球で遊ゴロ併殺打に仕留めて無失点で切り抜けた。しかし、三回に先頭・村松に左前打を許すなどして2死二塁にされると、板山に高めに浮いたチェンジアップをたたかれて先制の中前適時打を許した。
以降は失点を与えず、相手先発・松葉との投手戦を展開した。六回は板山、高橋周、細川の上位打線を三者凡退に封じ、七回の攻撃で代打を送られて降板となった。その七回は2死一、三塁まで好機を拡大させるも、上本が斉藤に対して空振り三振に倒れて勝ち越すことができなかった。
玉村は前回登板の15日・楽天戦で6回3失点で今季初勝利を挙げていた。
どうしてバンテリンドームで試合をすると、重苦しい雰囲気になるのでしょうか。今日の試合も終始重苦しい雰囲気が漂っており、カープらしい野球が出来ていません。これは本当にまずいですね。今日も中日に競り負けました。
試合は前日に左太ももを痛めた末包選手はベンチに。スタメンは1番センター秋山選手、2番ライト野間選手、3番レフト上本選手、4番サード小園選手、5番ファースト堂林選手、6番キャッチャー石原選手、7番セカンド菊池選手、8番ショート矢野選手、9番ピッチャー玉村投手のオーダーを組みました。
中日の先発の松葉投手に対し、1回表、秋山選手はピッチャーゴロ、野間選手はセカンドゴロ、上本選手が死球も小園選手はセカンドゴロに倒れました。
先発の玉村投手は今季5度目の登板で、試合前まで1勝2敗、防御率3.60。前回の6月15日の楽天戦は6回0/3を8安打3失点で今季初白星を挙げました。中日戦は今季初登板でした。
玉村投手は1回裏1アウトから中日板山選手にショート内野安打、高橋周平選手をサードフライ、細川選手の打席で中日板山選手の2盗を石原選手が封殺し打者3人で終わらせました。
2回表の攻撃で先頭の堂林選手がセンター前ヒットも石原選手が見逃し三振、菊池選手がライトファウルフライ、矢野選手は空振り三振と得点圏にランナーを進められません。
玉村投手は2回裏、先頭の中日細川選手と福永選手にヒットを許し1アウト1、2塁とされましたが宇佐見選手をショートゴロ併殺打に打ち取りました。
玉村投手は3回裏も先頭の中日村松選手にレフト前ヒット、松葉投手のショートゴロで1アウト2塁に。カリステ選手レフトフライも板山選手にセンターへタイムリーを弾き返され0−1と先制されました。玉村投手には何としても先制点を与えないように全力で抑えて欲しかったですが、残念です。インコースに厳しく攻めて欲しかったです。
4回表の攻撃で先頭の上本選手がショート内野安打、小園選手がセンターフライ、堂林選手が四球で1アウト1、2塁に。石原選手は空振り三振、菊池選手のサードゴロは中日高橋周平選手が失策し2アウト満塁としましたが、矢野選手は空振り三振に倒れました。
玉村投手は4回裏も先頭の中日細川選手にライト前ヒットもディカーソン選手、福永選手、宇佐見選手を抑えました。6回表の攻撃で1アウトから小園選手がセンター前ヒット、堂林選手のライト前ヒットで1アウト1、3塁から石原選手がセンターへ犠牲フライを放ち、1−1の同点に追いつきました。堂林選手のライトへの狙い打ちは見事でした。
玉村投手は6回裏、中日板山選手をレフトフライ、高橋周平選手を空振り三振、細川選手をセンターフライに打ち取りました。玉村投手は6回を84球、6安打、無四死球、3奪三振の1失点(自責1)で降板しました。粘りのピッチングを展開し、6安打されましたが、全てシングルヒットでした。勝ちをつけてあげたかったですね。
7回表の攻撃で矢野選手が四球、代打の宇草選手は送りバント、秋山選手はセカンドゴロ、野間選手が四球で2アウト1、3塁で上本選手は空振り三振で勝ち越せませんでした。
7回裏は2番手の塹江投手が中日ディカーソン選手と福永選手を連続空振り三振、宇佐見選手をショートゴロに打ち取りました。
8回表の攻撃は1アウトから堂林選手がこの日3本目のセカンド内野安打、石原選手はライトフライ、菊池選手が四球で2アウト1、2塁も矢野選手は空振り三振で勝ち越せませんでした。この場面、代打に松山選手を送り込んでも良かったのではないかと思いました。しかし、新井監督は矢野選手にかけたのでしょうね。今でもどちらが正しかったか、悩めるところです。
8回裏は3番手の島内投手が中日山本選手に四球、続く岡林選手に送りバントを決められ1アウト2塁から中日カリステ選手にレフト前にタイムリーを運ばれ、1−2と勝ち越されました。カリステ選手に21日にも床田投手が決勝弾を浴びています。最近の島内投手は不安定ですね。先頭の中日山本選手に簡単に四球を与えてしまったところが今日の試合のポイントだったと思います。それにしても、中日カリステ選手にあまりにも打たれ過ぎです。白濱スコアラーと菊地原、永川両投手コーチと、石原バッテリーコーチはしっかり対策を練らないといけません。
9回表の攻撃は中日の守護神マルティネス投手にわずか5球で代打の松山選手、秋山選手、野間選手が凡退し得点を奪えず試合終了しました。島内投手は4敗目(4勝)。島内投手はしばらくの間配置転換
した方がいいのではないかと思います。ドリヨシ的には、黒原投手か、いずれ1軍に復帰するハーン投手をセットアッパーに起用すべきかと考えています。
チームは5カードぶりの負け越しとなり、33勝27敗4分けの貯金6となりました。また、今季中日戦は3勝6敗1分けとセ・リーグで唯一の負け越しです。
さて、明日は試合はありません。あさってからはマツダスタジアムでヤクルトとの3連戦です。ヤクルトも交流戦から調子を上げて来ているので、油断禁物です。カード勝ち越せるように、頑張って欲しいと思います。
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