2024年06月28日
9回戦@マツダ 広島4−3東京ヤクルト(9回サヨナラ) 9回2アウトから坂倉選手が逆転サヨナラタイムリー!石原選手13球粘って執念の四球!矢崎投手が今季初勝利!
広島が劇的な逆転サヨナラ勝ち 9回2死から坂倉がV打 石原執念の四球でつなぐ
6/27(木) 21:00配信
デイリースポーツ
9回、サヨナラ2点タイムリー二塁打を放った坂倉は新井監督と熱い抱擁を交わす(撮影・市尻達拡)
「広島4−3ヤクルト」(27日、マツダスタジアム)
広島が逆転サヨナラ勝ちで3連勝を飾った。
1点を追う九回、ヤクルトの守護神・田口から上本が安打で出塁。2死二塁と追い込まれたが、6番の石原が13球目まで粘った末、四球を選んだ。2死一、二塁から坂倉が放った打球は左前へ。左翼手・山崎のダイビングキャッチが届かず、ボールが後方へ転々とする間に一走・大盛が生還。劇的なサヨナラ打となった。
今日の試合は最後の最後までわからない展開でした。それにしても、今季カープが初のサヨナラ勝利だったのは意外でした。
今日は1回から試合が動きました。先発のアドゥワ投手は1回表、1アウトからヤクルト山崎選手と長岡選手の連打で1アウト1、3塁のピンチを招きました。続くヤクルト村上選手のショートへの深いあたりへのフライを小園選手が落球し、3塁ランナーが生還して1点先制されました。今日はショートに小園選手が入りましたが、もし矢野選手だったらと思ったのはドリヨシだけでしょうか?
直後の1回裏、ヤクルト先発の石川投手に対し、先頭の秋山選手がセンター前ヒット、続く野間選手のピッチャーゴロを、石川投手が2塁へ悪送球し、ノーアウト1、3塁のチャンスとなりました。上本選手はセンターフライでしたが、小園選手がセカンドゴロを放ち、その間に3塁ランナーが生還し、1−1となりました。
アドゥワ投手は2回以降5回まで、アドゥワ投手の持ち味の動く球でヤクルト打線を打たせて取るピッチングが続きました。
打線は5回裏、1アウトから菊池選手がカウント2−2からレフトスタンドへソロホームランを放ち、2−1と勝ち越しました。
アドゥワ投手は6回表もヤクルト山崎選手をファーストゴロ、長岡選手をショートゴロ、村上選手を空振り三振に取り、3者凡退に抑えました。
しかし、7回表、1アウトからヤクルト武岡選手のセカンドゴロの打球を菊池選手がまさかの後逸で、1アウト1塁となりました。続くオスナ選手がセンター前ヒットで1、2塁とされ、ヤクルト松本選手にレフトへのタイムリー2ベースを浴びて2−2となりました。オスナ選手に対しても、松本選手に対しても、追い込んだカウントから、決め球が甘く入ってしまって痛打されました。アドゥワ投手の今日の反省点ですね。ここで2番手の塹江投手に代わりましたが、なお1アウト2、3塁からヤクルト代打山田選手にセンターへの犠牲フライを許し、2−3と逆転を許してしまいました。しかし、2塁ランナーのヤクルト松本選手は3塁へタッチアップしましたが、3塁でタッチアウトになり、3アウトになりました。この3塁走塁死はカープにとっては大きかったですね。
打線はヤクルトのリリーフ陣(大西投手、木澤投手、山本投手)に対し、8回まで得点なりませんでした。
そして、2−3のまま9回裏を迎えました。ヤクルトは守護神の田口投手が登板しました。先頭の上本選手がライト前ヒットで出塁。小園選手が送りバントを決めて1アウト2塁に。堂林選手は空振り三振で2アウト2塁に。続く石原選手は最初追い込まれましたが、なんとファウルで13球粘って四球を勝ち取りました。ドリヨシは今日のMVPは石原選手だと思っています。2アウト1、2塁となり、1塁ランナーは大盛選手に代わりました。
そして続く坂倉選手がカウント2−1から、レフトへの詰まった飛球を放ち、レフトのヤクルト山崎選手がダイビングキャッチを試みましたが、捕球できず、打球が後ろを転々としている間に、2者が生還して逆転サヨナラ勝利となりました。
チームはこれで3連勝とし、ヤクルトに対し同一カード3連勝となりました。36勝27敗4分けで、貯金は今季最多の9となりました。2位阪神に3.5ゲーム差になりました。
さて、明日からは東京ドームで読売との3連戦です。明日のカープの先発は床田投手です。ミスターフライデーの床田投手は、必ずやってくれるでしょう。7回1失点でまとめて欲しいですね。読売は戸郷投手です。カープ打線は戸郷投手をそんなに苦手にはしていないので、3点は取れると思います。
この記事へのトラックバックURL
https://fanblogs.jp/tb/12606395