2024年06月25日
7回戦@マツダ 広島3−0東京ヤクルト 森下投手が初のマダックスで完封勝利&今季2度目の猛打賞!打線は相手のミスに乗じて會澤選手が貴重な2点タイムリー!
【データ】広島森下暢仁「猛打賞+100球未満の完封」は68年西鉄稲尾以来56年ぶり
6/25(火) 21:49配信
日刊スポーツ
広島対ヤクルト お立ち台でポーズを決める森下(左)と会沢(撮影・加藤孝規)
<広島3−0ヤクルト>◇25日◇マツダスタジアム
広島森下暢仁投手(26)が今季2度目の猛打賞をマークし、投げてはヤクルト打線を2安打に抑えて完封。6勝目を挙げた
◇ ◇ ◇
▼広島森下が5月4日DeNA戦に次いで今季2度目の猛打賞をマークして完封勝ち。「猛打賞+完封」は10年4月23日中沢(ヤクルト)以来だが、この日の森下は91球で完封勝ち。「猛打賞+100球未満の完封」は68年9月1日稲尾(西鉄)が近鉄戦で本塁打含む3安打を放って99球で完封して以来、56年ぶり。また、投手がシーズン2度の猛打賞は02年ムーア(阪神)が4月6日ヤクルト戦と8月14日横浜戦で記録して以来となり、日本人投手では85年川口(広島)が7月5日阪神戦と9月29日中日戦で記録して以来、39年ぶり。
今日は森下投手と會澤選手のバッテリーによる勝利だったと思います。新井監督も森下投手を絶賛していました。6回裏のヤクルト長岡選手の落球がなかったら、0−0の息詰まる展開が続いていたかもしれませんが、カープサイドから見れば、本当にラッキーでした。
先発の森下投手は今季10度目の登板で、試合前まで5勝3敗、防御率1.82。前回の6月12日の西武戦(ベルーナドーム)は今季最短5回を7安打、今季ワースト5失点(自責5)で負け投手になりました。今季のヤクルト戦は2度目で、前回の5月15日(松山)は6回を8安打1失点(自責1)で負け投手でした。
森下投手は1回表、ヤクルト西川選手をセカンドゴロ、丸山選手を空振り三振、長岡選手をセンターフライと3人で退ける立ち上がりでした。
スタメンは末包選手と矢野選手がベンチ。1番センター秋山選手、2番ライト野間選手、3番レフト上本選手、4番ショート小園選手、5番ファースト堂林選手、6番セカンド菊池選手、7番サード二俣選手、8番キャッチャー會澤選手、9番ピッチャー森下投手のオーダーを組みました。
ヤクルトの先発の高橋投手に1回裏1アウトから野間選手がファースト内野安打も上本選手はレフトフライ、小園選手はピッチャーゴロに倒れました。
森下投手は2回表1アウトからヤクルトサンタナ選手にレフト前ヒットも山田選手、オスナ選手を打ち取り3回表は3者凡退に抑えました。3回裏の攻撃で1アウトから森下投手がライト前ヒット、秋山選手のショートゴロでランナーが入れ代わりましたが野間選手はファーストゴロに終わりました。
森下投手は4回表、ヤクルト丸山選手、長岡選手、村上選手の上位打線を3人で抑えました。4回裏の攻撃で2アウトから堂林選手のヒット、菊池選手のツーベースで2、3塁も二俣選手はキャッチャーゴロで得点を奪えませんでした。この場面、2アウト1塁から、菊池選手が右中間に2ベースを放ちましたが、1塁ランナーの堂林選手が本塁へ生還せず、3塁で止まってしまいました。ヤクルトの右中間からの中継が乱れそうな状態の中で、3塁コーチの赤松コーチがなぜ堂林選手を止めたのか、ドリヨシは意味がわかりません。2アウトでもあるので、堂林選手は一か八かで本塁に突入して欲しかったです。
森下投手は5回表もヤクルトサンタナ選手、山田選手、オスナ選手を全て内野ゴロに打ち取りました。
打線は5回裏1アウトから森下投手が再びセンター前ヒットも秋山選手はセンターフライ、野間選手はセカンドゴロに終わりました。
森下投手は6回表、先頭のヤクルト松本選手に右ライト前ヒット、高橋投手に送りバントを決められ1アウト2塁のピンチに。しかしヤクルト西川選手をサードゴロ、丸山選手をショートゴロに打ち取りました。
6回裏の攻撃で先頭の上本選手がセンター前ヒット、小園選手が送りバントを決め堂林選手の四球で1アウト1、2塁に。菊池選手は見逃し三振も二俣選手のショートフライをヤクルト長岡選手が落球し、2塁ランナーの上本選手が生還し、1−0と先制しました。なおも2アウト2、3塁から會澤選手がレフトへ2点タイムリーを飛ばし、3−0としました。
森下投手は7回表、ヤクルト長岡選手、村上選手、サンタナ選手のクリーンアップを3者凡退に抑えました。森下投手は8回表もヤクルト山田選手をレフトフライ、オスナ選手をセカンドゴロ、松本選手をショートゴロに打ち取りました。
森下投手は9回表は代打のヤクルト青木選手をセカンドゴロ、西川選手をレフトフライ、丸山選手をセカンドゴロで締めました。森下投手は9回を投げ91球、2安打、無四死球、4奪三振の無失点で今季初、自身6度目の完封勝利で6勝目(3敗)を挙げました。
これでチームは34勝27敗4分けの貯金7とし、2位の阪神と読売とは3ゲーム差としました。
明日のカープの先発は九里投手です。前回の13日の西武戦では、9回をわずか2安打に抑えて完封勝利を収めました。昨季はヤクルト戦でも完封をマークした九里投手なので、明日も無双のピッチングをしてくれると期待しています。ヤクルトは小川投手です。今季は6試合に登板し、2勝2敗、防御率4.11です。投げてみないとわからないところがありますので、カープ打線としては攻略できる可能性は高いと見ています。
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