2023年03月12日
オープン戦@マツダ 広島4−0東京ヤクルト 益田投手3回パーフェクト!デビッドソン選手タイムリー!マクブルーム選手2ラン!
【広島】ドラ3益田武尚プロ初先発で3回完全「投げやすい精神状態でした」ローテ候補に急浮上
3/11(土) 19:28配信
日刊スポーツ
オープロ戦広島対ヤクルト 広島先発のドラフト3位の益田(撮影・加藤孝規)
広島ドラフト3位の益田武尚投手(24=東京ガス)が、3回完全投球で開幕ローテ入りをアピールした。今年初の本拠地ゲームでプロ初先発を任された。「緊張もありましたけど楽しみな部分もあったので、ちょうどいいあんばいだったのか、投げやすい精神状態でした」。度胸満点。地元ファンの歓声を力に変えた。
1回は12球のうちボール球はわずか2球と制球よく、強気な投球で3者凡退に切った。2回は先頭オスナに2ストライクから黒田球団アドバイザー直伝ツーシームで内角を突いた。「イメージ通り投げられたかな」。バットをへし折り、三ゴロ。3回はボールが先行したが、打たせて取る投球で出塁を許さなかった。
“ゴリラ”マークが施されたグラブが、巧みな投球を支えている。社会人時代から「無駄な力みがなくなる感覚がある」と「ごりら印の野球道具」を愛用。捕球面にウレタンを入れることでアーチ状となり、はめたときのフィット感が増し、余計な力は入らなくなるという。最強の相棒に出会い、左肩が早く開く悪癖が改善された。
プロでは春季キャンプから登板ごとに課題を見つけ、消化しながら段階を上がってきた。この日も「3イニング目に課題が見つかったけど、それは良かったかな」と反省を忘れない。新井監督は「(開幕ローテを)争っている中で、今日は益田がいいものを見せてくれた」と評価。森下が開幕絶望となる中、初先発で結果を残し、開幕ローテ候補に急浮上した。【前原淳】
今季広島での初のオープン戦は、オープン戦2度目の完封勝利を飾りました。
両チーム無得点で迎えた4回、先頭の西川選手がヒット、続くデビッドソン選手がセンターオーバーのタイムリー2ベースを放ち、1−0と先制しました。このデビッドソン選手のバッティングは、センター返しの基本に忠実なバッティングで、今後打撃浮上のヒント、きっかけになるかもしれません。さらに小園選手もライト前タイムリーを放ち、2−0としました。
5回には菊池選手が2ベースで出塁。続くマクブルーム選手がレフトスタンドへ2ランを叩き込み4−0としました。マクブルーム選手のバッティングは、昨季と比べると非常に安定しています。日本のピッチャーにもしっかり対応できていますので、今季はかなり活躍してくれるのではないでしょうか。
打線は11安打で、秋山選手、マクブルーム選手、小園選手が2安打ずつ放ちました。
先発のドラ3ルーキーの益田投手は3回を30球を投げ、三振は奪えませんでしたが、1人のランナーも出さずパーフェクトピッチングを見せました。益田投手はストレートの威力もあり、変化球もキレていて、特に黒田球団アドバイザーから直伝のツーシームが有効に決まっていたので、ピッチングの幅が広がったのは間違いありません。1軍の先発ローテーション入りに名乗りを上げました。
2番手のドラ6ルーキーの長谷部投手と3番手の一岡投手は共に四球を1つ出しましたが、無失点に抑え、5回までヤクルト打線をノーヒットに抑えました。一岡投手がマツダのマウンドでしっかりしたピッチングが出来たのは、ドリヨシ的には嬉しかったですね。
6回から登板した野村投手は先頭のヤクルト武岡選手に内野安打を許しましたが後続を断ち、2回を投げて1安打無失点に抑えました。ドリヨシ的には、野村投手は先発にこだわることなく、中継ぎで短いイニングを投げた方が、持ち味を発揮しやすいのではないかと思います。
8回は中崎投手が登板しましたが、小園選手の失策と四球で1アウト1、2塁とされましたが、ヤクルト武岡選手、丸山選手を連続三振に取りました。中崎投手は球威も変化球のキレも、制球力も戻ってきた感じがしました。今後のピッチングに注目ですね。
9回はターリー投手が登板しました。ヤクルト松本選手と三ツ俣選手に連打されノーアウト1、2塁のピンチでしたが、ヤクルト元山選手、古賀選手、濱田選手を抑えて試合が終わりました。ターリー投手は制球力が安定してきましたので、今季は重要な部分での登板が増えて来そうですね。
12日もマツダスタジアムでヤクルトとのオープン戦です。赤丸急上昇中の森投手が先発します。ヤクルト打線相手にどんなピッチングをするのか、注目です。
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