2024年03月17日
オープン戦@マツダ 広島2−2横浜DeNA(6回裏終了降雨コールド引き分け) アドゥワ投手5回1失点も課題残す。田中選手タイムリー!松山選手同点犠飛でドローに。
【広島】残り1枠狙うアドゥワ誠5回1失点も反省「内容はいいとは言えない。先発として最低限」
3/17(日) 18:07配信
日刊スポーツ
広島対DeNA 広島先発のアドゥワ(撮影・加藤孝規)
<オープン戦:広島2−2DeNA>◇17日◇マツダスタジアム
開幕ローテを狙うアドゥワ誠投手(25)が、開幕カードで当たるDeNAを相手に5回5安打1失点と好投した。だが、本人は「内容はいいとは言えないんですけど、先発として最低限の役割は果たせたかなと思います」と笑顔はなかった。
立ち上がりはフォームのバランスを崩した。制球がまとまらず、2安打1死球で1死満塁のピンチを招いた。結果的に無失点に滑り出したことで、2回以降は立ち直った。5回1死一、二塁から佐野の中前適時打で1点を失うも、最少失点で切り抜けた。「初回があんな形になったので、野手の方もリズムが悪くなったと思うので、初回を3人で切れるようにしたい」。立ち上がりの投球をシーズンへの課題とした。
残り1枠は、この日ウエスタン・リーグ阪神戦で5回無失点の黒原と玉村が候補となる。若手の争いに新井監督は「もう少し考えたい」と最終決定は持ち越しすも「なるべく早めに決めてあげたい」ともイメージ。19日西武戦に先発する玉村の登板後にも先発6番手を決めることを示唆した。
今日は終始雨の降る、寒い中での悪いコンディションでの試合となりました。両チーム共にケガ人が出なくて本当に良かったです。
アドゥワ投手は、オープン戦4試合目の登板で、3度目の先発マウンドでした。2週間後に開幕を控えた重要な舞台に、多少の気負いもあったのかと思います。初回は「(コースを)狙い過ぎて制球を乱した」と安打や死球などで走者を貯め、1アウト満塁のピンチを背負いました。
しかし、ここをなんとか無失点でしのぐと、2回以降は、徐々に落ち着きを取り戻し、5回まで77球を投げて1失点の内容でした。アドゥワ投手は「最低限、先発の役割の果たせた」と安堵の表情を浮かべ、降板後には新井貴浩監督(47)から「ナイスピッチング」と労われました。
ただ、新井監督はアドゥワ投手の先発ローテ入りについては明言しませんでした。この日のウエスタン・阪神戦では、開幕ローテ入りを争う黒原投手も5回2安打無失点と好投。さらには先発6番手の候補として5年目の玉村投手もおり、19日の西武戦(ベルーナドーム)に登板予定の玉村投手の結果を待って判断することを示唆しました。
カープの開幕先発ローテ―ションは開幕投手を務める九里投手、森下投手、床田投手、大瀬良投手、新外国人のハッチ投手の5人までが内定しています。残り1枠を、アドゥワ投手、黒原投手、玉村投手の3人で争う構図となっています。
打線では、ベテラン勢の活躍が光りました。6回裏、DeNA森原投手に対して、田中選手がライト前タイムリーで1−2。代打松山選手がライトへ犠牲フライを放ち、2−2の同点に追いつきました。ベテラン勢の活躍について新井監督は「元気ですね。若い選手は投手も野手もいい競争をしてくれていますけど、中堅、ベテランもしっかりいいものを出してくれている。開幕が近づいていますけど、いい調整ができていると思います。」とコメントしています。
若手選手の突き上げにより、中堅、ベテランの選手が刺激を受けているのは間違いありません。投手陣も野手陣も若手、中堅、ベテランがうまくリンクすれば、開幕ダッシュは現実味を帯びて来ますね。
次のオープン戦は19日、20日とベルーナドームで西武との2連戦です。開幕ローテーション入りを目指す玉村投手が19日に先発します。最後の1枠の争いはし烈です。一体どんな結末が待っているのでしょうか。
2024年03月16日
オープン戦@マツダ 広島3−2横浜DeNA リリーフ陣粘りのピッチングで再三のピンチを凌ぐ!シャイナー選手オープン戦初マルチ!二俣選手勝ち越しの足がかりの2ベース!
広島の新助っ人・シャイナーに上昇気配 オープン戦初マルチ「次の試合に生かしていきたい」
3/16(土) 20:34配信
デイリースポーツ
5回、菊池の左前タイムリーで生還したシャイナーはナインとタッチを交わす(撮影・市尻達拡)
「オープン戦、広島3−2DeNA」(16日、マツダスタジアム)
広島のジェイク・シャイナー内野手(28)がオープン戦初のマルチ安打を記録した。
相手先発・森唯と対峙(たいじ)すると、三回の第1打席では5球目のカットボールを捉え、左前打。五回1死で迎えた第2打席では2球で追い込まれるも、4球目のカーブにうまく対応。「追い込まれていたので大振りをしないように」とコンパクトなスイングで捉えた打球は左翼フェンス手前で、蝦名のグラブを弾き、二塁打となった。
オープン戦開幕直後には18打席連続無安打を記録。試合前までの打率は・071と日本野球への適応に苦労していたが、ここに来て快音が生まれ始めた。「今日の打席内容をしっかり踏まえて、次からの試合に生かしていきたい」。オープン戦も残り6試合。ここからさらに状態を上げていく。
開幕カードさながらの緊迫した試合展開でしたが、カープが最後に寄り切って勝利しました。
広島先発の森下投手はオープン戦2試合目の登板でした。1回表、DeNA度会選手をサードフライ、林選手にセンター前ヒットを浴びるも、佐野選手をレフトフライ、石上選手をライトフライに打ち取りました。
森下投手は2回表は3者凡退に抑え、3回表は2アウトからDeNA度会選手にセンター前ヒットを打たれましたが、林選手を空振り三振に仕留めました。今日の森下投手は3回37球を投げて2安打無四球1奪三振の無失点に抑えました。開幕に向けて上々の仕上がりを見せています。
打線はDeNA先発の森唯斗投手に対し、3回裏、先頭のシャイナー選手がレフト前ヒットで出塁も、菊池選手がショートゴロ併殺打に倒れました。が、田中選手がセンター前ヒット、野間選手のサードへの内野安打で2アウト1、2塁と再びチャンスを作りましたが、坂倉選手はセンターフライに倒れました。
4回表は2番手に高投手が登板しました。先頭のDeNA佐野選手に四球を与えましたが、自らの牽制で佐野選手を刺しました。2アウト後にDeNA梶原選手にピッチャー内野安打で出塁されましたが、再び自らの牽制で梶原選手を刺しました。
しかし、高投手は5回表、先頭のDeNA大和選手に2ベース、続くDeNA京田選手にライトへタイムリー2ベースを浴びて0−1と先制されました。さらにDeNA関根選手にもライト前タイムリーを浴びて0−2とされました。続くDeNA林選手に四球を出し、2アウト1、2塁で益田投手にスイッチしました。益田投手はDeNA佐野選手をファーストゴロに抑え、追加点は与えませんでした。高投手は調子の波が大きいですね。今日は悪い高投手でした。制球に苦しみ、チェンジアップなどの変化球が浮き気味で、キレを感じませんでした。次回登板で挽回が求められます。
打線は5回裏、1アウトからシャイナー選手がレフトへの2ベース、続く菊池選手がレフト線にタイムリー2ベースを放ち、1−2としました。2点先制された直後に1点返す事が出来たのは大きかったですね。
6回表は4番手に森浦投手が登板し、先頭のDeNA石上選手にライト前ヒットと2盗を決められ、DeNA梶原選手のファーストゴロで1アウト3塁のピンチでしたが、後続をなんとか断ちました。森浦投手はアウト1つ取るのにかなり苦労している感じがしました。次回一発回答のピッチングをしないと、開幕1軍はどうかなという感じですね。
打線は6回裏、DeNAの2番手の伊勢投手に対し、坂倉選手がライト前ヒット、小園選手のファーストゴロをDeNA京田選手が失策するなどで1アウト1、3塁とすると、秋山選手のサードゴロ併殺崩れの間に3塁ランナーが生還し、2−2の同点に追いつきました。カープらしい粘りのある攻撃が出来ていますね。
7回表は5番手に大道投手が登板し、DeNA代打牧選手をファーストファウルフライ、度会選手に2ベースを打たれ、2アウト後にDeNA蝦名選手に四球を出し1、2塁とされましたが、石上選手をセカンドゴロに打ち取り、勝ち越しを許しませんでした。
7回裏、DeNA3番手な山崎投手に対し、シャイナー選手が四球、上本選手がセンター前ヒットでノーアウト1、2塁のチャンスを迎えましたが、代打松山選手はライトフライ、野間選手はショートゴロ、坂倉選手が空振り三振で勝ち越せませんでした。
8回表、6番手に矢崎投手が登板しました。今日は「矢崎劇場」の日でした。ショート小園選手の失策、DeNA京田選手と伊藤選手に連続四球で1アウト満塁の大ピンチを招きましたが、DeNA牧選手をピッチャーゴロ併殺打に打ち取り、凌ぎ切りました。
8回裏、打線はDeNA4番手の森原投手に対し、2アウトから二俣選手が左中間へ2ベースを放ち、相手の中継ミスで3塁へ進塁しました。続く田村選手の打席でDeNA森原投手の暴投で二俣選手が生還し、3−2と勝ち越しました。二俣選手も開幕1軍の当落線上にいるだけに、必死さが伝わってきます。
9回表は7番手に栗林投手が登板しましたが、DeNA東妻選手と林選手に連打され、ノーアウト1、2塁のピンチを背負いました。しかし、ここで栗林投手が2塁へ牽制してDeNA東妻選手を刺し、さらに1塁ランナーのDeNA林選手の2盗を坂倉選手が刺しました。この2つのプレーは大きかったですね。2アウトランナーなしからDeNA蝦名選手にセンター前ヒットを許しましたが、最後はDeNA石上選手を空振り三振に取り、試合が終わりました。今日の栗林投手はフォークボールのキレが悪かったですが、ストレートは威力が戻ってきたように思います。開幕まであと13日あるので、栗林投手もどんどん出力を上げてほしいと思います。
今日は1点勝負の中で勝ち切れたのは大きかったと思います。シャイナー選手がオープン戦初マルチ安打をマーク出来たのもチームにとっては収穫ですね。オープン戦初安打を記録した10日の中日戦から5試合は12打数4安打です。打撃内容をノートに記すなど、勤勉さもあり、状態を上げつつあります。
明日もマツダスタジアムでDeNAとのオープン戦です。DeNAは今日の試合でどんどん仕掛けてきましたので、明日はカープも負けずに仕掛けていきたいところですね。
2024年03月15日
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マツダスタジアム入場者に新井監督のボブルヘッド人形をプレゼント!
更新日:2024.03.15
よっしゃ!応援企画『新井監督のボブルヘッド人形』プレゼント!
4月5日(金)中日戦と、4月16日(火)DeNA戦の2試合にて、ご来場いただいた先着20,000名のお客様へ、「よっしゃ!」と勢いよく拳を突き上げた『新井監督のボブルヘッド人形』をプレゼントいたします。
ファンの皆様にも、新井監督のように「よっしゃ!」と、たくさん喜んでいただきたいと思います!
新井監督のボブルヘッド人形
ぜひご来場いただき、歓喜の「よっしゃ!」に向けてがむしゃらに試合に挑む新井監督、選手に熱い声援を送ってください!!
なお、入場券は現在、販売中です!広島東洋カープ公式ホームページもしくは、コンビニ・プレイガイド(ローチケ・セブンチケット・チケットぴあ・イープラス)にてご購入いただけます。
入場券のご購入はお早目に!!
配布試合日
4月5日(金)中日戦・4月16日(火)DeNA戦【2試合】
☆配布試合日の追加も検討中ですので、楽しみにお待ちください!
配布内容
先着20,000名様 ※お一人様1個
※お一人の方が入場券を複数枚お持ちでも、お渡しできるのは1個のみです。
※シニア会員証・レディース会員証・ジュニア会員証でご入場された方も配布対象です。
※入場券をお持ちでない未就学児のお子様は配布対象外となります。予めご了承ください。
配布場所
☆メインゲート ☆正面ゲート (2か所のゲートのみで配布)
※他の入場ゲート(入場口)からご入場いただいてもお渡しできませんので予めご了承ください。
※混雑状況によっては、開門時間を早める場合がございます。
※お渡しは、ご入場時のみです。入場後はお渡しできませんので、お受取り忘れには十分ご注意ください。
※紛失・盗難などによる再配布はできませんので、予めご了承ください。
※試合中止の場合は、中止発表時点でプレゼント配布を中止(打ち切り)としますので、予めご了承ください。
この『新井監督のボブルヘッド人形』は、新井監督を徹底的に再現するために最先端の3D撮影技術を駆使し、全身・頭部を3Dスキャンし、リアルなデータを使って製作したリアルすぎるボブルヘッド人形です。
我らが広島東洋カープの「よっしゃ!応援企画」の第1弾で、マツダスタジアム入場者に新井監督のボブルヘッド人形がプレゼントされます。
これはかなりレアな一品になりますね。写真で見る限り、新井監督がとてもリアルに仕上がっています。非売品ではありますが、完成度はかなり高いと言っていいと思います。
今のところ、4月5日の中日戦と、4月16日のDeNA戦での配布となるようですが、是非配布される試合を増やして欲しいと思います。
ゲット出来た皆さん、決してフリマサイトに出品しないでくださいね。
テレビ新広島がカープ開幕直前特番を放送!
カープ開幕直前SP「達川学園」今季の注目選手ランキング・スペシャル対談など
今年のカープはどう?注目選手は?など、プロ野球のシーズン開幕を前に今年のカープの戦力分析&選手の最新情報などを完全網羅するカープ特番「達川学園」が2024年3月26日に放送される。
プロ野球の開幕を前に、カープ特番『達川学園』が2024年3月26日に放送されます。
カープ開幕直前SP「達川学園」今季の注目選手ランキング・スペシャル対談など
『達川学園』は、テレビ新広島の番組「全力応援 スポーツLOVERS」の特別番組。この季節になると開幕直前スペシャル「達川塾」として2019年から放送されていましたが、
2023年は「達川学園」としてリニューアル。今年はTSS野球解説者の山内泰幸が “先生” として登場しスペシャル授業を展開する。
生徒役には西村瑞樹(バイきんぐ)・稲村亜美・塚本恋乃葉(広島出身タレント)・佐竹佑一(ボールボーイ)などが決定。さらにスタジオに参戦したいカープファンの一般募集も2024年3月17日までTSSの公式サイトにて受付している。
2024カープ開幕直前SP「達川学園」 時間割
1時間目
鯉党500人に聞いた!今季注目の選手ランキング
2時間目
広島から世界へ!小園海斗&田村俊介 侍コンビ対談
3時間目
徹底討論!新井カープ2年目の展望
昼休憩
独占取材!選手プロデュースの球場グルメ
4時間目
新旧鯉の背番号9!緒方孝市&秋山翔吾SP対談
カープ選手に関するアンケートも3/17まで公式サイト内で受付中。なお、初代塾長の達川光男は「しゃべりすぎない」程度に出演予定(本人希望)。
番組は山内先生による授業が中心で、キャンプ取材や試合取材を基に、今シーズンのカープの戦力分析&選手の最新情報などを完全網羅していく。
『達川学園』は2024年3月26日の午後7時〜9時まで、TSSにて広島地区で限定放送。
毎年、テレビ新広島では、開幕直前に「達川塾」として特番を放送してきましたが、今回はテレビ新広島の野球解説者の山内泰幸さんが先生役として登場して番組を進行します。
達川さんは昨季まで野球解説者として活躍してきましたが、レギュラーシーズン最終盤のマツダスタジアムでの広島-阪神の試合で、達川さんが失言したことが発端で、以降達川さんは解説者としての活動を自粛しているようです。その影響があってか、今回達川さんは少しだけ出演予定になりました。
今季のカープは投手力が充実して、若手選手の台頭もあって、昨季以上に楽しみが多いシーズンになりそうです。山内さんと達川さんが今季のカープをどのように分析していくか、注目ですね。
この度の特番には、あの稲村亜美さんも出演されるんですね。カープファンの皆さんも、稲村亜美ファンの皆さんも必見です。
2024年03月14日
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オープン戦@エスコンフィールド 広島4−4北海道日本ハム(9回規定により引き分け) 田村選手2打席連発&同点タイムリー!床田投手3回無失点の上々のピッチング!
広島が引き分け 田村が2打席連発&同点打、先発・床田も仕上がり上々
3/14(木) 20:58配信
デイリースポーツ
9回、同点適時打を放つ田村(撮影・中島達哉)
「オープン戦、日本ハム4−4−広島」(14日、エスコンフィールド)
広島は3−4の九回に粘りを見せた。1死二塁で高卒3年目の田村が日本ハム・ザバラの146キロのスプリットを右前に運ぶタイムリーとし、4−4に追いついた。
四回、菊池の適時打で先制すると、田村が相手先発・伊藤からオープン戦初アーチ。右翼・万波は一歩も動かず、打球は右翼3階席に着弾する豪快弾でスタンドの度肝を抜いた。昨季のWBCでは決勝でも登板し、日本の世界一に貢献した実績十分の右腕から、完璧な一撃を放ってみせた。
さらに七回1死では福島の3球目フォークを力強く振り抜き、右中間へ2打席連続弾。球場全体はどよめきに包まれた。新井監督からは拍手で出迎えられ、ナインから盛大に祝福された若鯉は6、7日に行われた侍ジャパンの強化試合メンバーにも選出された。20歳の注目株が、開幕に向け一気に状態を上げてきた。
投げては先発・床田が3回2安打無失点。2四死球を与えながらも得点は許さなかった。前日13日のキャッチボールで試して握りを変えたカットボールで浅間から空振り三振を奪うなど、新たな引き出しも増やしている左腕。収穫の多い登板となった。
試合は引き分けに終わりましたが、若武者の田村選手が持ち味の打撃で見せてくれました。投げては先発の床田投手が順調な調整ぶりを披露しました。
田村選手は5回表に日本ハム伊藤投手からライトスタンドへオープン戦第1号のソロホームランを放つと、7回表には日本ハム福島投手から右中間スタンドへ2号ソロホームランを放ちました。ともに変化球の失投でしたが、逃さず打ってフェンスオーバーしました。
さらに9回表は1アウト2塁からライト線にタイムリー2ベースを放ち、4−4の同点としました。
田村選手は1軍経験は昨年の10試合だけですが、新井監督は「バッティングは、若い選手の中でちょっと抜けている」と認め、開幕スタメンに大前進しました。さらに新井監督は「打順はまだ決まっていない」と強調しながらも、田村選手については「若いんで、のびのびとバッターボックスに立たせてあげたい、というのはある」という方向性を示しました。今シーズンでも、この日の7番のように下位打線でスタートすることが濃厚です。オープン戦残り7試合で、どこまで打撃力を伸ばせるか、田村選手に注目です。
投げては先発の床田投手が3回を2安打無失点のピッチングでした。2四死球を与えましたが、日本ハム打線に得点を与えず、上々の仕上がりを披露しました。同時に改良を加えたカットボールに手応えをつかみました。
場面は2回裏2アウトで、日本ハム浅間選手を空振り三振に取った球がカットボールでした。「きのう(13日の)キャッチボールで握りを変えて、今日初めて投げたけど、けっこう良かった。収穫はあった」と床田投手は明かしました。握りを変えた理由には「何となく。『これでちょっとやってみようかな』と思って」と床田投手らしい表現を交え、笑いました。出来立てホヤホヤのカットボールも武器に、シーズンへの準備を整えていきます。
さて、次のオープン戦は16日、17日にマツダスタジアムでDeNAとの2連戦です。今季の開幕カードの前哨戦だけに、オープン戦といえども、白熱した展開が予想されます。DeNAに苦手意識を植え付けるためにも、絶対に負けられない2連戦となりそうです。
2024年03月13日
オープン戦@エスコンフィールド 広島6−1北海道日本ハム 大瀬良投手3回無失点!滝田投手乱調も投手陣は1安打1失点に抑える!堂林選手、レイノルズ選手に一発も!
広島が快勝 投打に大収穫!22年度ドラ1・斉藤が凱旋登板で圧巻投球 大瀬良も順調 堂林とレイノルズに一発
3/13(水) 21:15配信
デイリースポーツ
4回、三者凡退に抑え、ベンチに戻る斉藤(右)=撮影・中島達哉
「オープン戦、日本ハム1−6広島」(13日、エスコンフィールド)
投打がかみ合った広島が快勝した。
先発・大瀬良は3回を無安打無失点。2つの四球を与えたものの、今春初の対外試合登板で、さすがの投球を見せた。最速151キロの直球には球威があり、フォークやカーブも有効活用して投球を組み立てた。そして2番手で四回からマウンドに上がった斉藤が、2回無失点と圧巻の投球を披露した。
先頭の野村は152キロで二ゴロ。続くマルティネスの2球目には156キロを計測し、最後は152キロ直球で見逃し三振に斬ると、万波は151キロ直球で捕邪飛に片付けた。五回は先頭・レイエスに四球を与えたが、若林を三振に仕留めてレイエスは盗塁死。進藤も152キロ直球で空振り三振にねじ伏せた。
北海道・苫小牧中央高から22年度ドラフト1位で入団した右腕にとっては、この日が初の凱旋登板。投じた29球のうち15球が150キロ以上を計測したように、うなりを上げる剛速球に、スタンドのファンからは大きな歓声が注がれた。
打線は二回先頭で5番・堂林が先制ソロ。三回2死一塁では3試合続けて4番に入った新外国人のレイノルズに2ランが飛び出した。ともにオープン戦初アーチで、中軸として期待される右打者たちがそろって結果を出した。
今日は投打ががっちり噛み合ったいい試合になりました。理想的な展開でしたね。
スタメンは1番ショート上本選手、2番セカンド菊池選手、3番DHシャイナー選手、4番サードレイノルズ選手、5番ファースト堂林選手、6番ライト田村選手、7番キャッチャー會澤選手、8番レフト二俣選手、9番センター中村健人選手のオーダーを組みました。
日本ハム先発の左腕、根本投手に対して1回表2アウトからシャイナー選手がオープン戦2本目のヒットで出塁も、レイノルズ選手はライトフライに終わりました。
広島先発の大瀬良投手は昨年秋に右肘の手術の後初の対外試合の登板となりました。1回裏、日本ハム五十幡選手と松本選手を連続空振り三振、野村選手をショートゴロに取り、13球で仕留める上々の立ち上がりでした。
2回表、先頭の堂林選手が左中間スタンドへソロホームランを放ち、1−0と先制しました。堂林選手に待望の一発が出て、本当に良かったと思います。何より堂林選手自身が一番ホッとしているでしょう。
大瀬良投手は2回裏2アウトから2四球を出すも、日本ハム進藤選手をセンターフライに打ち取りました。
3回表、2アウトからシャイナー選手が死球で出塁すると、レイノルズ選手が低めのストレートを強振し、レフトスタンドへ2ランを放ち、3−0とリードを広げました。レイノルズ選手は好調をキープしています。シャイナー選手もヒットが出て来ているので、堂林選手を含めて4番打者争いにも注目ですね。
大瀬良投手は3回46球を投げて無安打2四球3奪三振で降板しました。手術後の経過も順調で、おそらく明日の肘の状態を確認しながら、次の登板に臨む事になりそうです。大瀬良投手が開幕からフル稼働できれば、先発ローテーションの層はかなり厚いですね。
4回表は2番手に斉藤投手が凱旋登板し、日本ハム野村選手をセカンドゴロ、マルティネス選手を空振り三振、万波選手をキャッチャーファウルフライと3者凡退に抑えました。
斉藤投手は5回裏も続投し、先頭の日本ハムレイエス選手に四球を与えましたが、若林選手を空振り三振、スタートを切った日本ハムレイエス選手を會澤選手が2塁で刺して併殺し、日本ハム進藤選手を空振り三振に抑えました。斉藤投手は2イニングを投げて無失点のナイスピッチングでした。将来のエースピッチャーの片鱗をうかがい知る事ができました。
6回裏は3番手の中崎投手が日本ハム石井選手をセカンドゴロ、五十幡選手を見逃し三振、松本選手にこの日の初安打を許しましたが、野村選手をセカンドゴロに抑えました。中崎投手は開幕1軍当確といったところでしょうか。
打線は7回表、會澤選手と二俣選手の連打でノーアウト1、2塁から中村健人選手と久保選手が凡退しました。続く矢野選手の内野安打で2アウト満塁とすると、シャイナー選手とレイノルズ選手が連続で押し出しの四球となり、5−0とリードを広げました。
7回裏は4番手の矢崎投手が登板し、日本ハムマルティネス選手、万波選手、レイエス選手を全て内野ゴロの5球で仕留めました。矢崎投手もセットアッパーへの準備万端のようです。
8回裏はドラ3ルーキーの滝田投手が凱旋登板し、先頭の日本ハム若林選手に四球を与えましたが、後続を断ち、無失点に抑えました。
9回表の攻撃で、先頭の中村健人選手がレフト前ヒットで出塁し、2アウト後に2盗を決めると、代打松山選手がライト線に技ありのタイムリー2ベースを放ち、6−0としました。まさにこのイニングはカープの理想的な攻撃が出来たと思います。松山選手の打撃も素晴らしく、追い込まれてもファウルでカットしながら、打てる球を待っていました。今季も松山選手は頼れる代打の神様としての活躍が期待されます。
9回裏も滝田投手が続投しましたが乱調で、先頭の日本ハム五十幡選手に四球、2盗にキャッチャーの持丸選手の悪送球で3塁まで進塁され、日本ハム松本選手に四球を与えてノーアウト1、3塁とされました。滝田投手は日本ハム細川選手の打席で暴投して1点を失い6−1になりました。細川選手には死球を与えてノーアウト1、3塁とされ、日本ハム代打スティーブンソン選手を見逃し三振に取ったところで益田投手にスイッチしました。滝田投手は8回は良かったのですが、9回は制球がかなり乱れました。9回という、特別な感覚もあったのかもしれませんね。益田投手は日本ハム万波選手を空振り三振、レイエス選手をショートゴロに打ち取り、試合が終わりました。
今日は打線が9安打して6得点を挙げ、投手陣は6人のリレーでわずか1安打1失点に抑えるという、投打ががっちり噛み合った試合になりました。
さて、明日も日本ハムとのオープン戦です。明日も快勝して気分良く広島に帰って欲しいですね。