2024年03月20日
オープン戦@ベルーナドーム 広島5−6埼玉西武 田村選手の2ランで一時逆転も直後に大道投手が決勝打を浴び逆転負け。大瀬良投手4回途中3失点と課題残す。
広島・田村 オープン戦3号の逆転2ラン 内角144キロを右翼ポール際へ
3/20(水) 15:34配信
デイリースポーツ
7回、右越え2ランを放った田村
「オープン戦、西武−広島」(20日、ベルーナドーム)
途中出場の広島・田村俊介外野手(20)が、逆転2ランを放った。
1点を追う七回無死一塁。ボー・タカハシの初球、内角高めボール気味の144キロを力強く振り抜くと、打球は右翼ポール際へ吸い込まれた。
14日・日本ハム戦で2打席連続本塁打を放って以来の一発はチームトップのオープン戦3号。期待の成長株が自慢のバットで存在感を示した。
田村選手の逆転2ランが出た時には、今日の試合は絶対に勝ちにいかないといけないと思いましたが、大道投手がまさかの乱調で再逆転を許し、敗れてしまいました。
西武の先発左腕のルーキー武内投手に対して1回表、野間選手はファーストゴロ、レイノルズ選手はセンターフライ、小園はサードゴロでわずか10球で抑えられました。
広島の先発大瀬良投手はオープン戦2度目の登板で、前回13日の日本ハム戦は3回無安打無失点に抑えました。1回裏、先頭の西武金子選手に四球、矢野選手の悪送球で1アウト2塁となりましたが、西武栗山選手をセカンドゴロ、アギラー選手を空振り三振に抑えました。
2回表の攻撃で1アウトから堂林がセンター前ヒットから2アウト2塁とすると、上本選手がライトへタイムリーを放ち、1−0と先制しました。
さらに3回表には先頭の矢野選手が四球、野間選手のピッチャーゴロで1アウト2塁からレイノルズ選手がライト線にタイムリーに落とし2−0としました。
大瀬良投手は3回裏1アウトから西武西川選手と金子選手に連打、西武外崎選手に四球で満塁のピンチを招き、西武栗山選手にセンターへ2点タイムリーを運ばれ、2−2の同点に追いつかれました。続く西武アギラー選手にはライト線にタイムリー2ベースを飛ばされ、2−3と勝ち越されました。
大瀬良投手は4回裏に先頭の西武源田選手に四球を与えて降板し、代った森浦投手が後続を抑えました。大瀬良投手は3回0/3を投げ76球、4安打3四球3奪三振の3失点でした。立ち上がりは上々かなと思ったのですが、3回裏は良くない時の大瀬良投手が出た感じでした。もっと下半身主導のピッチングを意識するべきではないでしょうか。少し不安の残しての開幕になりそうです。
打線は5回表、野間選手と代打の松山選手の連打から1アウト1、3塁とすると田中選手のショートゴロの間で3−3の同点に追いつきました。泥臭いカープの攻撃を見ることができました。
5回裏は3番手に育成の岡田投手が登板し、先頭の西武外崎選手にセンター前ヒット、坂倉選手の捕逸もあり1アウト2塁から西武アギラー選手にセンターへタイムリーを放たれ3−4と勝ち越されました。
見る限り岡田投手はやはり制球力に課題がありますね。今季も厳しいシーズンになりそうです。
6回裏は4番手の河野投手が西武炭谷選手、西川選手、若林選手を3人で退けました。河野投手はストレートの伸びが良くなってきたように感じました。
直後の7回表の攻撃で先頭の矢野選手が四球、続く田村選手がライトポール際に3号2ランを放り込み、5−4と逆転に成功しました。インコース高めの144キロのストレートを見事にさばいて、技ありの一発を放ちました。田村選手の開幕1軍はこれでほぼ確定ですね。
しかし、7回裏に5番手の大道投手が捕まりました。先頭の西武元山選手にライト前ヒット、1アウト後に西武佐藤選手に2ベースを打たれ1アウト2、3塁とすると西武ブランドン選手にセンターオーバーの2点タイムリー2ベースを打ち返され再び、5−6と逆転されました。
打線は8回表、先頭の石原選手がライト前ヒットも2塁憤死、林選手と中村健人選手は連続空振り三振で終わりました。最終回も矢野選手、田村選手、秋山選手が3者凡退に終わりました。
打線は10安打ながら5得点と、効率が今一つかなと感じました。もう少しレイノルズ選手とシャイナー選手が機能してくれれば、つながりが良くなると思うのですが…。もっと長打が欲しいですね。
さて、オープン戦も残り3試合です。次回は22日、23日はPayPayドームでソフトバンク戦、24日はマツダスタジアムでソフトバンク戦です。いよいよ開幕オーダーで臨む3試合になりますが、収穫の多い3試合にしたいですね。
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