2024年03月22日
オープン戦@PayPayドーム 広島2−2福岡ソフトバンク(9回規定により引き分け) 終盤2発で先制されるも堂林選手と久保選手のソロ弾で追いつきドロー。九里投手3回無失点の万全の状態で開幕へ!
広島 土壇場に久保が値千金弾で引き分け 開幕投手の九里は3回ノーヒットで準備万端 堂林が2号ソロ
3/22(金) 20:33配信
デイリースポーツ
9回、左中間席へソロを放った久保(撮影・市尻達拡)
「オープン戦、ソフトバンク2−2広島」(22日、ペイペイドーム)
広島は1点を追う九回に久保が同点弾を放って引き分けた。
オープン戦もこの試合を含めて残り3試合。先発・九里亜蓮投手(32)を「9番・投手」で起用し、シーズンと同様の“本番モード”で試合に挑んだ。
DeNAとの開幕戦で、自身初の開幕投手を務める九里は3回無安打無失点、4奪三振の好投を見せた。許した走者は二回2死からの四球のみ。三回も簡単に2死を取ると、最後は川村を外角の直球で見逃し三振。ベンチに戻ると新井監督とグータッチを交わした。オープン戦は計14回1/3を投げ、自責点1と圧巻の内容。万全の状態で開幕を迎えることになりそうだ。
一方、打線はソフトバンクの開幕投手・有原の前に五回まで、わずか1安打に封じられる。
七回に矢崎拓也投手(29)が2者連続本塁打を浴び、2点を先制されるも八回、六回に守備から出場していた堂林翔太内野手(32)が、藤井からオープン戦2号を左翼ホームランテラスへ放った。まだまだ健在であることをアピールした。
1点を争う試合は終盤に動きました。矢崎投手が2本のソロホームランを浴びた時は終わったかに思いましたが、8回に堂林選手、そして土壇場の9回には久保選手のソロホームランで追いつきました。
広島先発の九里投手は立ち上がりから安定したピッチングを披露しました。3回をノーヒットに抑える完璧なピッチングを見せ、出したランナーは1四球の1人だけでした。オープン戦3試合の防御率は0.63と盤石の状態で、初の開幕投手の大役に臨みます。今の先発ローテーションの中で、床田投手と並んで安定している九里投手ですが、「あと1週間、近づくにつれて、(開幕投手の)実感が沸いてきてくれるんじゃないかな」とコメントしています。
そして、野手では2年目の久保選手が攻守で猛アピールし、開幕1軍に大きく前進しました。今日は途中出場し、7回のセンターの守備で、ソフトバンク緒方選手の放った前方への飛球をダイビングキャッチする超ファインプレーを見せました。このプレーがカープに流れを引き寄せる形になりました。打っては1−2で迎えた9回表、先頭打者で登場すると、ソフトバンク杉山投手に対してカウント1−0から左中間スタンドへソロホームランを放ち、土壇場で2−2の同点に追いつきました。新井監督は「非常にいいものを見せてくれた。守備もすごいプレーだった。彼の成長をすごく感じました」とほめました。
2022年、大阪観光大からドラフト7位で入団した久保選手は昨季は1軍出場がなく、ウエスタン・リーグでも打率.190、0本塁打でした。しかし、オフの自主トレでヤクルトの山田選手に弟子入りするなどして打力もアップしました。今日のプレーは開幕1軍に大きく近づいたのではないでしょうか。野間選手危うしです。
さて、明日もPayPayドームでソフトバンクとのオープン戦です。明日は森下投手が先発するものと思います。九里投手に続く好投を期待しています。そして、明日も久保選手の出番があるのか、注目ですね。
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