2024年03月24日
オープン戦@マツダ 広島3−0福岡ソフトバンク アドゥワ投手3回無失点好投で開幕に弾み!久保選手2安打1打点&攻守の活躍で開幕1軍当確!
広島がOP戦を快勝で締める 大卒2年目の久保が2安打1打点 先発のアドゥワは3回無失点の万全投球
3/24(日) 16:39配信
デイリースポーツ
7回、右前打を放った久保はグータッチをする(撮影・市尻達拡)
「オープン戦、広島3−0ソフトバンク」(24日、マツダスタジアム)
広島がオープン戦最終戦を快勝で締めた。
打線は二回に奮起した。坂倉、堂林の連打で好機をつくると、上本、久保の2者連続適時打で2点を先制した。さらに六回にも坂倉が二塁打で好機を演出し、代打・松山が中前への適時打を放ち、いぶし銀の活躍を見せた。
大卒2年目の久保は2安打1打点でアピールに成功した。外野のレギュラーである秋山は左くるぶしの違和感で欠場中。開幕の出場が不透明な状況だけに、久保のアピールはチームにとっての好材料となる。一方でレイノルズ&シャイナーの新助っ人コンビはこの日も無安打に終わった。
シャイナーは45打数5安打0本塁打2打点、打率・111。レイノルズは39打数6安打1本塁打6打点、打率・154でオープン戦を終えた。
投手陣では先発・アドゥワが3回無失点。開幕3戦目の先発が見込まれる右腕が万全の投球を見せた。さらに体調不良で離脱していたセットアッパー候補の島内も10日・中日戦以来の登板で柳田、山川、近藤の強力クリーンアップを三者凡退に退けた。
育成ドラフト1位・杉田と岡田の育成2人は1回無失点で好救援を見せ、支配下昇格へアピールした。
チームはオープン戦は6勝8敗5分けで終えた。
開幕直前最後のオープン戦を白星で締める事ができました。先発アドゥワ投手の好投、リリーフ陣もしっかり結果を残し、野手では久保選手が攻守に活躍して、収穫のある試合でした。
先発のアドゥワ投手はオープン戦4度目の登板、ここまで11回1/3を投げ12安打3失点(自責3)の防御率2.38でした。アドゥワ投手は1回表、先頭のソフトバンク周東選手にセンター前ヒットも今宮選手、柳田選手、山川選手を抑え無失点の立ち上がりを見せました。
スタメンは1番DH・シャイナー選手、2番セカンド・菊池選手、3番ショート・小園選手、4番サード・レイノルズ選手、5番キャッチャー・坂倉選手、6番ファースト・堂林選手、7番ライト・田村選手、8番レフト・上本選手、9番センター・久保選手のオーダーで臨みました。
ソフトバンクの先発のルーキー岩井投手に対し、1回裏、シャイナー選手はショートフライ、菊池選手と小園選手はともにセカンドゴロでわずか6球で終わりました。
しかし2回裏1アウトから坂倉選手と堂林選手の連打で1、2塁とすると2アウト後に上本選手がセンターへ、久保選手もセンターへ連続タイムリーを弾き返し2点を先制しました。
アドゥワ投手は3回を投げ41球、1安打1四球1奪三振の無失点で降板しました。今日のアドゥワ投手はストレートに威力があり、そのストレートも動いており、相手打者が打ちあぐねていました。開幕に向けて上々の内容でした。
4回表は2番手の島内投手がソフトバンク柳田選手をレフトフライ、山川選手をライトフライ、近藤選手を見逃し三振とクリーンナップをピシャリと抑えました。体調不良で離脱していましたが、そんな心配を払拭するピッチングだったと思います。今季もセットアッパーとして役割を果たしてくれそうです。
5回表は3番手の育成ルーキーの杉田投手が先頭のソフトバンク栗原選手にライト前ヒットを打たれましたが、ウォーカー選手をサードライナー、甲斐選手を空振り三振、牧原選手をセカンドゴロに打ち取りました。杉田投手は投げっぷりがいいですね。マウンドさばきも落ち着いています。開幕前の支配下登録もありかもしれません。
6回表は育成の岡田投手がソフトバンク周東選手をレフトフライ、代打の中村晃選手をファーストゴロ、三森選手をサードゴロと3人で退けました。岡田投手も支配下登録に向けて必死です。今日は球威もありましたし、制球もまずまずでした。強いて言えば、時々高めに吹く球があるのが気になります。
直後の6回裏の攻撃で2アウトから坂倉選手がツーベース、代打の松山選手がセンターへタイムリーを弾き返し3−0としました。松山選手の代打成功率が半端ないですね。今季も代打の切り札として、勝負強いバッティングが期待されます。
7回表は5番手の河野投手がランナーを出すも無失点抑え、8回表は6番手の森浦投手がソフトバンク甲斐選手、牧原選手、周東選手を3人で退けました。今日の森浦投手は状態のいい時のピッチングだったと思います。少しずつ登り調子と言ったところでしょうか。
最終回は大道投手がソフトバンク川瀬選手と三森選手に連打も井上選手を空振り三振、川村選手をセンターフライ、最後はソフトバンク栗原選手を空振り三振に取りました。
カープはソフトバンクに完封勝利し、連敗を3で止めました。収穫の多かった試合ではありましたが、不安材料として残るのは、レイノルズ選手とシャイナー選手の両外国人選手の打撃です。今日もレイノルズ選手は4打数無安打で打率.154、シャイナー選手も4打数無安打で打率.111に終わりました。この両外国人選手が調子を上げるのには、まだまだ時間がかかりそうです。開幕戦でこの2人をスタメンで起用するのかどうか、新井監督は頭を悩ませる事になりますね。
さて、3月29日にいよいよ公式戦がスタートします。我らが広島東洋カープは横浜スタジアムでDeNAと3連戦を戦います。先発投手は、九里投手、森下投手、アドゥワ投手の順で臨みます。今季は昨季より上の成績が期待されます。つまり、セ・リーグ制覇と、悲願の日本一です。昨季に引き続いて全員一丸の野球で栄光をつかんで欲しいと思います。
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