2024年03月16日
オープン戦@マツダ 広島3−2横浜DeNA リリーフ陣粘りのピッチングで再三のピンチを凌ぐ!シャイナー選手オープン戦初マルチ!二俣選手勝ち越しの足がかりの2ベース!
広島の新助っ人・シャイナーに上昇気配 オープン戦初マルチ「次の試合に生かしていきたい」
3/16(土) 20:34配信
デイリースポーツ
5回、菊池の左前タイムリーで生還したシャイナーはナインとタッチを交わす(撮影・市尻達拡)
「オープン戦、広島3−2DeNA」(16日、マツダスタジアム)
広島のジェイク・シャイナー内野手(28)がオープン戦初のマルチ安打を記録した。
相手先発・森唯と対峙(たいじ)すると、三回の第1打席では5球目のカットボールを捉え、左前打。五回1死で迎えた第2打席では2球で追い込まれるも、4球目のカーブにうまく対応。「追い込まれていたので大振りをしないように」とコンパクトなスイングで捉えた打球は左翼フェンス手前で、蝦名のグラブを弾き、二塁打となった。
オープン戦開幕直後には18打席連続無安打を記録。試合前までの打率は・071と日本野球への適応に苦労していたが、ここに来て快音が生まれ始めた。「今日の打席内容をしっかり踏まえて、次からの試合に生かしていきたい」。オープン戦も残り6試合。ここからさらに状態を上げていく。
開幕カードさながらの緊迫した試合展開でしたが、カープが最後に寄り切って勝利しました。
広島先発の森下投手はオープン戦2試合目の登板でした。1回表、DeNA度会選手をサードフライ、林選手にセンター前ヒットを浴びるも、佐野選手をレフトフライ、石上選手をライトフライに打ち取りました。
森下投手は2回表は3者凡退に抑え、3回表は2アウトからDeNA度会選手にセンター前ヒットを打たれましたが、林選手を空振り三振に仕留めました。今日の森下投手は3回37球を投げて2安打無四球1奪三振の無失点に抑えました。開幕に向けて上々の仕上がりを見せています。
打線はDeNA先発の森唯斗投手に対し、3回裏、先頭のシャイナー選手がレフト前ヒットで出塁も、菊池選手がショートゴロ併殺打に倒れました。が、田中選手がセンター前ヒット、野間選手のサードへの内野安打で2アウト1、2塁と再びチャンスを作りましたが、坂倉選手はセンターフライに倒れました。
4回表は2番手に高投手が登板しました。先頭のDeNA佐野選手に四球を与えましたが、自らの牽制で佐野選手を刺しました。2アウト後にDeNA梶原選手にピッチャー内野安打で出塁されましたが、再び自らの牽制で梶原選手を刺しました。
しかし、高投手は5回表、先頭のDeNA大和選手に2ベース、続くDeNA京田選手にライトへタイムリー2ベースを浴びて0−1と先制されました。さらにDeNA関根選手にもライト前タイムリーを浴びて0−2とされました。続くDeNA林選手に四球を出し、2アウト1、2塁で益田投手にスイッチしました。益田投手はDeNA佐野選手をファーストゴロに抑え、追加点は与えませんでした。高投手は調子の波が大きいですね。今日は悪い高投手でした。制球に苦しみ、チェンジアップなどの変化球が浮き気味で、キレを感じませんでした。次回登板で挽回が求められます。
打線は5回裏、1アウトからシャイナー選手がレフトへの2ベース、続く菊池選手がレフト線にタイムリー2ベースを放ち、1−2としました。2点先制された直後に1点返す事が出来たのは大きかったですね。
6回表は4番手に森浦投手が登板し、先頭のDeNA石上選手にライト前ヒットと2盗を決められ、DeNA梶原選手のファーストゴロで1アウト3塁のピンチでしたが、後続をなんとか断ちました。森浦投手はアウト1つ取るのにかなり苦労している感じがしました。次回一発回答のピッチングをしないと、開幕1軍はどうかなという感じですね。
打線は6回裏、DeNAの2番手の伊勢投手に対し、坂倉選手がライト前ヒット、小園選手のファーストゴロをDeNA京田選手が失策するなどで1アウト1、3塁とすると、秋山選手のサードゴロ併殺崩れの間に3塁ランナーが生還し、2−2の同点に追いつきました。カープらしい粘りのある攻撃が出来ていますね。
7回表は5番手に大道投手が登板し、DeNA代打牧選手をファーストファウルフライ、度会選手に2ベースを打たれ、2アウト後にDeNA蝦名選手に四球を出し1、2塁とされましたが、石上選手をセカンドゴロに打ち取り、勝ち越しを許しませんでした。
7回裏、DeNA3番手な山崎投手に対し、シャイナー選手が四球、上本選手がセンター前ヒットでノーアウト1、2塁のチャンスを迎えましたが、代打松山選手はライトフライ、野間選手はショートゴロ、坂倉選手が空振り三振で勝ち越せませんでした。
8回表、6番手に矢崎投手が登板しました。今日は「矢崎劇場」の日でした。ショート小園選手の失策、DeNA京田選手と伊藤選手に連続四球で1アウト満塁の大ピンチを招きましたが、DeNA牧選手をピッチャーゴロ併殺打に打ち取り、凌ぎ切りました。
8回裏、打線はDeNA4番手の森原投手に対し、2アウトから二俣選手が左中間へ2ベースを放ち、相手の中継ミスで3塁へ進塁しました。続く田村選手の打席でDeNA森原投手の暴投で二俣選手が生還し、3−2と勝ち越しました。二俣選手も開幕1軍の当落線上にいるだけに、必死さが伝わってきます。
9回表は7番手に栗林投手が登板しましたが、DeNA東妻選手と林選手に連打され、ノーアウト1、2塁のピンチを背負いました。しかし、ここで栗林投手が2塁へ牽制してDeNA東妻選手を刺し、さらに1塁ランナーのDeNA林選手の2盗を坂倉選手が刺しました。この2つのプレーは大きかったですね。2アウトランナーなしからDeNA蝦名選手にセンター前ヒットを許しましたが、最後はDeNA石上選手を空振り三振に取り、試合が終わりました。今日の栗林投手はフォークボールのキレが悪かったですが、ストレートは威力が戻ってきたように思います。開幕まであと13日あるので、栗林投手もどんどん出力を上げてほしいと思います。
今日は1点勝負の中で勝ち切れたのは大きかったと思います。シャイナー選手がオープン戦初マルチ安打をマーク出来たのもチームにとっては収穫ですね。オープン戦初安打を記録した10日の中日戦から5試合は12打数4安打です。打撃内容をノートに記すなど、勤勉さもあり、状態を上げつつあります。
明日もマツダスタジアムでDeNAとのオープン戦です。DeNAは今日の試合でどんどん仕掛けてきましたので、明日はカープも負けずに仕掛けていきたいところですね。
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