どうして世界に195もの国があるのかを考えるとき、
国というのは同じ民族や思想、文化、宗教、言語などが違う者どうしが暮らすとトラブルや不都合が発生するため、
同じ価値観の人々が地理的にある居住区域に住むことがお互いの民族同士が最も幸福に合理的に生きる方法である。
今から30年ほど前に社会主義の大国だったソビエト連邦が崩壊した。
ソ連が崩壊した後、衛星国だった東ドイツは西ドイツと併合しドイツとなり、ポーランド、ハンガリー、
リトアニアをはじめとするバルト3国、ウクライナ、ベラルーシ、チェコ、スロバキア、ルーマニア、
ジョージア、ブルガリア、クロアチア、ウズベキスタン、などなど
をはじめとする東欧諸国や中央アジア諸国は人権や自由を手にし着実に独立国として発展し人々の幸福度の度合いが高まったといえる。
それは各国が民族も言語も文化も異なる地域だったものが、ソビエトの強権政治から切り離され自由を手にしたためだ。
その後各国は自分たちの民族のやり方で政治を行ったことで個人にも自由と人権が認められ、
国民自身が納得がゆくことで幸福に生きることが最良であることを証明した状況だ。
世界諸国や地域では争いが絶えないが日本の左翼のように「なんでも話し合いで解決できる」という考えは
先進国や途上国でもある一定の良識をもった人々で通じる原理であり、
違う民族間で長い間争いがあるイスラエルとパレスチナやISILのような集団や犯罪意識の乏しい者たちとは話し合いなどでは解決できないことを実感することになるだろう。
どこの国でも物事が平和的に話し合いで解決できればそれに越したことはないと誰しも思うだろう。
しかし、それができないから戦争や争い、内戦や犯罪が絶えない現実があるのだと思うし、
罪もない無抵抗の人の命を奪うことを何とも思わない集団に対しては、それを阻止するために強制的な強い力が必要だと思う。
北朝鮮や中国のように世界諸国の迷惑を考えないで自分のためのエゴイズムむき出しの国に対して
世界はそれなりの対応をしなくてはいけないし、決して紳士的な対応が善処とはいえない。
かならず者や悪人同様の価値観の国は紳士的な対応だけでは効果が薄く、効果的な方法は核兵器以外の
軍事力と経済制裁が必要であると思う。
今の政府がリベラル左翼のような「世界諸国はみんな仲良しで国境はいらない」とする
地球市民的な思想の民主党や民進党、共産党でなくてほんとよかったと思う。
そのような理想は人が動物である以上、実現は難しいと思う。
人は動物であり、生きるために生理的な欲求、精神的な欲求も必要であるし、それらが生きる原動力となっている。
精神的な欲求は将来に対する希望というポジティブな面以外に野望や欲望というエゴイズムにも変化し、
更に欲には限りがなく、人は誰しも自分がかわいいのが普通である。
人間という個体生物同士がそれぞれ欲を持って、助け合い半分に残りの半分は生存競争の原理下にある。
それは企業間競争や社内での競争、仕事や私生活での人間関係でも実感できていよう。
世界諸国民の幸福と発展を考えた時、多くの国に分かれて自分たちの独自の価値観でおのおのの国民が満足するように政治や文化を行って生きることが
世界の平和と諸国民の幸福のために重要だと考えられる。
そのような国同士が異なった多様性を有することで、他国の発展のヒントになったり、
日本やアメリカ、EU諸国のように科学技術を高度に発展させることで人類に貢献するなど、
先進国でも違った側面や独自性や多様性をそれぞれの国で保持し発揮することが重要であると考える。
決してリベラル主義のように地球市民的な考えで世界で国境を無くして、
違う価値観や思想の人々が入り混じることが人類を幸福に導くものではないと言える。
そのような考えは逆に世界諸国を不幸にする。
見よ。アメリカや欧州で移民を多く受け入れた結果。
治安は悪化し、社会保障などの財政が厳しくなり、多様な民族のせいで争いが絶えない。
日本でも在日が日本国籍を得たり、2世3世が国会議員や地方議員、弁護士、マスコミなどの職業につき、
日本人の利益になることをしないどころか、母国の韓国や朝鮮のために動いているといわれている。
移民を積極的に受け入れていない日本でも、勝手に入国してきた大陸系の人間によって害されている。
世界諸国との交流や観光客受け入れまではよいが、もうすでに日本でも移民による害が生じ始めている。
世界諸国が発展するためにはおのおのが自国の文化や価値観を高度化させたり、
良い文化は温存するなどの独自性や多様性を保持し
世界各国がお互いの政治のやり方や文化、国民性を見習うべき点、悪い点を見出し、
国として国境を設けて自国において良いシステムは見習い、悪いシステムは改善のヒントにして
相互に向上してゆくことが必要であると考える。
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