2024年05月25日
10回戦@横浜 広島9−6横浜DeNA(延長12回) 石原選手起死回生の同点弾!延長12回坂倉選手決勝タイムリー&二俣選手怒りの2点タイムリー!黒原投手プロ初勝利!河野投手プロ初セーブ!連日の延長戦を制す!
広島が2戦連続延長勝利 十二回に坂倉が勝ち越し二塁打 8番手の黒原がプロ初勝利 今季最長5時間16分の死闘を制す
5/25(土) 19:17配信
デイリースポーツ
12回、右越えに適時二塁打を放ちナインに出迎えられる坂倉(撮影・佐々木彰尚)
「DeNA6−9広島」(25日、横浜スタジアム)
広島が2試合連続で延長戦を制した。同点の延長十二回、先頭の小園がこの回から登板した三嶋から右翼線二塁打。1死後、坂倉が右越えに適時二塁打を放った。さらに代わった石川を1死二、三塁と攻め、二俣が中前に2点タイムリーを放った。
打線は終盤にかけて粘りを見せた。2点リードの二回に今季初登板初先発の玉村が一挙5点を奪われて逆転を許した。しかし四回2死二塁で代打・宇草が左翼線へ適時二塁打。2点差に迫ると五回は2死一、二塁で坂倉が左中間を破る2点適時打で、同点とした。
その裏、3番手・中崎が1死三塁から伊藤に適時打を許して、再び1点のビハインドを背負う展開。しかし、八回2死で代打・石原が山崎から価値ある同点ソロを放ち試合を振り出しに戻した。
1試合19安打は新井政権では最多。
先発の玉村は3回6安打5失点だった。延長十一回に8番手で登板し、1回を無安打無失点の黒原が、プロ3年目で初勝利を挙げた。十二回を締めた河野はプロ初セーブ。
試合時間は今季両リーグ最長の5時間16分。
5時間を超える総力戦は、延長12回に我らがカープがDeNAを寄り切り、連日の延長戦勝利となりました。選手の皆さんの勝ちに対する執念がすごかったですね。まさにがむしゃらに、ワンプレーに集中して必死に頑張る選手の皆さんを見ると、胸が熱くなります。
試合はスタメンは野間選手が2番ライト、末包選手が5番レフト、林選手が8番ファースト、キャッチャーは坂倉選手が6番で入りました。
DeNAの先発の中川颯投手に1回表、秋山選手がライト線に2ベース、野間選手のファーストゴロで1アウト3塁に。菊池選手がレフト前にタイムリーを運び1点を先制しました。
先発の玉村投手は今季初登板。ファームでは7試合全て先発で登板、4勝2敗、45回を投げ31安打で9失点(自責8)の防御率1.60と結果を残していました。
玉村投手は1回裏、DeNA蝦名選手をセカンドゴロ、オースティン選手と佐野選手をともにライトフライに打ち取り3人で抑えました。
2回表の攻撃で1アウトから矢野選手がライト前ヒット、2盗を決めました。林選手が四球、ここで矢野選手が3盗も成功させ1アウト1、3塁から玉村投手のサードゴロの間に1点を加えて2−0としました。
しかし玉村投手は2回裏、DeNA筒香選手と宮崎選手に連打されノーアウト1、3塁、大和選手に死球でノーアウト満塁の大ピンチに。続くDeNA伊藤選手にレフト前にタイムリーを運ばれ、知野選手に押し出し四球で2−2の同点に追いつかれました。
さらにDeNA中川颯投手にレフトへタイムリーを流し打たれ、さらに蝦名選手にはレフトへ2点タイムリーを打たれ、2−5と勝ち越されました。この回は6安打2四死球で5点を失いました。
玉村投手は3回を70球、6安打2四死球2奪三振の5失点(自責5)で降板しました。ファームでは素晴らしいピッチングをしていただけに、残念な結果になってしまいました。全体的に球が高めに浮いていたように思いました。再びファームで磨きをかけて欲しいと思います。
4回表の攻撃で2アウトから林選手がセンターオーバーの2ベース、続く代打の宇草選手がレフトへタイムリー2ベースを飛ばし3−5としました。この連続2ベースは見事でしたね。
4回裏は2番手のケムナ投手が2アウトからDeNAオースティン選手、佐野選手に連続四球も筒香選手をセンターフライに打ち取りました。
5回表の攻撃で2アウトから小園選手と末包選手が連打し1、2塁とすると坂倉選手が左中間に2点タイムリー2ベースを弾き返し、5−5の同点に追いつきました。
しかし直後の5回裏は3番手の中ア投手が先頭のDeNA宮崎選手に2ベース、大和選手のセカンドゴロで1アウト3塁からDeNA伊藤選手にレフトへタイムリーを弾き返され、5−6と勝ち越されました。
6回裏は4番手な森浦投手が1アウト3塁のピンチとなるもDeNA佐野選手をセカンドゴロ、筒香選手を空振り三振に取り追加点を与えませんでした。
7回表の攻撃は小園選手がショートゴロ、末包選手と坂倉選手が連続空振り三振に倒れました。森浦投手が7回裏も続投しDeNA宮崎選手、大和選手、伊藤選手を3者連続空振り三振の完璧なピッチングを披露しました。森浦投手が本当によみがえりましたね。勝ちパターンで起用しても、全く問題ないですね。
8回表の攻撃はDeNA4番手の山ア投手に矢野選手は空振り三振、林選手はショートゴロも代打の石原選手がレフトスタンドへ2号ソロを放り込み、ついに6−6の同点に追いつきました。石原選手は打撃絶好調ですね。ドリヨシ的には石原選手はスタメンキャッチャーでどんどん使うべきです。8回裏、5番手の島内投手が代打のDeNA戸柱選手にライト前ヒットで代走にDeNA神里選手が送られました。林選手に送りバントを決められ1アウト2塁からDeNA蝦名選手を空振り三振、森敬選手を遊ゴロに打ち取りました。
9回表の攻撃はDeNA守護神の森原投手に菊池選手と小園選手が連続空振り三振、末包選手はショートゴロに終わっていました。
9回裏は6番手の栗林が登板し、先頭の佐野選手ををセカンドゴロ、続く筒香選手がライト前ヒットで代走に関根選手が入ります。宮崎選手に四球で1アウト一・二塁に。続く大和選手のレフトへの飛球を末包選手が好捕、伊藤選手を空振り三振に斬って取りサヨナラ負けの危機を逃れた。末包選手はレフトオーバーになりそうな飛球をギリギリのところでキャッチしました。末包選手がもう一人いれば、カープの野手陣は安泰になりますね。
延長10回表の攻撃で、DeNA6番手の徳山投手に坂倉選手はファーストゴロ、矢野選手はショート内野安打、しかし、代打の二俣選手はバント失敗のキャッチャーゴロ併殺打に終わりました。このバント失敗は痛かったですね。DeNAに一気に流れが行くかなと心配になりました。
10回裏、7番手の矢崎投手が先頭のDeNA山本選手にセンター前ヒットで出塁されましたが、DeNA林選手のバントを坂倉選手がキャッチャーゴロ併殺打に仕留めました。速い判断と正確な送球は良かったですね。続くDeNA蝦名選手は空振り三振に取りました。
11回表の攻撃は代打の松山選手がレフトフライ、秋山選手はショートゴロ、野間選手はセンター前ヒットで代走に羽月選手が入りました。羽月選手は初球に2盗を決めました。2アウト2塁から菊池選手はショートゴロに終わりました。
11回裏、8番手の黒原投手が先頭のDeNA森敬選手を空振り三振、佐野選手をレフトフライに抑えましたが関根選手に死球を与えて2アウト1塁とされましたが、DeNA柴田選手をセンターフライに抑えました。3年目の黒原投手はプロ初勝利を挙げました。おめでとうございます。
6−6で迎えた延長12回表、DeNA7番手の三嶋投手に小園選手が初球を叩きライト線に2ベース、末包選手は送りバントを2球失敗しショートゴロで進塁させられませんでした。ドリヨシ的には、末包選手の持ち味は長打力なので、フリーに打たせるべきだったと思います。続く坂倉選手が初球を打ってライトオーバーのタイムリー2ベースを弾き返し7−6と勝ち越しました。今までの打撃不振の鬱憤を晴らすかのような、素晴らしい当たりでした。さらに矢野選手がライト前ヒットでつなぎ1アウト1、3塁とします。矢野選手が2盗し2、3塁から前の打席で送りバント失敗の二俣選手がセンター前に2点タイムリーを落とし、9−6とリードを広げました。打線は今季最多19安打を記録しました。12回裏は9番手の河野投手が無失点で抑えプロ初セーブを挙げました。
チームは昨日に続き連勝で、21勝17敗4分けで今季最多タイの貯金4としました。首位阪神と1.5ゲーム差をキープしています。
明日のカープの先発はアドゥワ投手です。持ち味の動くストレートで内野ゴロの山をしっかり築いて欲しいですね。DeNAは大貫投手です。前回の広島戦では7回無失点で勝ちを献上しています。しかし、今回はカープ打線に勢いがありますので、きっとリベンジしてくれると思います。
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