2024年02月24日
オープン戦@コザ 広島1−10読売 ハッチ投手2回2失点。斉藤投手は6安打を浴びて6失点。打線は堂林選手の犠飛の1点のみ。
広島 22年度ドラ1・斉藤が2回6失点 1イニングで51球 マウンドにトレーナーが歩み寄る場面も
2/24(土) 14:54配信
デイリースポーツ
斉藤は2回6失点で交代する(撮影・市尻達拡)
「オープン戦、広島−巨人」(24日、コザしんきんスタジアム)
2番手で登板した高卒2年目の斉藤優汰投手が2回7安打6失点で降板した。球数は72球。1イニング目だけで51球を投じ、マウンドにトレーナーが歩み寄る場面もあった。
右腕は三回から登板。先頭・門脇に、いきなり3ボールとした後に左前打を食らい、次打者・岡本和には四球を与えた。その後は大城卓、佐々木、泉口らに適時打を浴びて6失点。先頭の門脇には153キロを記録した直球も、打者一巡した頃には145キロとなり、トレーナーがマウンドの右腕に歩み寄る場面もあったが続投し、後続をなんとか断ち切った。
2イニング目の四回はカーブを多投。岸田を三飛、吉川を空振り三振、佐々木には内野安打を浴びたものの、次打者・泉口を遊ゴロに仕留め、立ち直った姿を見せた。
斉藤は高卒2年目。今キャンプが自身初の1軍キャンプとなっている。
ドリヨシは昨日の大勝の反動が今日来るかなと心配していましたが、案の定となってしまいました。昨日の試合は大収穫でしたが、今日は課題が多い試合となりました。
スタメンは1番セカンド菊池選手、2番サード田中選手、3番ファースト堂林選手、4番DHシャイナー選手、5番ショート小園選手、6番ライト田村選手、7番レフト中村貴浩選手、8番キャッチャー石原選手、9番センター久保選手のオーダーを組みました。
先発の新外国人のハッチ投手は1回表、読売松原選手を見逃し三振、オコエ選手にサードへの内野安打と2盗を決められ1アウト2塁になりましたが、読売門脇選手を見逃し三振、岡本選手をサードゴロに仕留め、無失点の立ち上がりでした。
読売先発の菅野投手に対して1回裏、菊池選手はショートゴロ、田中選手はセンターフライ、堂林選手は死球も、シャイナー選手はキャッチャーファウルフライに倒れました。
ハッチ投手は2回表、1アウトから読売吉川選手のセカンドゴロを菊池選手が失策、続く読売ルーキーの佐々木選手にセンターにタイムリー2ベースを浴びて0−1と先制されました。さらに読売ルーキー泉口選手に四球を与えて2アウト1、3塁となると読売松原選手にサードへのタイムリー内野安打を打たれ0−2となりました。ハッチ投手は2イニングで51球を投げて3安打1四球2奪三振で2失点でした。本来のハッチ投手のピッチングではなかったように感じました。オープン戦初登板のハッチ投手だけに、菊池選手の失策は痛かったですね。ハッチ投手には再び登板のチャンスがあると思いますので、次回期待しましょう。
2回裏、打線は読売2番手のグリフィン投手に対して、先頭の小園選手がヒットで出塁も、田村選手はサードゴロ、中村貴浩選手は空振り三振、石原選手はサードゴロとランナーを進められませんでした。
3回表、2番手に斉藤投手が登板しました。先頭読売の門脇選手にヒットと2盗を決められ、岡本選手に四球を与えノーアウト1、2塁とされ、続く読売大城選手にセンター前にタイムリーを浴び、センター久保選手の失策でランナーを進めてしまいました。読売吉川選手には斉藤投手の暴投で1失点、続く読売佐々木選手、泉口選手に連続タイムリー2ベースを浴びて0−6とされました。さらに読売萩尾選手にヒットで1アウト1、3塁から読売松原選手にセンターへ犠牲フライ、オコエ選手に四球を与え、門脇選手にレフト前タイムリーを浴びて、このイニング6安打を集中され6失点で、0−8となりました。斉藤投手は完全に舞い上がってしまっていました。重いストレートと変化球のコンビネーションが持ち味でしたが、緊張のせいか、球が行ってなかったですし、制球も乱れていました。いきなりプロの洗礼を浴びてしまいました。
打線は3回裏、読売3番手畠投手に対して、久保選手、菊池選手、田中選手の3連打でノーアウト満塁とし、堂林選手がセンターへ犠牲フライを打ち、1−8としました。
斉藤投手は4回表にもマウンドへ上がり、読売佐々木選手に1安打を許すも、無失点に抑えました。3回の斉藤投手とは全く違う内容で、らしさがしっかり出ていたと思います次回登板のチャンスは間違いなくあるでしょう。
3番手の森浦投手は5回表、読売萩尾選手、松原選手、オコエ選手を3人で抑え、6回表も読売門脇選手、秋広選手、岸田選手を3者連続空振り三振に斬って取りました。今日の森浦投手は制球が安定しており、持ち味のチェンジアップが有効に決まっていました。このまま調子を上げて欲しいですね。
7回表は4番手の矢崎投手が登板しましたが、読売吉川選手に四球、キャッチャーの石原選手がキャッチャーゴロを1塁へ悪送球して1−9。さらに読売萩尾選手にレフト前へタイムリーを浴びて1−10となりました。矢崎投手はまだ調整段階といった感じですね。心配はしていません。
8回表は5番手島内投手が登板し、1アウトから読売秋広選手に四球を出すも後続を抑えました。9回表はドラ3ルーキーの滝田投手が登板し、読売佐々木選手にヒットを浴びるも、泉口選手をライトフライ、萩尾選手をセカンドゴロ併殺打に取り、無失点に抑えました。島内投手は調整は順調のようです。滝田投手も独特のピッチングフォームなので、相手打者はタイミングが取りづらいのではないでしょうか。
打線は4回以降は二俣選手のヒットのみで計5安打に終わりました。注目の田村選手はサードゴロ、空振り三振、ショートフライ、空振り三振と4打数ノーヒットで2三振でした。田村選手は日によって内容が良かったり悪かったりしていますので、もう少し見極めが必要ですね。
あとは守備のミスが気になります。菊池選手の相手の先制につながる失策、久保選手の返球を焦るあまりに捕球ミスをし、石原選手が1塁へ悪送球し、この3つの失策が全て失点に絡んでいます。もう少し性根を入れて守備練習に力を入れて欲しいです。
さて、明日は名護で日本ハムとのオープン戦です。投打が噛み合った収穫のある試合にして欲しいですね。
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