行き違いのため停車するとはいえ
ワープというのにふさわしく
テンポよく走り、【やくも】は
18時37分に米子へ到着しました。
今日の宿はこの米子ですが
まだ時間もあることから
しばらくホームで時間をつぶします。
というのも山陰本線の支線
境港線へ乗り境港へ行く列車が
しばらくないためです。
ホームでウロウロしていると
出雲市方面へ行く【アクアライナー】が
入線し、ホームにいた乗客を飲み込んでいました。
そしてその出雲方面からは
ディーゼルエンジンの音高らかに
東京行【出雲】が入ってきました。
米子の先出雲市から山陰本線をひた走り
京都から東海道線を
東京へ向け走っている寝台特急です。
他に【サンライズ出雲】もありますが、
こちらは東海道線、山陽本線を走り
岡山まで四国の高松へ行く
【サンライズ瀬戸】と連結されています。
【サンライズ出雲】は岡山で
【サンライズ瀬戸】を切り離し
岡山からは先ほど通った
伯備線を走り米子を経由して
出雲市まで結んでいる
電車型寝台列車になります。
さて話を元に戻して
この【出雲】は米子でしばらく停車します。
どうやら時期によっては
米子から空車を連結し東京へ向かうようですね。
その証拠にホームへ停車すると同時に
機関車が離れしばらくすると
3両の客車を連結してバックし、
出雲市から到着していた車両に連結されたのです。
寝台列車は人気が落ち、
利用する人も減ったと聞きますが
このようなことがあるということは
まだ多少なりとも望みがあるかもしれないですね。
この作業を見ていたら
いつの間にか境港へ行く列車の
出発時間も迫ってきたので
境港線ホームを移動し、
2両編成の境港行へ乗り込みました。
2020年10月13日
2020年10月14日
境港へ
境港というと漁港というイメージで
とても人が住んでいる感じはしませんが、
車内には結構人が乗っていて
駅へ停まるたびに降りていきます。
自分の感覚とちょっとギャップを感じていました。
ボックス席を陣取っていたので
車窓は見やすかったのですが、
夜だけあって暗く
しかもあまりにぎやかではない所を走るので
景色はあまりよく分からなかったのが正直なところです(^^;
米子を18時52分に出発し
定刻より少し遅れた19時37分頃
終点境港へ到着しました。
境港のホームへ降りてみると
何だかゲゲゲの鬼太郎にちなんだ
キャラクターがいっぱいいます。
もちろん生きているわけはありませんが、
何だかこいつら妖怪だからか
ちょっと薄気味悪かったですね(^^;
予想をはるかに上回る立派な駅で
海は近いし駅舎はこ綺麗だし
食べ物屋もそろそろ店じまいをするという時間ですが
明るい時は結構賑やかではないでしょうかね。
残念ながら魚河岸などといわれる
魚を食べさせてくれる店は
駅から少し歩かないとないらしいのですが、
今度はこの境港周辺を散策しても
面白そうだと思えるところでした。
そして何だか不気味な音楽が聞こえ
少し不安になってくるのも境港ならではですかね。
なんとなく、
その音の聞こえる方へ行くと
踊りの練習をしているらしいです。
この町の人たちが集まり
どうやら祭りの盆踊りの練習か。
練習も結構だけど真っ暗な中でやらずに
少しは明かりを使ってやってもらいたいものですね。
初めてこの地を訪れて
いきなりこの不気味な出迎えに
戸惑いながら折返しの列車に戻りました。
わずか10分弱の滞在でしたが
いろいろあって面白かったですね。
とても人が住んでいる感じはしませんが、
車内には結構人が乗っていて
駅へ停まるたびに降りていきます。
自分の感覚とちょっとギャップを感じていました。
ボックス席を陣取っていたので
車窓は見やすかったのですが、
夜だけあって暗く
しかもあまりにぎやかではない所を走るので
景色はあまりよく分からなかったのが正直なところです(^^;
米子を18時52分に出発し
定刻より少し遅れた19時37分頃
終点境港へ到着しました。
境港のホームへ降りてみると
何だかゲゲゲの鬼太郎にちなんだ
キャラクターがいっぱいいます。
もちろん生きているわけはありませんが、
何だかこいつら妖怪だからか
ちょっと薄気味悪かったですね(^^;
予想をはるかに上回る立派な駅で
海は近いし駅舎はこ綺麗だし
食べ物屋もそろそろ店じまいをするという時間ですが
明るい時は結構賑やかではないでしょうかね。
残念ながら魚河岸などといわれる
魚を食べさせてくれる店は
駅から少し歩かないとないらしいのですが、
今度はこの境港周辺を散策しても
面白そうだと思えるところでした。
そして何だか不気味な音楽が聞こえ
少し不安になってくるのも境港ならではですかね。
なんとなく、
その音の聞こえる方へ行くと
踊りの練習をしているらしいです。
この町の人たちが集まり
どうやら祭りの盆踊りの練習か。
練習も結構だけど真っ暗な中でやらずに
少しは明かりを使ってやってもらいたいものですね。
初めてこの地を訪れて
いきなりこの不気味な出迎えに
戸惑いながら折返しの列車に戻りました。
わずか10分弱の滞在でしたが
いろいろあって面白かったですね。
2020年10月15日
米子で一泊
境港を19時48分発の列車に乗り
米子へ向けて折返します。
帰りは行きとは反対側のボックス席に腰掛け
ほとんど人の乗っていない車内で
ゆっくりと寛ぎます。
そしてしばらく走り
多少人を乗せながらボッーと
車窓を眺めていると
飛行機らしきものが見えてきました。
駅だと中浜になるのですが、
どうやら米子空港最寄り駅らしいですね。
というより線路の真横に
米子空港が見えています。
ばかでかい飛行機も
ターミナルに向かって止まっており
いったいこの田舎に
なんで空港がという感じですね
しかし鳥取県の米子に近い所にある空港なので
正しいといえば正しいのですが、
もう少し接続列車などに工夫があるのではと
思っていたので何だか不思議な気がしました。
羽田などから飛行機がここまで飛んでくるのでしょうが、
それほど客はいないのではないでしょうかね。
それくらい最寄り駅は小さいものでした。
車内はというと
ボックス席ひとつに一人くらいの
割合で埋まっていき
終点米子へ20時36分に到着しました。
留置線には夜行急行【だいせん】が
これからの移動に備え
準備をしていました。
今日はここまでの移動で
駅前に予約しておいたビジネスホテルで一泊します。
翌10月12日。
今日も快調です
今日の最終目的は
大垣からの【ムーンライトながら】です。
できる限りいろいろなところを
周りながら戻る予定ですが、
最初に乗る列車は
逆方向の安来まで行くことにしました。
というのも最終的に8時37分
米子発の【とっとりライナー】へ
乗ることになるのですが、
朝には強いためひとまず
移動することにしたのです。
米子へ向けて折返します。
帰りは行きとは反対側のボックス席に腰掛け
ほとんど人の乗っていない車内で
ゆっくりと寛ぎます。
そしてしばらく走り
多少人を乗せながらボッーと
車窓を眺めていると
飛行機らしきものが見えてきました。
駅だと中浜になるのですが、
どうやら米子空港最寄り駅らしいですね。
というより線路の真横に
米子空港が見えています。
ばかでかい飛行機も
ターミナルに向かって止まっており
いったいこの田舎に
なんで空港がという感じですね
しかし鳥取県の米子に近い所にある空港なので
正しいといえば正しいのですが、
もう少し接続列車などに工夫があるのではと
思っていたので何だか不思議な気がしました。
羽田などから飛行機がここまで飛んでくるのでしょうが、
それほど客はいないのではないでしょうかね。
それくらい最寄り駅は小さいものでした。
車内はというと
ボックス席ひとつに一人くらいの
割合で埋まっていき
終点米子へ20時36分に到着しました。
留置線には夜行急行【だいせん】が
これからの移動に備え
準備をしていました。
今日はここまでの移動で
駅前に予約しておいたビジネスホテルで一泊します。
翌10月12日。
今日も快調です
今日の最終目的は
大垣からの【ムーンライトながら】です。
できる限りいろいろなところを
周りながら戻る予定ですが、
最初に乗る列車は
逆方向の安来まで行くことにしました。
というのも最終的に8時37分
米子発の【とっとりライナー】へ
乗ることになるのですが、
朝には強いためひとまず
移動することにしたのです。
2020年10月16日
あまり行けないところはワクワクします
米子7時40分発、松江行に乗り
安来まで11分で移動します。
ひとつ隣の駅ですが
結構な遠さにこの辺りの
過疎化をうかがい知れますね。
安来に降りてみるものの
やはり何もなく
とりあえず来てみたという感じです。
それでも良いのです。
初めてのところへ行くのは
なぜかワクワクするんです。
さて、折返し8時02分発
米子行へ乗っていました。
米子までは通勤、通学列車という感じで
わりと混んでいる車内でした。
米子へ戻り次の列車へ乗る準備をします。
時間はまだあるので
とりあえずホームを移動しながら
鳥取と益田を結んでいる
【スーパーくにびき】を見てから
自分の乗る列車が到着するホームの列へ並びました。
最近この山陰地方を走っていた
特急がモデルチェンジしました。
今まで国鉄時代から引き継いだ
ディーゼル特急でがんばっていたのですが、
新しく特急型列車が作られたようですね。
2両固定の列車で
他に【おき】で使用されており
特急名の頭に「スーパー」を付けることで
違いを表すようになりました。
ちなみに小倉から益田までを結んでいる
【いそかぜ】は今でも181系という
国鉄時代のディーゼル特急車両を使用しています。
米子駅は鉄道の日間近ということで
いろいろなイベントの準備がされています。
それに伴ってなのか、
ただ人が集まっているのか分かりませんが、
ホームの至る所に人がいて
結構にぎやかでした。
今度乗る列車が到着するホームには
多少人がいましたが
何とか座ることができる位置へ
並ぶことができ、一安心です。
しばらくすると列車が入線してきて
折返すための準備をします。
安来まで11分で移動します。
ひとつ隣の駅ですが
結構な遠さにこの辺りの
過疎化をうかがい知れますね。
安来に降りてみるものの
やはり何もなく
とりあえず来てみたという感じです。
それでも良いのです。
初めてのところへ行くのは
なぜかワクワクするんです。
さて、折返し8時02分発
米子行へ乗っていました。
米子までは通勤、通学列車という感じで
わりと混んでいる車内でした。
米子へ戻り次の列車へ乗る準備をします。
時間はまだあるので
とりあえずホームを移動しながら
鳥取と益田を結んでいる
【スーパーくにびき】を見てから
自分の乗る列車が到着するホームの列へ並びました。
最近この山陰地方を走っていた
特急がモデルチェンジしました。
今まで国鉄時代から引き継いだ
ディーゼル特急でがんばっていたのですが、
新しく特急型列車が作られたようですね。
2両固定の列車で
他に【おき】で使用されており
特急名の頭に「スーパー」を付けることで
違いを表すようになりました。
ちなみに小倉から益田までを結んでいる
【いそかぜ】は今でも181系という
国鉄時代のディーゼル特急車両を使用しています。
米子駅は鉄道の日間近ということで
いろいろなイベントの準備がされています。
それに伴ってなのか、
ただ人が集まっているのか分かりませんが、
ホームの至る所に人がいて
結構にぎやかでした。
今度乗る列車が到着するホームには
多少人がいましたが
何とか座ることができる位置へ
並ぶことができ、一安心です。
しばらくすると列車が入線してきて
折返すための準備をします。
2020年10月17日
新型車両が席捲する中でのキハ58
米子から乗る【とっとりライナー】は
キハ58系といわれる
昔の急行型を使用している列車で
得をした気分です(^^)
というのもこの列車も
だんだんと無くなる方向へ向かっています。
【アクアライナー】のような
新型車両の方が燃費もスピードも格段に良く、
仕方ない状況になりつつあるからです。
いつまで存続できるか分かりませんが
とりあえず今日はキハ58系に
乗ることができたのです。
【とっとりライナー】は2両編成のため
車内は始発の米子でほとんどの席が
埋まってしまいました。
定刻の8時37分になると
列車は動き出しました。
次の停車駅は伯備線との分岐駅
伯耆大山で、到着すると
ここでもかなりの人を乗せます。
なぜか分かりませんが
駅へ停車するたびに人を乗せます。
そしてところどころ聞こえてくる
地元に人たちの話から
鳥取でとっとりフェスタというものが
開催されるらしいですね。
ようはお祭りだ。
だから人が集まるのでしょう。
しかも山陰本線は列車の本数が少なく、
この列車だとちょうど良い時間へ
鳥取に着きます。
それに快速だから早く快適で、
すべての面でこの列車が
条件を満たしているようでした。
車内は地元の方言が飛び交い
ローカル列車らしい雰囲気になりながら
鳥取を目指します。
車掌さんも乗車券拝見に回ってきましたが
あまりの混雑に通路を歩くことさえ
困難な状態でした。
キハ58系といわれる
昔の急行型を使用している列車で
得をした気分です(^^)
というのもこの列車も
だんだんと無くなる方向へ向かっています。
【アクアライナー】のような
新型車両の方が燃費もスピードも格段に良く、
仕方ない状況になりつつあるからです。
いつまで存続できるか分かりませんが
とりあえず今日はキハ58系に
乗ることができたのです。
【とっとりライナー】は2両編成のため
車内は始発の米子でほとんどの席が
埋まってしまいました。
定刻の8時37分になると
列車は動き出しました。
次の停車駅は伯備線との分岐駅
伯耆大山で、到着すると
ここでもかなりの人を乗せます。
なぜか分かりませんが
駅へ停車するたびに人を乗せます。
そしてところどころ聞こえてくる
地元に人たちの話から
鳥取でとっとりフェスタというものが
開催されるらしいですね。
ようはお祭りだ。
だから人が集まるのでしょう。
しかも山陰本線は列車の本数が少なく、
この列車だとちょうど良い時間へ
鳥取に着きます。
それに快速だから早く快適で、
すべての面でこの列車が
条件を満たしているようでした。
車内は地元の方言が飛び交い
ローカル列車らしい雰囲気になりながら
鳥取を目指します。
車掌さんも乗車券拝見に回ってきましたが
あまりの混雑に通路を歩くことさえ
困難な状態でした。
2020年10月18日
貴重な並行
そういえば線路沿いに並行している
道路になにやら国旗を振った人たちが
並んでいるのが見えます。
どうやら国のお偉い方が移動するらしく
国旗を振っていることから
天皇家ではないでしょうかね。
黒塗りの車が見え前後を
白バイとパトカーに挟まれて走っています。
ここまでするということは
国会議員ではありえないと思います。
それこそ税金の無駄遣いと
叩かれかねないですからね(^^;
ということからこれは
皇族が移動していると解釈しました。
実は後になって分かったのですが、
あの移動している皇族は
皇太子と雅子様だったとのことです(^^)
何とも偶然とはいえ妙な所で
並行して移動したもんです。
倉吉に到着すると今度は
学校の団体が乗ってきました。
ブラスバンドらしく
かなりの人数が乗ってきます。
今度こそ本当に通路が埋まってしまって
通勤列車みたいな感じになり
いつもより重く感じたであろう
キハ58は鳥取へ到着しました。
到着時刻は10時15分頃で
定刻より4分ほど遅れて到着しました。
次に乗る列車は10時14分鳥取発なので
もしかしたらと思っていましたが、
この辺りは列車運行本数の少ないことから
この列車の到着を待ってからの
出発という対応をしてくれていました。
早々と乗換えるとほとんどの人が
この鳥取駅で下車するので
乗換え列車の車内はガラガラでした。
今日はこの後に鳥取を出発する列車でも
その先の行程に問題は無いのですが、
この列車にギリギリでも
乗るのかというと、
せっかくだから
途中下車できる所を探していたというのが
ホントのところでなんてことはないのです。
道路になにやら国旗を振った人たちが
並んでいるのが見えます。
どうやら国のお偉い方が移動するらしく
国旗を振っていることから
天皇家ではないでしょうかね。
黒塗りの車が見え前後を
白バイとパトカーに挟まれて走っています。
ここまでするということは
国会議員ではありえないと思います。
それこそ税金の無駄遣いと
叩かれかねないですからね(^^;
ということからこれは
皇族が移動していると解釈しました。
実は後になって分かったのですが、
あの移動している皇族は
皇太子と雅子様だったとのことです(^^)
何とも偶然とはいえ妙な所で
並行して移動したもんです。
倉吉に到着すると今度は
学校の団体が乗ってきました。
ブラスバンドらしく
かなりの人数が乗ってきます。
今度こそ本当に通路が埋まってしまって
通勤列車みたいな感じになり
いつもより重く感じたであろう
キハ58は鳥取へ到着しました。
到着時刻は10時15分頃で
定刻より4分ほど遅れて到着しました。
次に乗る列車は10時14分鳥取発なので
もしかしたらと思っていましたが、
この辺りは列車運行本数の少ないことから
この列車の到着を待ってからの
出発という対応をしてくれていました。
早々と乗換えるとほとんどの人が
この鳥取駅で下車するので
乗換え列車の車内はガラガラでした。
今日はこの後に鳥取を出発する列車でも
その先の行程に問題は無いのですが、
この列車にギリギリでも
乗るのかというと、
せっかくだから
途中下車できる所を探していたというのが
ホントのところでなんてことはないのです。
2020年10月19日
自然の中の駅
鳥取出発予定時刻より3分ほど遅れて列車は動き出し、
12分ほどかかって福部へ到着しました。
ここで途中下車です。
というのもここだとちょうど
折返しの鳥取行に余裕を持って
間に合うという時間配分ができたからです。
どうせ無人駅なんだから何もないだろう。
けれども全く違った雰囲気を
味わうことができるので
損はしないはずだ。
という感覚で降りました。
自分を含め2人がこの駅で降りるようです。
どうやら地元の人らしく
あっという間に消えてしまいましたが、
そこは関係なくマイペースを貫きます。
ホームから駅舎へ向かうも
とても駅とは思えず、
小屋があるだけです。
しかもその小屋には
カマキリがたくさんいます。
自分はカマキリを怖く思わないので
どうってことはありませんが、
虫の嫌いな人にはとんでもないところでしょう。
時期的には産卵の時期で
きっと卵を産む場所を探しているのでしょうね。
しばらくは駅周辺を散歩し、
ちっこいスーパーへ入り
飲み物を購入して駅へ戻りました。
駅にはエンジンをかけたままの
バスが停車しておりいったい
何が目的なのだろうかと疑問に思います。
小屋を過ぎ、ホームへ戻ると
駅舎より大きい待合室があります。
そういえばそうだ。
ここは駅入口より待合室の方が大きい。
なんだか不思議な光景ですね!
ホームでしばらく周りを見てボッーします。
四方を山に囲まれており
山の間のわずかな隙間に
福部があるような気がします。
緑も新鮮な感じがするくらい鮮やかで
公害とはあまり関係のないような気がしました。
さて鳥取へ向かう列車が到着したので
早速乗り込みます。
ここでなんと1グループ降りました。
この周りに何があるのか知りませんが、
よくまぁグループで来る気になったもんです。
もしかしたら駅前に停車中の
バスに乗るのでしょうか。
12分ほどかかって福部へ到着しました。
ここで途中下車です。
というのもここだとちょうど
折返しの鳥取行に余裕を持って
間に合うという時間配分ができたからです。
どうせ無人駅なんだから何もないだろう。
けれども全く違った雰囲気を
味わうことができるので
損はしないはずだ。
という感覚で降りました。
自分を含め2人がこの駅で降りるようです。
どうやら地元の人らしく
あっという間に消えてしまいましたが、
そこは関係なくマイペースを貫きます。
ホームから駅舎へ向かうも
とても駅とは思えず、
小屋があるだけです。
しかもその小屋には
カマキリがたくさんいます。
自分はカマキリを怖く思わないので
どうってことはありませんが、
虫の嫌いな人にはとんでもないところでしょう。
時期的には産卵の時期で
きっと卵を産む場所を探しているのでしょうね。
しばらくは駅周辺を散歩し、
ちっこいスーパーへ入り
飲み物を購入して駅へ戻りました。
駅にはエンジンをかけたままの
バスが停車しておりいったい
何が目的なのだろうかと疑問に思います。
小屋を過ぎ、ホームへ戻ると
駅舎より大きい待合室があります。
そういえばそうだ。
ここは駅入口より待合室の方が大きい。
なんだか不思議な光景ですね!
ホームでしばらく周りを見てボッーします。
四方を山に囲まれており
山の間のわずかな隙間に
福部があるような気がします。
緑も新鮮な感じがするくらい鮮やかで
公害とはあまり関係のないような気がしました。
さて鳥取へ向かう列車が到着したので
早速乗り込みます。
ここでなんと1グループ降りました。
この周りに何があるのか知りませんが、
よくまぁグループで来る気になったもんです。
もしかしたら駅前に停車中の
バスに乗るのでしょうか。
2020年10月20日
福部で待たずにもう一度鳥取へ
福部10時47分の列車に乗り
鳥取へ向けて動き出します。
そういえばこの列車は
クーラーを入れていますね。
米子出発時は肌寒かったのに
この変わりようはどうでしょう。
朝晩と昼間の気候変化の大きさに
驚きながら鳥取へ到着し、
鳥取11時19分発浜坂行へ
乗り込みました。
ここから先は、列車本数が極端に減るので
結構繋ぐのに大変な所へ入ってきました。
とりあえず浜坂までさっさと移動し
その後はいよいよ目的地への
移動となりますが。
浜坂へ12時02分に到着し
カニ寿司を買いました。
この辺りは蟹を食べに来るくらい
有名なので便乗してみたのです。
浜坂からの列車は思った以上に混んでいて
自分は何とか座ることができたくらいでした。
12時31分に列車は動き出しました。
わずか15分の移動ですが
目的地餘部へ到着です。
ここがあの有名な餘部鉄橋
最寄り駅になりますね(^^)
昔、客車が強風にあおられ
まっ逆さまに民家の上へ落下した
痛ましい事故があった高架橋です。
この事故は大々的に取り上げられ
実際に車掌を含め数人の命が失われました。
それ以後、この餘部鉄橋は
風速が規定値を越えると信号が赤になり
走行できないように管理が厳しくなり、
また落下防止の柵も設けられました。
悲劇ばかりが目立つ所ですが、
ここはたくさんの人の労力によって
作られた鉄橋で、
これがなくては線路が繋がらなかったのだから
感謝もしなくてはならないところです。
ではではここでひとつ
撮影ポイントとなる山道を登ることにします。
鳥取へ向けて動き出します。
そういえばこの列車は
クーラーを入れていますね。
米子出発時は肌寒かったのに
この変わりようはどうでしょう。
朝晩と昼間の気候変化の大きさに
驚きながら鳥取へ到着し、
鳥取11時19分発浜坂行へ
乗り込みました。
ここから先は、列車本数が極端に減るので
結構繋ぐのに大変な所へ入ってきました。
とりあえず浜坂までさっさと移動し
その後はいよいよ目的地への
移動となりますが。
浜坂へ12時02分に到着し
カニ寿司を買いました。
この辺りは蟹を食べに来るくらい
有名なので便乗してみたのです。
浜坂からの列車は思った以上に混んでいて
自分は何とか座ることができたくらいでした。
12時31分に列車は動き出しました。
わずか15分の移動ですが
目的地餘部へ到着です。
ここがあの有名な餘部鉄橋
最寄り駅になりますね(^^)
昔、客車が強風にあおられ
まっ逆さまに民家の上へ落下した
痛ましい事故があった高架橋です。
この事故は大々的に取り上げられ
実際に車掌を含め数人の命が失われました。
それ以後、この餘部鉄橋は
風速が規定値を越えると信号が赤になり
走行できないように管理が厳しくなり、
また落下防止の柵も設けられました。
悲劇ばかりが目立つ所ですが、
ここはたくさんの人の労力によって
作られた鉄橋で、
これがなくては線路が繋がらなかったのだから
感謝もしなくてはならないところです。
ではではここでひとつ
撮影ポイントとなる山道を登ることにします。
2020年10月21日
餘部の絶好の位置へ
山道といっても途中まで
木の階段があるだけで
その先は何もなく
ぬかるんでいて非常に歩き辛いところです。
何より虫も多数いて
虫除けを持ってきてよかった(^^)
早速体中に塗りたくり
撮影の準備に入ります。
ちょうど斜め上から
餘部鉄橋を見ることができ、
その先には餘部海岸を望むことができる
絶景なのです。
写真ではあまりにも有名ですが
人は自分以外おらずなんだか
拍子抜けですね。
しばらくはここで
先ほどのカニ寿司を食べ
時間をつぶしていると
トンネルの先から列車が顔を出しました。
たった一枚ですが、
列車を撮ることができ
満足してこの場を去ることができます。
しかしよく考えると
写真家の人たちは
こういう苦労をして
初めてあのようなすばらしい写真を
撮ることができるのですよね。
何だかたったこれだけのことに
苦しんだ自分が恥ずかしくなるような
気さえしてきました(^^;
さて、次の列車まで多少時間があるので
急な階段を下って集落へ行ってみることにします。
グングン下るという表現が
ぴったりな山道をくねくねと下りていくと
民家の中の細い獣道みたいな所へ出ました。
そしてしばらくすると
やっとアスファルトで
舗装されている所へ出ました。
遠くに観音様が建てられていて
被害者の冥福を祈っています。
時間があればそこまで行って
良く観察し昔を知りたいのですが、
残念ながら今日は時間がないので
諦めてホームへ戻ることにしました。
木の階段があるだけで
その先は何もなく
ぬかるんでいて非常に歩き辛いところです。
何より虫も多数いて
虫除けを持ってきてよかった(^^)
早速体中に塗りたくり
撮影の準備に入ります。
ちょうど斜め上から
餘部鉄橋を見ることができ、
その先には餘部海岸を望むことができる
絶景なのです。
写真ではあまりにも有名ですが
人は自分以外おらずなんだか
拍子抜けですね。
しばらくはここで
先ほどのカニ寿司を食べ
時間をつぶしていると
トンネルの先から列車が顔を出しました。
たった一枚ですが、
列車を撮ることができ
満足してこの場を去ることができます。
しかしよく考えると
写真家の人たちは
こういう苦労をして
初めてあのようなすばらしい写真を
撮ることができるのですよね。
何だかたったこれだけのことに
苦しんだ自分が恥ずかしくなるような
気さえしてきました(^^;
さて、次の列車まで多少時間があるので
急な階段を下って集落へ行ってみることにします。
グングン下るという表現が
ぴったりな山道をくねくねと下りていくと
民家の中の細い獣道みたいな所へ出ました。
そしてしばらくすると
やっとアスファルトで
舗装されている所へ出ました。
遠くに観音様が建てられていて
被害者の冥福を祈っています。
時間があればそこまで行って
良く観察し昔を知りたいのですが、
残念ながら今日は時間がないので
諦めてホームへ戻ることにしました。
2020年10月22日
余部鉄橋のすごさを下からも
餘部鉄橋は真下から見ることができ
ものすごい高さを感じまた
重々しさを感じることができ、
もう一度きてもそれはそれで
何だか面白そうな気がしました。
帰り際、地元の自転車に乗った少女に
挨拶され慌てて返事をしました。
あの子すごいなぁ(^^)
けれど今風じゃないな。
だから素朴でいいもんだ。
といろいろ思いながら
駅へ戻ると人が増えています。
どこから来やがったのか
無人で店もなく駅舎さえない
この駅に人がいました。
自分も人のことをいえませんが、
ファンは多いものですね。
運動不足のせいか、
山道の上りで少し足が震えていますが、
弁当の残りを食って体力を付け直し、
次の列車へ乗りました。
餘部を13時31分に出発し
豊岡まで一気に距離を稼ぎます。
途中下り列車との行き違いで
窓を開けカメラを構えている
集団の真横に停まりました。
トンネルを抜けると
餘部の絶景が待っているので
撮影しようということでしょうね。
列車は順調に走っています。
そして温泉地である城崎を過ぎ、
この列車の終点である豊岡へ
14時49分に到着しました。
次の列車までしばらく時間があるので、
駅の外へ散歩に出ようと思い
改札を抜けましたが
何だか真っ暗ですね??
どうやら停電中ということらしいです。
ということは
電車は走ることができないのではないでしょうかね。
という不安がちらつきますが、
どうやら前から計画的に
停電になることになっていたらしいです。
その証拠に停電というのに
慌てている人が全くいないからです。
ただ、自動販売機からキヨスクの照明まで真っ暗で
その中に売り子さんがいるという光景は
どこか異様なものでした。
ものすごい高さを感じまた
重々しさを感じることができ、
もう一度きてもそれはそれで
何だか面白そうな気がしました。
帰り際、地元の自転車に乗った少女に
挨拶され慌てて返事をしました。
あの子すごいなぁ(^^)
けれど今風じゃないな。
だから素朴でいいもんだ。
といろいろ思いながら
駅へ戻ると人が増えています。
どこから来やがったのか
無人で店もなく駅舎さえない
この駅に人がいました。
自分も人のことをいえませんが、
ファンは多いものですね。
運動不足のせいか、
山道の上りで少し足が震えていますが、
弁当の残りを食って体力を付け直し、
次の列車へ乗りました。
餘部を13時31分に出発し
豊岡まで一気に距離を稼ぎます。
途中下り列車との行き違いで
窓を開けカメラを構えている
集団の真横に停まりました。
トンネルを抜けると
餘部の絶景が待っているので
撮影しようということでしょうね。
列車は順調に走っています。
そして温泉地である城崎を過ぎ、
この列車の終点である豊岡へ
14時49分に到着しました。
次の列車までしばらく時間があるので、
駅の外へ散歩に出ようと思い
改札を抜けましたが
何だか真っ暗ですね??
どうやら停電中ということらしいです。
ということは
電車は走ることができないのではないでしょうかね。
という不安がちらつきますが、
どうやら前から計画的に
停電になることになっていたらしいです。
その証拠に停電というのに
慌てている人が全くいないからです。
ただ、自動販売機からキヨスクの照明まで真っ暗で
その中に売り子さんがいるという光景は
どこか異様なものでした。