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21年前、急性前立腺炎から慢性前立腺炎に移行し、1日中疼痛などがひどく眠れなくなり、会社を辞めて3年ほど試行錯誤の末、ケールの青汁をきっかけに、飲食物や安定剤のおかげでほぼ完治して復職し、再発なく現在に至ります。ケールの青汁が役立ったことを平成15年当時にHPを立ち上げて情報発信しましたがその当時は誰も信じてくれませんでした。
プロフィール

2016年04月09日

医師から処方された免疫力を高める生薬


1か月ほど前の記事で数か月治らなかった顔にできたウイルス性のイボを治療する目的で

皮膚科にかかり、そこで漢方薬であるハトムギの錠剤ヨクイニンを処方され3週間ほど飲んだことを述べた。

その結果、尋常性疣(イボ)の症状はなくなった。

ヨクイニンが処方されたのはイボをつくるウイルスに対する免疫力を高めてイボを治すためという医師の説明だった。

私の経験した近年の病気や体調不良の経緯はこのブログの過去の記事を読めばわかるだろうが、

そのほとんどの原因は自律神経の失調と免疫力の低下に起因していると思う。

中年になると老化現象の関係でホルモンバランスや免疫力、ストレス耐性が低下することは科学的に証明されている。

そのため健康で働くためにはそれらの対処方法を見いだすことが近年の私の課題だった。

尋常性イボというウイルス性のイボを治す目的で処方されたヨクイニン錠を飲み続けた結果、

イボだけでなくストレスでの体調不良にもよい感じがした。

そこで、ヨクイニン(ハトムギ)を調べてみると、奈良時代ごろにもうすでに日本に存在し、

江戸時代にはイボ取りに効果があるということで知られていたとのことである。

最近の科学的な検証から免疫力増強作用、食物繊維や含有アミノ酸による有害物質排出作用(テドックス効果)

抗炎症作用、腫瘍抑制作用、血流改善作用、抗菌作用、整腸作用などなどいろんな作用があることが知られるようになった。

漢方薬や生薬のよいところは、副作用の少なさと目的以外の症状や病気の他の体調不良にもよい場合がおうおうにしてあることだ。

一方で人工的に化学合成された薬はある症状にはピンポイントで効くが、他の症状にはほとんど効果が無いばかりか、副作用が必ずといっていいほどあることだ。

例えば西洋医学で自律神経失調症を治療しようとすると、頭痛薬、胃腸薬、吐き気止め薬、睡眠障害であれば

睡眠剤、肩こりや動悸や不安感には抗不安剤など数種類の薬が処方される例が多い。

しかし、漢方薬や生薬には植物でしか合成されない特殊な物質、多くの有効アミノ酸やビタミン、ミネラルなどをバランスよく含んでいることが多く。

1種類の薬で多くの症状改善作用を発揮する場合があると感じる。

今回はイボを治す目的で処方された生薬が、自律神経の失調によると思われる様々な体調不良と免疫力改善に役立ったと感じた。

世の中、西洋医学では治りにくい慢性病があるが、そのような場合に漢方薬や生薬、酵素やアミノ酸などを試すことも必要と思った。
posted by kobu at 09:27| 経験した病気と対処