2024年07月20日
15回戦@甲子園 広島1−0阪神(延長11回) 小園選手値千金の決勝犠飛!大瀬良投手7回無失点好投!リリーフ陣も鉄壁の無失点リレー!
広島 首位の座は譲らない 延長11回の激闘制して3連勝 最後は小園が決めた
スポーツニッポン新聞社 によるストーリー
<神・広>11回無死満塁、先制犠飛を放った小園(左)を笑顔で出迎える広島・新井監督(撮影・北條 貴史) (C) スポーツニッポン新聞社
◇セ・リーグ 広島1ー0阪神(2024年7月20日 甲子園)
広島が延長11回の激闘を制して3連勝。19日に返り咲いた首位の座を守った。
両軍合わせ20個のゼロを並べた延長11回。先頭の秋山が四球を選び、矢野が犠打。相手の敵失が重なり、無死二、三塁と好機が広がった。申告敬遠を挟んだ満塁から小園がセンターへ決勝の犠飛を放った。
先発の大瀬良は7回無失点。リリーフ陣も安定感のある投球を見せ、甲子園の阪神戦連勝を6に伸ばした。
昨日も今日も胃の痛くなるような試合展開でしたが、今日も最終的には阪神を寄り切ってカード勝ち越しを決めました。ガッチリ首位キープです。
先発の大瀬良投手は7回無失点と好投しました。5回1アウトまでパーフェクトピッチングで、5回裏と6回裏はそれぞれ1アウト1、2塁のピンチを背負いましたが、得点は与えませんでした。7月6日の中日戦で球団歴代2位の連続無失点が37回1/3で途切れたものの、再び連続無失点は16イニングになりました。試合前時点でリーグトップの防御率は0.88から0.82となりました。抜群の安定感ですね。大瀬良投手は昔みたいに力でねじ伏せるピッチングから、相手打者の芯を外し、打たせて取るピッチングスタイルに変えて、大成功しています。今季最優秀防御率のタイトルは間違いないのではないでしょうか。
8回以降もリリーフ陣が、抜群の安定感で無失点でつなぎました。
打線は、阪神先発の及川投手に対して1回表、2アウトから連打で1、3塁のチャンスを作ったものの、上本選手が空振り三振に倒れました。2回以降はノーヒットで、6回表は野間選手のセンター前ヒットと2盗で2アウト2塁としましたが、小園選手がセカンドゴロに倒れました。その後も阪神の投手陣の前に苦戦しました。
試合は0−0で延長戦に入り、11回表、先頭の秋山選手が四球で出塁。代走に大盛選手が送られました。続く矢野選手の送りバントで相手の失策が絡み、ノーアウト2、3塁となりました。野間選手は申告敬遠でノーアウト満塁の絶好のチャンスとなりました。続く小園選手がきっちりセンターへ犠牲フライを放ち、大盛選手が生還。1−0とリードを奪いました。
11回裏は守護神の栗林投手が阪神打線を3者凡退に抑えて26セーブ目を挙げました。勝ち投手は10回裏に登板した森浦投手で2勝目となりました。
チームは3連勝で43勝36敗4分けの貯金7とし、首位をガッチリキープしました。また、甲子園では1961年以来、63年ぶりの6連勝となりました。
さあ、明日はオールスター前の最後の試合です。カープの先発は九里投手です。7月3日の阪神戦ではランナーを背負いながらも要所を締め、6回2失点と好投しています。明日も素晴らしいピッチングに期待しましょう。阪神は西勇輝投手です。今季対広島の防御率は0.00です。明日は何としてもぎゃふんと言わせましょう。
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