2024年07月02日
11回戦@マツダ 広島0−3阪神(延長10回) 島内投手10回に痛恨失点。森下投手8回無失点好投もフイ。今季13度目の零敗。
広島が零敗で2連敗 延長十回に力尽きる 先発・森下は8回4安打無失点と好投も
7/2(火) 21:48配信
デイリースポーツ
10回に失点した島内は、表情を崩す(撮影・市尻達拡)
「広島0−3阪神」(2日、マツダスタジアム)
広島が延長戦の末に敗れて2連敗。0−0の十回に4長短打を集中されて失策も絡み、一挙3点を奪われた。
二回、先頭の小園が放ったボテボテの打球は投手前へ。これを阪神・才木が一塁へ悪送球。小園は三塁まで進塁し、無死三塁の好機を迎えた。しかし、後続が続かずこの回無得点。その後も、抑え込まれ、五回まで無安打に封じられる。
六回に先頭の会沢がチーム初安打となる右前打を放つなど、2死一、二塁としたが、上本は三ゴロに打ち取られ、場内はため息に包まれた。
先発の森下は快調に回を重ねた。五回にはNPB史上20人目の3者連続3球三振でイニングを完結させる通称“イマキュレートイニング”を達成。結局、8回まで投げ、125球の熱投。4安打無失点、今季最多の9奪三振を奪い、マツダスタジアムでの無失点イニングを「36」まで伸ばし“本拠地無双”を継続した。
延長10回表に島内投手が登板したところで、ドリヨシは「ヤバい」とつぶやきました。まさにそれが現実となり、最悪の負け方になってしまいました。今日の敗戦は、シーズン終盤に向けてかなり影響するのではないかと危惧しています。
先発の森下投手は今季11度目の登板で、試合前まで6勝3敗、防御率1.58。前回の6月25日のヤクルト戦(マツダスタジアム)は9回を91球、2安打、無四死球、4奪三振の無失点で自身初のマダックスで今季初・自身6度目の完封勝利を挙げました。今季の阪神戦は2度目、前回の5月22日(マツダスタジアム)は7回を6安打2失点で負け投手になっています。阪神には2022年4月9日に勝って以来、9度の対戦で6連敗中でした。
森下投手は1回表、阪神近本選手を空振り三振、中野選手をレフトフライ、森下選手を見逃し三振と3人で退けました。
スタメンは1番センター秋山選手、2番ライト野間選手、3番レフト上本選手、4番サード小園選手、5番ファースト坂倉選手、6番セカンド菊池選手、7番ショート矢野選手、8番キャッチャー會澤選手、9番ピッチャー森下投手のオーダーを組みました。
阪神の先発才木投手に1回裏、秋山選手は空振り三振、野間選手はファーストゴロ、上本選手は空振り三振の3者凡退に終わりました。
森下投手は2回表、先頭の阪神大山選手にレフト前ヒットも前川選手、佐藤選手、梅野選手と全てセンターフライに打ち取りました。2回裏の攻撃に先頭小園選手のピッチャーゴロを阪神才木投手が1塁へ悪送球、ライト森下選手のベースカバーが遅れノーアウト3塁と絶好の先制のチャンスに。しかし、坂倉選手はサードファウルフライ、菊池選手はピッチャーゴロ、矢野選手はセカンドライナーで得点を挙げられませんでした。このチャンスを逃したのはかなり痛かったですね。相手からもらったチャンスだけに、絶対に得点しなければならなかったイニングでした。菊池選手にスクイズがあるかと思ったのですが…。
森下投手は3回表を3者凡退。4回表2アウトから阪神大山選手に四球、前川選手にレフト前ヒットで1、3塁のピンチでしたが、阪神佐藤選手をショートゴロに仕留めました。
打線は3回裏は3人で終わり、4回裏も野間選手がショートゴロ、上本選手もショートゴロ、小園選手はセカンドフライと4回までノーヒットに抑えられました。
森下投手は5回表、阪神梅野選手、小幡選手、才木投手を3者連続3球で空振り三振に斬って取りました。5回裏の攻撃も坂倉選手はファーストゴロ、菊池はセカンドフライ、矢野選手は空振り三振で5回までノーヒットでした。
森下投手は6回表、阪神近本選手、中野選手、森下選手の1番からの打順を3人で退けました。6回裏の攻撃で先頭の會澤選手がセンターへ初ヒット、森下投手の送りバントは2塁で封殺。秋山選手は空振り三振、野間選手は四球で2アウト1、2塁で上本選手はサードゴロで先制できませんでした。
森下投手は7回1アウトから阪神前川選手にライト前ヒットも、佐藤選手をセンターフライ、梅野選手をサードライナーに打ち取りました。打線は7回裏も小園選手がレフトフライ、坂倉選手はセカンドライナー、菊池選手は四球も、矢野選手はショートライナーに終わりました。
森下投手は8回表、先頭の阪神小幡選手にレフト前ヒット、代打の島田選手の送りバントを會澤選手が2塁に野選でノーアウト1、2塁に。近本選手のセンターフライで1アウト1、3塁から中野選手を空振り三振、森下選手をライトフライに抑えました。森下投手は8回を125球、4安打1四球9奪三振の無失点で降板しました。今日の森下投手は素晴らしい内容でした。魂のピッチングと言っていいと思います。
8回裏の攻撃は阪神2番手の石井投手に先頭の會澤選手がピッチャー内野安打で代走に大盛選手が入ります。代打宇草選手の送りバントで1アウト2塁に。代わった阪神3番手の桐敷投手に秋山選手はサードゴロ、野間選手は死球で1、3塁も上本選手はライトフライで本塁が遠かったです。
9回表は2番手の栗林投手が阪神大山選手、前川選手、佐藤選手を3者連続空振り三振に斬って取りました。9回裏の攻撃は1アウトから坂倉選手がセンター前ヒットも菊池選手はライトフライ、矢野選手はレフトフライに凡退しました。
0−0で迎えた10回表、3番手の島内投手が阪神梅野選手を空振り三振も小幡選手に四球、途中出場の島田選手にエンドランを掛けられライト前ヒット、野間選手の3塁への悪送球がカメラマン席に入り痛恨の1点を失いました。さらに近本選手にレフトオーバーのタイムリー2ベースを弾き返され、0−2となり島内投手は降板。代わった4番手の河野投手が阪神中野選手にもライトへタイムリーを運ばれ、0−3となりました。
10回裏の攻撃は阪神5番手のゲラ投手の前に1アウトから代打の堂林選手が四球、秋山選手がライト前ヒットで1アウト1、2塁から野間選手もセンター前ヒットで1アウト満塁から代打の松山選手はセカンドゴロ併殺打に終わり、試合が終わりました。
本当に痛い敗戦となりました。島内投手は疲れてます。ストレートがシュート回転していますので、球威が感じられないですし、島内投手の表情も自信なさげに見えます。ここは思い切ってリフレッシュの意味でファームで調整させるべきだと思います。
明日のカープの先発は九里投手、阪神は天敵の大竹投手です。九里投手の無双のピッチングを期待するしかありません。
この記事へのトラックバックURL
https://fanblogs.jp/tb/12613088