2024年05月22日
9回戦@マツダ 広島1−2阪神 またしても天敵大竹投手を攻略出来ず。森下投手7回2失点粘投も4勝目ならず。首位奪取に失敗。
【広島】首位奪取に失敗 3試合連続2ケタ安打の打線が天敵・大竹に沈黙
5/22(水) 20:59配信
スポーツ報知
5回、マウンドに集まる広島ナイン(カメラ・谷口 健二)
◆JERAセ・リーグ 広島1―2阪神(22日・マツダ)
広島の連勝は今季最長タイの4で止まった。首位・阪神と0・5ゲーム差で迎えた一戦だったが、昨年7月27日以来の首位奪取はならなかった。
3試合連続2ケタ安打していた打線が沈黙した。昨季マツダで4戦4敗、防御率0・68に抑えられた阪神・大竹に、マツダでの今季初対戦でも苦戦した。4回までパーフェクト。5、7回に無死一、二塁のチャンスを作っても、後続を断たれた。
報知新聞社
阪神大竹投手をまたしても攻略できませんでした。チャンスがなかった訳ではなく、2度得点圏にランナーを置きましたが、あと1本が出ませんでした。
また天敵≠ノしてやられました。投球フォームを含め、敵左腕の緩急自在の投球に対応できず4回までノーヒット。5回裏にはノーアウトから好調の4番小園選手、5番末包選手が連打で1、2塁のチャンスを作りましたが、後続が凡退しました。
4勝目を目指し、7回まで6安打2失点と試合を作った先発の森下投手を援護できませんでした。
0−2で迎えた9回裏には阪神のクローザー岩崎投手に意地を見せ何とか1点を返しましたが、反撃もそこまで。最後は2アウト満塁の一打逆転サヨナラのチャンスで、代打の切り札松山選手がセカンドゴロに打ち取られ万事休す。声をからした2万5271人の鯉党の大声援がタメ息に変わりました。
これで昨季から、チームとして、対大竹に対し公式戦7連敗。新井貴浩監督(47)は「いいところまでは(好機を)作ることができているので。また私が考えたい」と責任を被ったが「いろんな球種を投げるしね。真っすぐにしても抜いた真っすぐとか、一番は緩急かな。フォームをちょっとずつ変えたりとか」となかなか天敵攻略の糸口が見いだせない様子でした。
最後の打線の粘りはドリヨシも評価したいと思います。阪神の守護神の岩崎投手を攻め立てたのは後々の事を考えても大きいですね。
阪神の大竹投手に結果的には抑えられていますが、各打者打撃内容はそんなに悪くないように思います。タイミングも合っていましたが、時々見せる緩い球で、カープの打者が幻惑されてしまっていましたし、いい感じで打てても、少しずつ芯をはずされて、打球が思う程伸びない状態にあります。
一方森下投手ですが、今日は珍しく制球に苦しみました。過去5試合でわずか4四死球でしたが、この日は3回から3イニング連続の四死球で、5回までに3四死球を与えました。ボールが先行するカウントが目立ち、阪神大山選手の初回のレフト前タイムリーと、3回のライトへの犠牲フライは、ともにカウント2−0からでした。それでも森下投手は大崩れしませんでした。5回までに4度も先頭打者の出塁を許しましたが、失点は1回と3回の1点ずつでした。規定投球回にも達し、防御率は1.60でした。
今日の敗戦で、チームの連勝は4でストップしました。勝てば今季初の首位浮上でしたが、残念です。
ここは気持ちを切り替えて、明日の3戦目に集中して欲しいと思います。
明日のカープの先発はハッチ投手です。今季初勝利をかけての登板です。ハッチ投手は投げた球が高めに浮く弱点があり、浮いた球を打ち返され、失点を重ねていました。明日はハッチ投手の制球力に期待しましょう。阪神は西勇輝投手です。過去に天敵と言われましたが、今もカープ打線は打ち崩していません。なんとか明日勝ってカード勝ち越しを決めたいですね。
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