2024年05月21日
8回戦@マツダ 広島6−2阪神 野間選手2本のタイムリー!末包選手2戦連続3ラン!床田投手8回途中2失点好投で5勝目!首位阪神に0.5ゲーム差!
【広島】4連勝で0・5差! 末包昇大は予告通り?の2戦連発3ラン…東洋大の後輩・村上頌樹撃ち
5/21(火) 22:11配信
東スポWEB
3回、試合を決定づける3ランを放った広島・末包昇大
ノってきた? セ2位・広島は21日の阪神戦(マツダ)との首位攻防初戦を6―2で快勝し、0・5ゲーム差と肉薄した。
天敵討ち≠ナ今季初の4連勝を決めた。阪神先発はここまで3戦2敗、23イニングで3得点しか奪えていない村上頌樹投手(25)だったが、この日の赤ヘル打線は、序盤から完璧な攻撃を見せる。初回に1、2番の連打でわずか5球で先制すると、2回にも好調の6番・末包の二塁打を足掛かりに3本の長短打でさらに1点。スコアボードに小刻みに得点を続ける。
そして3回で一気に試合を決めた。立役者は直近の19日に今季1号をマークした末包昇大外野手(27)。一死一、三塁から母校・東洋大の後輩でもある村上のフォークを、中堅バックスクリーンへ叩き込む2試合連続2号3ラン。末包は「あっちは(昨年の)MVPなので、今日はたまたま打てたのはよかったですし、次、きりきり舞いにされないように頑張りたい」と貴重な一撃にも控えめだったが、新井貴浩監督(47)は「『今日もホームラン打ちます』と言ってましたし…」と恒例≠ニなりつつあるイジりで褒めたたえた。
中軸に固定した末包が2戦連発と気を吐き続け、打線も3試合連続で2ケタ安打。活気づく野手陣に指揮官も「プレッシャーが違うと思いますね」とニンマリ。今季最多タイの4連勝で貯金4と勢いそのままに、22日のカード2戦目で今季初の首位の座を狙う。
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天敵の阪神村上投手を攻略して勝利したのは大きいし、次回以降の対戦にもカープにとって良い影響が出そうです。それにしても末包選手のパワーはすごいですね。
先発の床田投手は今季8度目の登板で、試合前まで4勝2敗、防御率1.28。前回の5月14日のヤクルト戦は7回1失点で勝ち投手。今季の阪神戦は4度目、全て阪神村上投手との投げ合いで1勝2敗、防御率1.77でした。
床田投手は1回表、先頭の阪神近本選手に四球、中野選手のショートゴロを矢野が好捕、森下選手はサードゴロ、大山選手は死球で2アウト1、2塁となりましたがノイジー選手をファーストフライに打ち取りました。阪神中野選手の打球を矢野選手が好捕してアウトにしたのは大きかったですね。試合の流れを阪神に渡さなかったファインプレーでした。
スタメンは1番センター秋山選手、2番ライト野間選手、3番セカンド菊池選手、4番サード小園選手、5番キャッチャー坂倉選手、6番レフト末包選手、7番ショート矢野選手、8番ファースト林選手、9番ピッチャー床田投手と前試合と野手は同じオーダーを組みました。
阪神の先発の村上投手に1回裏、秋山選手が左中間に2ベース、村上投手の暴投でノーアウト3塁に。続く野間選手がライト前へタイムリーを飛ばし1−0と先制しました。いきなり先取点が取れたのは大きかったですね。秋山選手が先頭打者初球を叩いて左中間に2ベースを放った事で、カープのペースに持ち込む事が出来ました。続く菊池選手の送りバントで1アウト2塁から小園選手はショートフライ、坂倉選手はライトフライで追加点は挙げられませんでした。
2回裏の攻撃で先頭の末包選手がレフト線に2ベース、矢野選手のセーフティ気味のバントが内野安打となりノーアウト1、3塁に。続く林選手がライトへタイムリーを打ち返し、2−0としました。林選手は必死ですね。せっかくつかんだ1軍スタメンの切符を離さないと言わんばかりに、毎試合アピールしています。しかし、足は決して速くないのは痛感しています。
打線は3回裏1アウトから小園選手と坂倉選手の連打で1、3塁とすると末包選手がセンターバックスリーンに2試合連続の2号3ランを放り込み、5−0とリードを広げました。見た感じ、末包選手は決して強振せず、コンパクトなスイングに見えました。末包選手のコメントには、外野フライでもいいという気持ちで打席に入ったとありましたが、コンパクトなスイングで振り抜いただけでも、バックスクリーンまで飛ばす訳ですから、末包選手のパワーがいかにすごいかがわかります。
床田投手は4回表、先頭の阪神森下選手にレフト前ヒットも大山選手をファーストファウルフライ、ノイジー選手をセカンドゴロ併殺打に仕留めました。5回表は先頭の阪神渡邉選手にセンター前ヒットも坂本選手をレフトフライ、木浪選手をショートゴロ併殺打に抑えました。
6回裏の攻撃で阪神2番手の富田投手に2アウト1塁から野間選手が右中間にタイムリー3ベースを弾き返し、6−0と一方的にリードしました。
床田投手は8回表に阪神木浪選手にサード内野安打、ミエセス選手のサードゴロを小園選手が失策、近本選手にライト前ヒットでノーアウト満塁の大ピンチになりました。続く阪神中野選手にレフト前にタイムリーで6−1。続く森下選手にレフトへ犠牲フライを打たれ6−2となり降板しました。代わった島内投手が阪神大山選手をセンターフライ、ノイジー選手をセカンドゴロに打ち取りました。
床田投手は7回1/3を117球、6安打3四死球1奪三振の2失点(自責1)でリーグトップタイの5勝目(2敗)を挙げました。8回にスタミナ切れとなりましたが、今日も阪神打線相手にナイスピッチングでした。多彩な変化球を低めやコーナーにしっかり集めて、打たせて取るピッチングに専念していました。
9回表は3番手の黒原投手が無失点に抑えて、試合が終わりました。黒原投手は与えられた場所できっちり仕事をしています。ピッチングの質自体がかなり良くなってきているので、チャンスがあれば先発で起用して欲しいですね。
チームは今季2度目の4連勝で、19勝15敗4分けで今季最多貯金4とし、首位阪神に0.5ゲーム差に迫りました。
さあ、いよいよ虎のシッポをつかむ時がやってきました。明日のカープの先発は森下投手です。前回ヤクルト戦では6回1失点粘投ながらも敗戦投手となっています。内容は良かったので心配していません。明日は快刀乱麻のピッチングに期待です。阪神は大竹投手です。天敵ではありますが、前回対戦の5月8日は阪神が継投に入った終盤にカープが勝ち越して勝利しました。勝つためには、終盤まで接戦に持ち込み、阪神が継投に入ったところで一気に寄り切るしかないと思います。森下投手には7回まで1失点で我慢のピッチングをすれば、勝機はあるでしょう。ただ、違う点はカープに末包選手がいる事です。末包選手の打撃にも注目です。
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