侍・岡本和真「最高です」のみ6連発!ヒーローインタビューでも魅せた WBC1号含む2安打5打点大暴れ
3/16(木) 22:45配信
スポニチアネックス
WBC準々決勝<日本・イタリア>3回、3ランを放つ岡本和(撮影・尾崎 有希)
◇WBC準々決勝 日本9−3イタリア(2023年3月16日 東京D)
第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の準々決勝が16日、東京ドームで行われ、日本が9−3でイタリアに勝利して5大会連続の4強を決めた。「6番・一塁」で先発出場した岡本和真内野手(26=巨人)が3点本塁打を含む2打数2安打2四球5打点の活躍を見せた。
今大会17打席目だった1−0の3回2死一、二塁で体勢を崩されながらも、最後は左手一本で左翼席スタンドに運ぶ3点本塁打を放った。さらに続く5回無死二、三塁となった第3打席では初球を右中間2点二塁打で侍ジャパン最多タイとなる5打点目をあげて勝利に貢献した。
試合後のヒーローインタビューに現れた岡本和は「最高です」と“本拠地”の声援に感謝した。また、本塁打の手応えも「最高です」と振り返った。さらに大歓声の中でのダイヤモンド一周での心境についても「最高です」と答えて球場を爆笑させた。
“最高です劇場”は終わらない。WBC1号の思いを聞かれて「最高です」。次の戦いの舞台は米国へと移す中、この大歓声について聞かれて「最高です」。最後に日本の選手を代表して意気込みを聞かれると「えぇ…もう…」と言葉に詰まると、球場から笑いが起こった。
岡本和自身も笑ってしまい、左手で思わず口元を隠した。そして「最高です」と言い直した。まさかの「最高です」6連発でヒーローインタビューを終え、球場のファンから大歓声を浴びた。
3大会ぶりの世界一に向けて、今日も侍ジャパンの選手の皆さんが躍動しました。
3番ピッチャーで先発のマウンドを託された大谷選手が立ち上がりから気迫のこもったピッチングを見せました。1球ごとに声を響かせる、まさに魂のピッチングで、2回には今大会自身最速の164キロを計測しました。4回2/3、71球を投げて被安打4、5奪三振の2失点で2番手の伊藤投手につなぎました。
打者大谷選手も勝利への執念を見せました。0−0で迎えた3回裏、1アウト1塁の場面で意表をつく3塁へのセーフティーバントで、相手の悪送球を誘い1アウト1、3塁とチャンスメイクをすると、今大会初めて4番に入った吉田選手のショートゴロの間に先制しました。さらに2アウト1、2塁で岡本選手がレフトスタンドへ3ランを放ち4−0とし、序盤に主導権を握りました。
5回裏には5番に入った村上選手が待望の今大会初タイムリーを放ち、岡本選手もタイムリーで続きました。岡本選手は今日5打点の活躍でした。村上選手と岡本選手の調子が上がってきたので、侍打線は本当に切れ目のない、恐るべき打線になって来ましたね。
さらに吉田選手が7回に今大会初ホームランで10打点目を挙げ、打点ランキングで全体トップに躍り出ました。
投手陣は3番手の今永投手が1イニングを2奪三振無失点に抑え、4番手は13年ぶりのリリーフ登板となったダルビッシュ投手が2イニング27球を投げて1失点。最後の大勢投手が9回1イニングを無失点で締めました。
投打ががっちり噛み合い、ほとんど隙のない野球が出来ていると思います。戦う度に強いチームに成長している感じがします。
さあ、次は準決勝です。準決勝は日本時間の20日と21日にアメリカ・マイアミ(ローンデポパーク)で行われ、我らが侍ジャパンは21日にプエルトリコとメキシコの勝者と対戦します。
世界一まであと2勝です。頑張れ!侍ジャパン!
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