2023年03月14日
オープン戦@バンテリンドーム 広島2−2中日(9回規定により引き分け) 田村選手、韮澤選手のタイムリーでドローに持ち込む!遠藤投手5回無失点好投!
【広島】愛工大名電卒の2年目ホープ・田村俊介が"祖父江撃ち"の適時二塁打「ホント自信になりました」
3/14(火) 19:35配信
中日スポーツ
広島の田村俊介
◇14日 オープン戦 中日2―2広島(バンテリンドームナゴヤ)
愛工大名電高出2年目のホープが成長を示す快打を放った。広島の田村俊介外野手(19)が8回に中日・祖父江からタイムリー二塁打。「きょうはしっかり自分のスイングができたかなと思ったので良かったです」。左打席から強烈な弾丸ライナーを右翼へ飛ばした。
打ったのは中日・祖父江の147キロのストレート。「ホント自信になりました」。一線級の投手の速球を力強く引っ張ったことに意味がある。
「キャンプからずっと、真っすぐに対して差し込まれるというところを一番課題としてやってきて、きょう、その真っすぐに対してしっかり打ち返せた。ちょっとずつ慣れてきたのかなという部分も感じました」
高校時代は左腕エースとしてチームを引っ張っており、打撃に専念したのはプロ入りした昨年から。2年目の今春はキャンプから1軍に同行。最初はなかなか結果が出なかったが、新井監督ら首脳陣は根気よく使ってきた。徐々に1軍のレベルにも慣れ、結果も伴うようになってきた。
「足の上げ方、右足の使い方を迎(打撃)コーチとずっとやってきたので。それで今、ちょっとずつ1軍レベルのピッチャーに対応できているのかなと思います」
速さに負けないよう、足の使い方やタイミングの取り方をコツコツと身に付けてきた。貴重な体験を重ねている春。出身は京都府ながら、高校3年間を過ごした準地元で一つの手応えを得た。
中日スポーツ
今日のオープン戦、打撃では高卒2年目の田村選手と、4年目の韮澤選手が存在感を見せてくれました。
8回表、2アウト3塁で田村選手が打席に入り、中日祖父江投手の投げた4球目、147キロのストレートを捉えて、ライトへのタイムリー2ベースを放ち、1−2としました。1軍の一線級のピッチャーから打った2ベースは、自信になったと思います。田村選手はオープン戦での長打率が.556と長打が目立っています。すごいバッターの片鱗をのぞかせているのではないでしょうか。開幕1軍が現実味を帯びてきました。
そして、なお2アウト2塁で、続く韮澤選手が中日祖父江投手の5球目、134キロのスライダーを捉えて、ライトへタイムリー2ベースを放ち、2−2の同点に追いつきました。韮澤選手はオープン戦の打率が.250と、1軍生き残りにギリギリのところですが、韮澤選手は必死に頑張っています。残りのオープン戦でどれだけ打撃でアピールできるか、注目です。
先発の遠藤投手は5回62球を投げて、3安打3奪三振無失点の好投でした。開幕ローテーション入りを確実なものとしました。オープン戦通算では8イニングを投げて被安打4、5奪三振で自責点は0と極めて安定したピッチングを展開しています。今季の遠藤投手は二桁勝利は確実かもしれませんね。
心配なのはリリーフ陣ですが、今日はケムナ投手が捕まりました。6回裏、2アウト満塁から中日ビシエド選手にレフト前へ2点タイムリーを浴びて0−2とされました。
ケムナ投手は対外試合からピリッとしてませんね。投げてみないとわからない感じがあるので、首脳陣も悩みどころではないでしょうか。
次のオープン戦は17日のオリックス戦です。若手選手の1軍生き残りがし烈になってきますが、ケガだけはしないように、気をつけて欲しいですね。
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