2023年03月04日
カーネクスト侍ジャパンシリーズ2023名古屋@バンテリンドーム 日本2−7中日 中日に7失点完敗。戸郷投手、松井投手らリリーフ陣乱調。打線も元気なし。
侍ジャパンが中日に7失点完敗 大谷、ヌートバー、ダル見守る中…投手陣乱調、打線元気なく課題残す1敗
3/3(金) 22:34配信
スポニチアネックス
壮行試合<侍・中>6回、戸郷が中日打線につかまり、険しい表情で見つめる栗山監督(中央)(撮影・椎名 航)
◇侍ジャパン壮行試合 日本代表2―7中日(2023年3月3日 バンテリンD)
3月9日開幕の第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で世界一奪回を目指す野球日本代表「侍ジャパン」は3日、バンテリンドームで行われた壮行試合で中日と対戦。2番手・戸郷と3番手・松井の乱調に加え、打線に元気がなく2ー7と完敗。壮行試合3試合目で初黒星を喫した。
2月25日のソフトバンクとの壮行試合第1戦は2回無失点。「(WBC)球にも対応できています」と語っていた今永が先発した。しかし、この日は初回から首をかしげる場面が多かった。それでも2回は3連続三振斬り。3回に先頭の龍空は空振り三振に抑え初回から5連続三振を奪ったが、続くドラフト6位ルーキーの田中幹也に左前に運ばれ1死一塁。ここで盗塁を許し、1番・大島の遊飛後に2番・カリステに三遊間を破られ先制点を許した。
1点を追う4回だった。この回先頭の牧が相手先発左腕・小笠原から遊撃内野安打を放ち出塁すると、続く村上が壮行試合9打席目で待望の初安打。無死一、三塁5番・岡本の三ゴロ併殺崩れの間に同点に追いついた。
だが、3回56球を投げ7奪三振1失点の先発・今永からバトンを受けた戸郷もピリッとしない。逆球が目立ち、6回にはアキーノ、高橋周、木下拓に3連打を浴び2失点。7回には3番手でマウンドに上がった松井も前回登板同様に制球が定まらず2/3回を2安打3四球4失点。2死満塁で交代した栗林でも悪い流れは止められず、この回一気に4点を失った。
ここまで併殺崩れの1点だけとつながりを欠く打線は7回も山川、源田、中村で3者凡退。8回は先頭の周東がこの日初長打となる右翼フェンス直撃の二塁打で無死二塁とすると、山田が右飛、サポートメンバーの岡大海は空振り三振。2死二塁から牧が右翼線を破る二塁打でようやく2点を奪った。
9回は5番手として大勢がマウンドに上がり、きっちり3人で抑えたが、打線は得点を奪うことができず2ー7で中日に完敗。この日チームに合流した大谷、ヌートバー、そしてダルビッシュがベンチで見守る中、攻守に課題を残す一戦となった。
今日の強化試合は、投手陣の乱調で7失点という、侍ジャパンにとっては課題を残す結果となりました。
日本先発の今永投手は3回、中日カリステ選手にレフト前タイムリーを浴びて先制を許しました。今永投手は2回まではほぼ完璧なピッチングでしたが、3回に制球を乱しました。今永投手は極端な結果が出る悪い癖があるように感じます。
日本は4回、牧選手、村上選手の連打でノーアウト1、3塁のチャンスを作りましたが、岡本選手のサードゴロで1−1の同点に追いつくと、後続が倒れて勝ち越しとはなりませんでした。
6回に登板した2番手の戸郷投手が2アウトから3連打で2点を失いました。戸郷投手も制球が安定せず、変化球が甘く入って打たれました。3番手の松井投手は、宮崎合宿からWBC球対応に苦しみ、今日も3四球で4失点と乱調でした。1イニングも持たず途中降板するなど、状態は深刻です。
我らが広島東洋カープの栗林投手は4番手で松井投手の次に登板しました。いきなりタイムリーを浴びましたが、その後は栗林投手らしいピッチングは出来ていたと思います。
打線はここまで強化試合3試合で、1番の山田選手、4番の村上選手は不動です。実戦3試合目にして村上選手に初安打が生まれましたが、山田選手は初戦から3打数ノーヒット、3打数ノーヒットで、今日も5回まで3打席に立ち2三振とブレーキになっています。
少し侍ジャパンに暗雲が漂っていますが、明日の試合で払拭して欲しいと思います。
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