2024年03月07日
カーネクスト侍ジャパンシリーズ2024第2戦@京セラドーム 日本2−0欧州代表 6人の継投で史上初の完全試合達成!金丸投手、中村投手のアマチュア勢が躍動!
【侍ジャパン】6人の侍 継投で史上初の完全試合達成 「アマ」金丸&中村がリズム呼んだ 球場は大歓声
3/7(木) 21:35配信
スポニチアネックス
侍ジャパン強化試合<欧州代表・日本代表>3回、紅林(左)を迎える中村(右)(撮影・平嶋 理子)
◇侍ジャパン強化試合 侍ジャパン2−0欧州代表(2024年3月6日 京セラD) 井端弘和監督(48)率いる日本代表「侍ジャパン」は7日、欧州代表との強化試合「カーネクスト侍ジャパンシリーズ2024」第2戦(京セラドーム)を行い、継投による完全試合を達成しての快勝となった。
まずは先発マウンドに上がった金丸夢斗投手(関大)が快投を披露。1番、2番と連続で空振り三振に仕留めるなど好発進して、結局、2回を打者6人でパーフェクト、4奪三振の快投でスタンドを沸かせた。
また、2番手で登板した愛工大・中村優斗も自己最速157キロをマークするなど安定した内容で3者凡退。堂々の投球を披露した。アマチュアから選出された侍では、前日に青学大・西川が2安打1打点と途中出場ながらも活躍。この日は投手陣の金丸、中村も、2人で3イニングを完全投球という内容で、見事に初陣を飾った。
打線も2回に敵失などで1死一、三塁の好機をつくると、侍ジャパン初選出の山本祐大(DeNA)がきっちりと中犠飛を放ち、先制に成功した。 投手陣は4回以降は松山(中日)、渡辺(楽天)、隅田(西武)と1人の走者も許さない継投での完全試合を継続。7回には中堅・西川(青学大)がダイビングキャッチで好捕し、試合を引き締めた。
8回に紅林が追撃の適時打を放つと、投手陣も奮闘。8回は種市(ロッテ)が抑え、9回もそのまま種市が封じて、6投手による継投での完全試合を達成した。球場からも大きな拍手と歓声が巻き起こった。
2014年の日米野球の第3戦では則本―西―牧田―西野と継投して無安打無得点試合(ノーヒットノーラン)を達成して以来の快挙。継投での完全試合は初となった。
侍ジャパンの投手6人のリレーで史上初となる完全試合を達成しました。やはり日本の投手陣は世界トップレベルですね。投手陣については今年秋に行われる国際大会のプレミア12に向けて大きな弾みとなったと思います。
先発した関西大の金丸投手は1回裏、1番、2番を変化球で2者連続の空振り三振に仕留めると、3番をサードゴロに打ち取り、危なげない立ち上がりを見せると、2回裏も2三振を奪うなど、圧巻のピッチングを披露。2回を投げて無安打無四球4奪三振と衝撃デビューを飾りました。
3回裏は愛知工業大の中村投手が登板し、欧州代表の下位打線を3人で抑え1イニングをパーフェクトに抑えました。4回からは松山投手、5回は渡辺投手、6回、7回は隅田投手、8回、9回は種市投手と計6人の投手が欧州代表打線を圧倒し、見事に継投での完全試合を達成しました。
打撃陣は2回表、先頭の我らが広島東洋カープの田村選手が相手の失策で出塁したのをきっかけに、1アウト1、3塁のチャンスを作ると、山本選手がセンターへ犠牲フライを放ち、1−0と先制しました。
8回表には万波選手が2ベース、我らが広島東洋カープの小園選手が四球を選び2アウト1、2塁とすると、紅林選手のショートゴロを相手ショートが後逸して1点を追加して2−0となりました。
この2試合は、投手陣については収穫が多かったですが、攻撃陣は課題が浮き彫りになったと思います。昨日はまだ打ってたと思いますが、今日は5安打しか打てていません。打線のつながりに課題を残した形になります。
さて、我らが広島東洋カープの選手ですが、田村選手は5番レフトでスタメン出場し、4打数1安打でした。第1打席のサードの失策は、日本の先制点に絡んでいます。小園選手は途中出場し、1打数ノーヒット1四球でした。2打席目の四球は日本の2点目に絡んでいます。
坂倉選手と森下投手、栗林投手は出番がありませんでした。
さて、日本のプロ野球はオープン戦が本格的になります。侍ジャパンに選出された5選手もカープに合流します。明日からはマツダスタジアムで中日との3連戦です。明日は新人選手中心に起用するらしいので、楽しみですね。
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