先週のネットニュースでたばこの害について事実がより明確になった。
イギリスのノーザンゼネラル病院の心臓センターでの1700名を対象にした臨床データで、
心筋梗塞や心臓発作を起こす人の割合が喫煙者では8倍にもなることがわかった。
喫煙でのリスクは主に肺を主体とした呼吸器系の疾患がほとんどであり、
肺以外の疾患との関連性に関しての臨床データは少なかったが、今回のデータで明確に
心臓疾患との相関が明らかになった格好だ。
喫煙によるリスクは肺に付着するタールや発がん物質が原因で癌や肺気腫など以外に、
口腔内のヤニが胃腸にも入り込み消化器癌や膀胱がんのリスクを高めることも最近の研究で知られるようになった。
喫煙で体内の毛細血管に至るまで収縮することで高血圧や冷え性の原因の一つということは知られているが、
脳科学の立場から見るとニコチンによる脳内神経の興奮作用とその興奮作用が常態化することでの、
神経伝達物質を調整するモノアミンオキシターゼ(MAO)の活性が低下し、
それにともなって気力や気分に変動が生じたり、うつ病になるリスクが増大することが報告されている。
私はタバコをやめて2年以上になるが、喫煙はタバコを吸わない周囲の人へも迷惑だし、受動喫煙での害を相手にあたえてしまう。
本人がタバコを吸うのは自由だと思が、周囲への配慮ができなかった過去の私はバカだったと後悔している。
タバコによる本人の健康リスク、経済損失、家族への負担どれをとっても良いことはないと言える。
自分が健康を害して病気になり健康を害したら家族はどうなるかを考えたら、喫煙を続けることはどうかと思う。
私も過去に何度も禁煙に失敗したが、タバコをやめる方法として禁煙外来という手段がある。
もちろん禁煙外来でも今までの喫煙習慣を急にやめるわけだから、多少なりとも苦痛が伴うため、
欲求と戦う努力が必要である。
しかし、離脱症状の緩和や喫煙欲求の減少により、あまり苦しい思いをせずに禁煙に成功することができると思う。
自分の意思だけに頼る方法よりもずーと楽であると思う。
タバコをやめる理由を自分なりに整理して紙に書き連ね、喫煙という快楽と決別する勇気が必要だ。
私は過去にタバコをやめることが長年できなった理由はニコチンが体に急に入ってこなくなることでの日中の
ひどい眠気や集中力の低下による仕事能率の低下という離脱症状と喫煙という快楽と決別する勇気が足りなかったためだったと思う。
タバコを吸うことが自分の命や人生に悪影響を及ぼすという危機感を強く自覚する身近な出来事がきっかけで禁煙外来に行って強い意志で禁煙するのに成功した。
喫煙という快楽を失う寂しさは仮想であることが、禁煙に成功し1年ほど経過するとわかる。
どうして過去に自分がタバコを吸いたかったのか、今はバカバカしく思う心境である。
だからここで禁煙をすすめるこのような文章を書いている。
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