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2022年04月28日
4回戦@マツダ 広島5−9東京ヤクルト 8回セットアッパーが崩壊で大逆転喫す。九里投手7回無失点粘投もフイ。
広島が勝ちパターン崩壊≠ナ逆転負け 8回だけで与四球5&9失点…
4/28(木) 21:59
配信
東スポWeb
大誤算だった広島・中崎(東スポWeb)
勝ちパターンが崩壊した。広島は28日のヤクルト戦(マツダ)に5―9で逆転負け。先発・九里は7回無失点の好投を見せた。ただ、8回から登板した2番手の中崎、3番手の島内らが誤算で8回だけで9失点した。
7回までと一転して8回は荒れに荒れた。先頭の代打・川端からは一死取るも、中崎は太田、青木、山田に3者連続で四球。一死満塁で村上に2点適時打されて同点に追いつかれると、ベンチは3番手の島内にスイッチした。
しかし、悪い流れは止まらない。島内も塩見、長岡に2者連続四球で1点を失い、オスナに2点適時打を浴びた。4番手に黒原が登板するも、松本直に適時打。二死後に太田に安打され、山崎に走者一掃の3点適時打を浴びて万事休すだ。
その裏の攻撃で3点を取り戻したが焼け石に水だった。チームは2連敗で、首位・巨人とのゲーム差は3・5に広がった。昨年8勝14敗3分けと、リーグで大きく負け越したヤクルト相手に今年も1勝3敗。負の連鎖はなかなか断ち切れない。
東京スポーツ
イヤな負け方をしてしまいました。セットアッパーの2投手がいずれも大乱調で、8回表の1イニングだけで9失点という、信じられない結果となりました。
大逆転負けの話題が先行していますが、先発の九里投手はよく投げたと思います。7回116球を投げて無失点の好投でした。今日は球数を要しはしましたが、丁寧なピッチングでヤクルト打線を抑えました。最大のピンチは6回表、ヒットとエラーと四球で2アウト満塁を迎えましたが、ヤクルト塩見選手をサードゴロに仕留め、ピンチを脱しました。が、残念ながら勝ちをつけることが出来ませんでした。
打線は4回裏、ノーアウト1塁でヤクルト先発の高橋投手から坂倉選手が右中間スタンドへ2ランを放ち、2−0と先制しました。会心の当たりでした。
試合は2−0のままで8回表を迎えました。カープはセットアッパーの中崎投手が登板しました。が、1アウト後、ヤクルト太田選手、青木選手、山田選手に3者連続四球を与えて満塁のピンチを招き、続くヤクルト村上選手にセンター前へ2点タイムリーを浴びて2−2の同点に追いつかれました。その後1アウト1、2塁で島内投手に交代しましたが、ヤクルト塩見選手に四球を与えて再び満塁となり、ヤクルト長岡選手に押し出しの四球を与えて2−3と勝ち越しを許しました。さらにヤクルトオスナ選手にセンター前へ2点タイムリーを浴びて2−5となりました。1アウト1、3塁からドラ1ルーキーの黒原投手に代わりましたが、ヤクルト松本選手にタイムリーを浴びて2−6。その後2アウト満塁となり、ヤクルト山崎選手にライトオーバーの走者一掃のタイムリー2ベースを浴びて2−9となり、一気に試合が決まりました。中崎投手は今日はストレートに伸びがなく、変化球もキレがありませんでした。それ故に丁寧に投げようという意識が高過ぎて、制球まで乱れてしまう結果になりました。島内投手は相変わらず、プレッシャーに弱い性格がピッチングに現れました。素晴らしいストレートを持っているだけに、実にもったいないですね。島内投手は精神的な問題が大きいと思います。黒原投手は既に押せ押せになったヤクルト打線なので、止めることは容易ではないですね。
8回裏に打線は3点を返し、5−9としましたが、反撃もここまで。最悪の逆転負けを喫してしまいました。
昨日の負けは完敗で、まだ切り替えが出来ましたが、今日は勝ちパターンに入っている中での逆転負けだけに、明日以降に尾を引かないか心配です。
明日からはバンテリンドームで中日との3連戦です。前のバンテリンドームでは中日に3連敗しているだけに、明日からはリベンジの3連戦になります。カープの先発はエース大瀬良投手です。連敗を止めるべく、プレッシャーのかかるマウンドですが、何としても頑張って欲しいですね。中日は高橋投手です。ゲームをしっかり作るピッチャーだと思いますので、野手の皆さんは心して攻めていかなくてはなりません。とにかく、今日の負けを引きずらないように、全員一丸で戦って欲しいです。
3回戦@マツダ 広島2−8東京ヤクルト 床田投手3回4失点KO。リリーフ陣も打たれて完敗。西川選手4安打も焼け石に水。
【広島】「調子悪くなかった」先発床田寛樹 今季最短3回4失点KO球団4500勝ならず
4/27(水) 21:49
配信
日刊スポーツ
広島対ヤクルト 2回表ヤクルト2死二、三塁、塩見に左2点適時打を浴びてうつむく床田(撮影・加藤孝規)
<広島2−8ヤクルト>◇27日◇マツダスタジアム
広島先発の床田寛樹投手(27)が今季最短の3回4失点で初黒星を喫し、球団通算4500勝はならなかった。1回に山田のソロ、2回には適時打2本で今季最多の4失点。「調子は悪くなかった。うまく打たれたという感じだった。もう1回見つめなおして、同じ失敗を繰り返さないようにしたい」。火曜日の男・九里が雨天中止の余波で28日に先発する。次週のカード頭について、佐々岡監督は「今から考える」と話すにとどめた。
床田投手は調子は悪くなかったと言っていますが、悪くないが故にどこか隙があったのではないでしょうか。
先発床田投手は1回表にヤクルト山田選手にレフトスタンドへソロホームランを浴びて1点を先制されました。さらに2回表はヤクルト塩見選手に2点タイムリーを浴びて0−3。ヤクルト山田選手にタイムリーを浴びて0−4となりました。2回表のピッチングは制球が乱れ、ストライクを取るのが精一杯に感じられました。3回表は満塁のピンチを招きましたが、なんとか無失点で切り抜けました。3回裏の打線が回ってきたところで代打を送られて降板。今季最短の3回4失点でKOとなりました。床田投手は一度崩れ始めると、ズルズル行ってしまう傾向がありますので、最悪最少失点で抑える粘りと技術が必要かと思います。
次回登板は来週のマツダスタジアムの読売戦だと思いますが、今日の悔しさは次戦でしっかり晴らして欲しいと思います。
今日はリリーフ陣も粘れませんでした。
2番手の矢崎投手は4回表にヤクルト村上選手にバックスクリーン左へ2ランを浴びて0−6に。これで今日の試合は決まった感じになりました。3番手のドラ5ルーキー松本投手は6回表の代わりバナにヤクルト塩見選手にライトスタンドへソロホームランを浴びて0−7となり、8回表は4番手の森浦投手がヤクルト村上選手にタイムリーを浴びて1−8となりました。今日はリリーフ陣もヤクルト打線の流れを止めることは出来ませんでした。
カープ打線はヤクルト先発の原投手に苦戦しました。西川選手が4安打と孤軍奮闘しましたが、結果坂倉選手の内野ゴロの間の1点と、マクブルーム選手のタイムリーの1点の計2点に終わりました。ただ、現地観戦したドリヨシとしては、各打者いい当たりはしていましたが、ホームラン性の当たりはあとひと伸び足らなかったり、ライナー性の鋭い打球は野手の正面を突いたりと、アンラッキーな部分も多かったように感じました。
さあ、気持ちを切り替えて明日です。明日のカープの先発は九里投手です。投手キャプテンとして、チームを勝利に導く気迫のピッチングを期待しましょう。ヤクルトは高橋投手です。高橋投手は立ち上がりが不安定なので、1回裏の攻撃がポイントだと思います。乗せてしまう前にしっかり攻略したいですね。
余談ですが、ドリヨシが観戦に行った試合はほとんど完敗が多いです。今日は床田投手だったので、間違いなく勝つと思っていたのですが、信じられない乱調で負けてしまいました。なんとも悔しいです。帰りの足取りがなんと重たかったことか…。