2022年04月05日
1回戦@マツダ 広島3−1読売 九里投手7回1失点で今季初勝利!松山選手決勝タイムリー!チームの連敗は3でストップ!
やったぜ広島 6連勝中の巨人止めた! 首位決戦で九里が好投 栗林も“雪辱”のセーブ
4/5(火) 20:58
配信
スポニチアネックス
<広・巨(1)>7回1死一塁、岡本を三ゴロ併殺に打ち取り吠える九里 (撮影・奥 調)
◇セ・リーグ 広島3−1巨人(2022年4月5日 マツダ)
広島が、5日の巨人戦に3−1で勝ち、首位決戦となる3連戦初戦で先手を奪った。
打線は初回に坂倉が先制適時打。さらに1−1の6回には松山の勝ち越し適時打などで2点を奪い、先発の九里を援護した。
昨季、セ・リーグ最多勝の九里は4回に投手・戸郷に適時打を許して1点を失ったが、安定した内容で7回1失点の好投。8回は中崎がリリーフし、9回は守護神の栗林がマウンドに上がった。
栗林は2日の中日戦で救援に失敗し、連続試合セーブ記録が「22」でストップ。その雪辱戦ともなったこの日は、先頭打者の若林に遊ゴロ失策で出塁を許したものの、後続を断ち、見事に逃げ切り。白星を守り切った。
チームとしても広島は連敗を「3」でストップ。首位・巨人とのゲーム差を「1」に縮めた。
今日の読売戦は両チームの我慢比べの展開でしたが、最後はカープが逃げ切りました。素晴らしい試合でした。
先発の九里投手は「連敗ストッパー」として本領を発揮しました。1回に3四球を与えるなど制球が乱れましたが、徐々にテンポを取り戻しました。読売打線に6安打を浴びるなど、ランナーを背負いながら粘りのピッチングを展開しました。3−1で迎えた7回はノーアウト1塁で、読売坂本選手がレフトへ大飛球を打ちました。ドリヨシはスタンドインかなと思いましたが、レフトフェンスぎりぎりの所で、この回からレフトの守備についた西川選手が好捕しました。今日はスタメンレフトは松山選手でしたが、もし松山選手だったら、この飛球を好捕できていたかどうか、微妙な感じでした。なのでこの回の守備変更は功を奏しました。その後、1アウト1、2塁のピンチでしたが、読売岡本選手をサードゴロ併殺に仕留め、この回無失点に抑えました。ここが今日の試合のポイントだったと思います。九里投手は7回6安打1失点の好投でした。今季初勝利がついて本当に良かったです。
2番手は中崎投手が8回1イニングを投げて1安打無失点でした。中崎投手は完全復活と言っていいと思います。球にキレがありますし、表情も自信に満ちており、あのリーグ3連覇の時の中崎投手が戻ってきました。
9回は守護神の栗林投手が登板しました。前回の中日戦で、逆転サヨナラを喫して、かなり悔しい思いをしました。今日はその悔しさを晴らすピッチングでした。先頭の読売の代打若林選手を味方のエラーで出塁を許しましたが、読売吉川選手をファーストゴロ、坂本選手をライトフライ、代打ウィーラー選手をライトフライに仕留めて、ゲームが終わりました。先日も言いましたが、栗林投手は記録だの数字だのの縛りがなくなりましたので、気持ちが楽になったと思います。今日は本来の栗林投手に戻った感じがしました。
打線は終始粘りの打撃を見せてくれたと思います。1回、読売先発の戸郷投手を攻め、2アウトランナーなしから小園選手が右中間フェンス直撃の2ベースで出塁。続くマクブルーム選手が四球を選び1、2塁となります。そして続く坂倉選手がレフト前タイムリーを放ち、1−0と先制しました。開幕6連勝中は、2アウトからの得点が多かったですが、今日も2アウトからの得点で、打線のつながりがしっかりしています。
1−1で迎えた6回、1アウト1、3塁のチャンスで、松山選手がセンター前タイムリーを放ち、2−1と勝ち越しました。低めの変化球をうまくすくって、センターに運ぶ技ありのバッティングでした。なお1、3塁で會澤選手のショートゴロの間に3塁ランナーが生還して3−1とリードを広げました。
今季のカープ打線は「つなぐ意識」がものすごく高いですね。東出野手総合コーチのおかげでしょうか。
さて、明日は2戦目ですが、カープの先発は床田投手です。前回阪神戦では7回4安打1失点と好投しています。現在の先発ローテーションの中では、床田投手が一番安定していると思います。明日も無双のピッチングに期待しましょう。読売はメルセデス投手です。前回ヤクルト戦では6回途中2安打無失点の好投です。カープが先制するまで、床田投手が我慢できるかがカギになりそうです。カープ打線に明日も「つなぐ意識」があれば、メルセデス投手も攻略できると思います。明日勝てば読売と同率首位に並びます。是非勝って欲しいです。
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