2022年04月06日
2回戦@マツダ 広島1−2読売 床田投手好投も、終盤に中崎投手が痛恨被弾し逆転負け。
【広島】終盤の積極采配裏目で逆転負け 好投床田寛樹に代打もハマらず「僕の責任」佐々岡監督
4/6(水) 22:11
配信
日刊スポーツ
広島対巨人 9回表巨人、交代を告げる佐々岡監督(撮影・加藤孝規)
広島は終盤の積極采配が裏目となり、逆転負けを喫した。
1−0の7回2死2塁で床田寛樹に代打松山を送るも追加点を奪えず、直後に2番手中崎が吉川に逆転2ランを被弾。7回まで3安打無失点と好投の床田への代打策も、継投策もハマらなかった。佐々岡監督は「1点を取りたいところ。それで失敗したら僕の責任です。8回の中崎も信頼して(起用している)」と選手をかばった。
▽広島中崎(0−1の8回に登板も吉川に逆転2ラン被弾して今季初黒星)「悪い球ではなかった。床田とチームに申し訳ない」
今日の試合は仕方ないところもありましたが、読売の勝ちに対する執念に負けてしまった感じでした。
先発の床田投手は1回から素晴らしいピッチングを展開し、スコアボードに0を並べました。7回3安打無失点の好投でした。床田投手のストレートが糸を引くように會澤選手のミットに決まっていました。特に1点先制した直後の3回、2アウト1、3塁のピンチで、読売ポランコ選手へのラストボール。151キロのストレートがアウトロー一杯に決まり、見逃し三振に仕留めたシーンは圧巻でした。ピッチング内容はケチのつけようがないくらい、素晴らしかったですね。
打線は読売先発のメルセデス投手の前に、なかなかつながらず、苦戦を強いられていましたが、唯一の得点は2回、1アウト後、坂倉選手がライトオーバーの3ベースでチャンスを作ると、続く會澤選手がライト前タイムリーを放ち、1−0と先制しました。
先発の床田投手はこの1点を守っていましたが、7回の攻撃で代打を送られ、降板となりました。
そして8回表です。カープは2番手にセットアッパーの中崎投手が登板しました。1アウト後、読売代打大城選手にライト前ヒットで出塁を許すと、続く読売吉川選手にライトスタンドへ2ランを浴びて1−2と逆転を許してしまいました。中崎投手の投げた球はインコースのスライダーで、決して甘い球ではなく、むしろ厳しい球だったと思います。カープバッテリーはファウルを打たそうとしたのではと思いますが、読売吉川選手がうまく打ち返しました。まさに感性で打ったホームランだと思います。なので仕方ありません。
その後打線の反撃もなく、結局1−2で破れてしまいました。今日の敗戦は選手の責任ではありません。首脳陣のベンチワークの問題だったと思います。7回裏のチャンスでベンチが動いて、好投の床田投手に代打を送りました。ここが今日のポイントだったと思います。
明日は絶対勝たないといけません。カープの先発は玉村投手、読売は堀田投手です。明日はある程度点の取り合いになるかもしれませんが、「やっちゃろうやあ」の精神で戦って、勝ちをもぎ取って欲しいですね。