2022年04月03日
3回戦@バンテリンドーム 広島0−1中日 打線散発3安打で今季初の完封負け。好投の遠藤投手を援護できず。同一カード3連敗を喫す。
広島あれれ 6連勝後に3連敗…中日・柳の前に打線沈黙 6回1失点の遠藤援護できず
4/3(日) 16:23
配信
スポニチアネックス
<中・広(3)>7回、マクブルームは空振り三振に倒れ悔しがる(撮影・椎名 航)
◇セ・リーグ 広島0−1中日(2022年4月3日 バンテリンD)
広島が、3日の中日戦に0−1で敗れ、3連敗となった。1993年以来、29年ぶりとなる球団記録の開幕6連勝に肩を並べたが、名古屋に乗り込んでの中日戦は一転、同一カード3連敗となった。
先発の遠藤は奮闘した。前回3月27日のDeNA戦では、4回を4安打2失点と不本意な降板となったが、この日は5回まで散発の3安打に抑え、無失点で切り抜けた。6回には阿部に先制適時打を許したものの、6回1失点とまずまずの内容。だが、打線が援護できなかった。
昨季セ・リーグ2冠の中日・柳は、27日の巨人戦では7回を10安打5失点と誤算の今季初登板となったが、この日は別人。広島の中軸には8回まで1安打も許さず、2安打無失点で切り抜けた。9回には1死一、二塁の危機を招くが、4番のマクブルームを三塁併殺打に断ち切って、12球団一番乗りでの完封を達成。133球の熱投で虎の子の1点を守り抜いた。
中日は、3連敗後に3連勝で借金1まで前進した。
なんとももどかしい試合でした。中日柳投手に対して打線は散発3安打しか打てませんでした。カープ先発の遠藤投手を見殺しにした感じです。
先発の遠藤投手は6回94球を投げて5安打1失点の好投でした。今日はストレートも走っていましたし、変化球の制球も良かったです。
しかし、6回、2アウトランナーなしから中日ビシエド選手がレフトフェンス直撃の2ベースを浴び、続く中日阿部選手にレフト前タイムリーを浴びて1点を先制されました。2アウトからの失点だっただけに、痛かったですね。でも、遠藤投手は先発としての役割を十分果たしたと思います。
2番手は7回にドラ5ルーキーの松本投手が1イニングを3者凡退に抑えました。松本投手の球はかなりキレがありますので、勝ちパターンでの起用でも十分いけると思います。
3番手は8回にドラ1ルーキーの黒原投手が登板し、1イニングを3者凡退に抑えました。黒原投手は前回の阪神戦で、ピンチの中、阪神糸原選手を空振り三振に打ち取った事で自信がついたようです。
問題は打線です。中日先発柳投手の前に散発3安打では、手の打ちようがありませんね。宇草選手、菊池涼介選手、西川選手のいずれもシングルヒットのみでした。
チャンスらしいチャンスは0−1の9回、1アウト1、2塁と一打同点のチャンスでしたが、マクブルーム選手がサードゴロ併殺に倒れ、試合が終わりました。結局中日柳投手に完封を許してしまいました。悔しいです。柳投手はストレート、カットボール、カーブと申し分ないピッチングでしたが、カープの打撃陣に何か工夫が欲しかったですね。
これでチームは同一カード3連敗。開幕6連勝の後に3連敗と、少し心配な状況となってきました。この3連戦は中日大島選手と阿部選手にやられた感じです。
さて、気持ちを切り替えてあさってから再びスタートです。あさってからはマツダスタジアムで好調読売との3連戦です。シーズン頭の首位攻防戦になります。読売を走らさないためにも、最悪2勝1敗でいかなくてはなりません。