2023年07月11日
13回戦@東京ドーム 広島0−4読売 床田投手3被弾で5回降板。打線7安打もあと1本出ず今季9度目の完封負け。
【広島】4位・巨人に完封負け 床田寛樹、4年ぶり1試合3被弾でリーグ最多に並ぶ8勝目ならず
7/11(火) 20:37配信
スポーツ報知
5回2死、丸佳浩にソロ本塁打を浴びた床田寛樹(カメラ・堺 恒志)
◆JERAセ・リーグ 巨人4―0広島(11日・東京ドーム)
広島は、今季9度目の完封負けで4位・巨人に敗れた。7月初の連勝はならず、リーグ3連覇した18年以来5年ぶりの球宴前の貯金ターンは持ち越しとなった。
先発の床田寛樹投手は、3発に沈んだ。2回に中田、3回に秋広、5回には丸にソロを浴びた。0―3の6回先頭の打席で代打を送られて降板。19年6月14日の敵地・楽天戦で5被弾して以来、4年ぶり自身3度目の1試合3被弾で5回5安打3失点、68球で降板。昨季のキャリアハイで、巨人・戸郷らのリーグトップに並ぶ8勝目をつかめず。クオリティースタート(6回以上自責3以下)も9試合連続でストップした。
打線も、巨人先発・山崎伊を攻略できなかった。1点を追う3回には先頭・上本が左前打で出塁し、2死二塁から三盗を成功させたが、得点は結びつかず。5回にも松山が四球を選んで先頭出塁するも、後続が凡退。8回は1死から菊池の代打・羽月が中前打。2死一塁から秋山が、代わったばかりの高梨から左翼二塁打で続いて2死二、三塁の好機を作りながら、代打・デビッドソンが3番手・鈴木の前に空振り三振に倒れた。
報知新聞社
床田投手で落としたのはかなり痛いですね。しかも3本のソロホームランを浴びたのは想定外でした。
先発の床田投手は2回裏、1アウトから読売中田選手にレフトスタンド中段へソロホームランを浴びて0−1と先制されました。読売中田選手のまさに狙い打ちされた感じです。
読売先発の山ア投手に対し、打線は2回までランナーを出せませんでした。
3回表、先頭の上本選手がヒットで出塁。田中選手が凡退後に床田投手が送りバントを決めて2アウト2塁とします。ここで上本選手が3盗を決めて2アウト3塁としましたが、菊池選手はサードライナーで同点に追いつきませんでした。惜しかったですね。ここで得点出来ていれば、流れが変わっていたかもしれません。
その直後の3回裏、1アウトから読売秋広選手に右中間スタンドへソロホームランを浴びて0−2となりました。非常に嫌な流れになってしまいました。
打線は4回表、1アウトから秋山選手がヒットで出塁も、西川選手がショートゴロ併殺打に倒れました。5回表は先頭松山選手が四球で出塁も後続が倒れました。
床田投手は5回裏、2アウトから読売丸選手にライトスタンドへソロホームランを浴びて0−3とされました。床田投手は今季最短5回68球を投げて、5安打、1四球、6奪三振の3失点で降板しました。決して調子は悪くなかったと思いますが、3本のホームランを打たれた結果から考えると、やはり不用意な1球があったという事になります。次回は被弾なく、大胆かつ慎重なピッチングを期待したいですね。
6回表、1アウトから菊池選手の死球、野間選手のヒットで1、2塁としますが、秋山選手、西川選手が凡退して得点なりません。
6回裏は大道投手が3者凡退に抑えました。大道投手は登板するごとに制球が安定してきています。ビハインドの展開でのロングリリーフも任せられるようになると思います。
7回裏は中崎投手が登板しましたが、先頭の読売吉川選手のヒットから2アウト2塁とされ、読売代打梶谷選手にレフト前にタイムリーを浴びて0−4となりました。
8回表、代打羽月選手と秋山選手の2ベースで2アウト2、3塁のチャンスでしたが、代打デビッドソン選手が空振り三振に倒れました。デビッドソン選手はそろそろ潮時かもしれません。
チームは今季9度目の完封負けで貯金が4となり、4位読売と0.5ゲーム差に縮みました。今季のカープは勢いづいたかと思えば連敗したりと、やはり不安定な展開が続いています。首位争いは難しいのでしょうか?
なお、今日の試合で6回表1アウトから菊池選手が読売山ア投手の142キロを右前腕に死球を受けました。1度ベンチに戻った後にプレーを続けましたが、8回の打席で代打が送られました。利き腕だけに、かなり心配です。骨に異常が無いことを祈ります。また、同じ6回表2アウト1、2塁の場面で、西川選手が初球をスイングした際に右脇腹を痛め、直後にベンチに退きました。西川選手は「大丈夫です。阪神戦からずっとごまかしてやっていました。ちょっと強くなった感じ。(12日の出場は)朝起きてからですね」とコメントしています。ドリヨシ的には菊池選手にも西川選手にも無理はしてほしくありません。完全に治るまでしっかり療養して欲しいです。勝負所の8月、9月に全力で頑張れるように準備すればいいかなと思います。
明日のカープの先発は森下投手、読売はグリフィン投手です。今日の借りは明日きっちり返しましょう!
2023年07月09日
13回戦@バンテリンドーム 広島3−2中日 西川選手決勝3ラン!森投手5回1失点好投で2勝目!リリーフ陣なんとか踏ん張り3タテ阻止!
広島、逃げ切って連敗ストップ 森5回1失点で2勝目、西川の8号3ランが決勝点
7/9(日) 17:16配信
ベースボールキング
広島・西川龍馬 (C)Kyodo News
● 中日 2 − 3 広島 ○
<13回戦・バンテリンドーム>
逃げ切った広島は同一カード3連敗を阻止。貯金を再び「5」とし、リーグ3位の座をキープした。
広島打線は3回、先発投手の9番・森が左前打を放ちプロ初安打をマーク。そのあと二死一、二塁となり、4番・西川が8号3ランを右翼席へ運び先制した。
今季3度目の先発登板となった森は、5回5安打1失点と好投。今季2勝目の権利を持って降板した。救援陣は2点リードの7回に3番手の中アが1点を返されたものの、1点リードの8回以降は島内と矢崎が1イニングずつ無失点。逃げ切り勝利で中日戦の連敗を「3」で止め、森は今季2勝目(1敗)、矢崎は14セーブ目(4勝0敗)をマークした。
BASEBALL KING
やはりバンテリンドームは鬼門ですね。なかなか簡単には勝たせてくれません。今日も最後までハラハラドキドキの試合でした。
中日先発の涌井投手に対し、打線は1回表2アウトから秋山選手と西川選手の連打で1、2塁としましたが、松山選手はサードゴロに倒れ先制出来ませんでした。
カープ先発の森投手は1回裏、中日鵜飼選手、岡林選手、細川選手をわずか8球で抑えて上々の立ち上がりでした。
打線は3回表、先頭の森投手がプロ初ヒットで出塁し、2アウト後に秋山選手もヒットで2アウト1、2塁としました。ここで西川選手がフルカウントから150キロのストレートを振り抜き、ライトスタンドへ3ランを放ち、3−0と先制しました。西川選手のホームランは4日の阪神戦以来5試合ぶりで、今季は4月26日、5月24日にも中日涌井投手からホームランを打っており、今日で3本目となりました。
打線の援護をもらった森投手は直後の3回裏、1アウト1、2塁のピンチも中日岡林選手を空振り三振、細川選手をサードライナーで切り抜けました。
森投手は4回裏、2アウトから中日宇佐見選手に2ベースを打たれるも、中日福永選手をファーストフライに打ち取りました。しかし、5回裏、1アウトから中日代打福田選手にライトスタンドへソロホームランを浴びて3−1となりました。
森投手は5回66球を投げて5安打、無四球、5奪三振の1失点で2勝目を挙げました。
6回裏はこの日27歳の誕生日を迎えた栗林投手が登板し、中日細川選手、ビシエド選手、石川選手のクリーンアップを3者凡退に抑えました。
7回裏は中崎投手が登板しました。中日宇佐見選手をライトフライ、福永選手をサードゴロに打ち取りましたが、中日龍空選手に1塁線を破る2ベースを打たれ2アウト2塁とされ、中日代打高橋選手にレフト前にタイムリーを浴びて3−2と1点差に迫られました。ドリヨシ的には中日高橋選手が出てきたところでターリー投手にスイッチしても良かったのではないかと思います。
追加点が欲しい打線は中日のリリーフ陣に対し、8回表2アウトから松山選手がヒットで出塁し、代走の羽月選手が2盗を決めました。坂倉選手は申告敬遠で2アウト1、2塁としましたが、田中選手は空振り三振に倒れ、追加点が奪えません。
8回裏は島内投手が登板し、中日岡林選手を見逃し三振、細川選手をライトフライ、ビシエド選手を空振り三振に取りました。
9回裏は守護神の矢崎投手が登板しました。今日も「矢崎劇場」が始まりました。先頭の中日石川選手に2ベースを打たれ、中日宇佐見選手に送りバントを決められ1アウト3塁となりました。が、続く中日福永選手を浅いライトフライ、龍空選手をショートゴロを仕留めて試合が終わりました。矢崎投手は14セーブ目を挙げました。
チームは2連敗で止めて貯金を5としました。しかし、何故バンテリンドームでは苦しい試合が続くのか、不思議でなりません。下位チームに撒けないためにも、バンテリンドームで勝てるように、頑張ってもらいたいですね。あと、小園選手のショートスタメンはいかがなものかとずっと感じています。
さて、あさってからは東京ドームで読売との3連戦です。3位攻防戦というか、首位攻防戦と言っても過言ではありません。タフな試合になりますが、なんとか勝ち越して欲しいですね。
2023年07月08日
12回戦@バンテリンドーム 広島1−5中日 大瀬良投手7回3失点で7敗目。打線拙攻9安打で1得点のみ。最下位中日に痛い連敗。
広島が痛恨の2連敗 打線沈黙、力投の大瀬良を援護できず 中日はメヒアが初勝利
7/8(土) 17:13配信
デイリースポーツ
7回、追加点を許し、うなだれる大瀬良(撮影・田中太一)
「中日5−1広島」(8日、バンテリンドーム)
広島は投打で奮わず中日に痛恨の連敗。これでビジターゲームは1日・ヤクルト戦から4連敗となった。
先発・大瀬良は五回まで2安打と好投していたが、1点リードの六回に捕まった。六回は先頭の1番・岡林に四球。この試合初めて先頭打者を出塁させると、続く大島には11球目を左中間に運ばれて、同点の適時二塁打とされた。
さらに4番・ビシエドの右前適時打で勝ち越し点を献上。七回も代打・後藤の中犠飛で3点目を失った。
打線は初対戦の相手先発・メヒアから四回に、松山の適時二塁打で先制。しかし五回以降は追加点を奪えなかった。2点を追う八回も2死二、三塁と一打同点の好機をつくったが、西川が清水の前に三ゴロに凡退した。
快勝の中日はメヒアが6回1失点の好投で初勝利を飾った。
バンテリンドームはやはり鬼門のようです。試合開始から重苦しい雰囲気が漂っています。どちらが上位のチームかわからないような試合展開でした。
中日先発のメヒア投手に対し、打線は1回表、野間選手のサードへの内野安打と西川選手のピッチャー強襲の内野安打で2アウト1、3塁のチャンスでしたが、松山選手はレフトフライに終わりました。
先発の大瀬良投手は1回裏2アウトから中日細川選手にヒットを許すも、中日ビシエド選手をセカンドフライに打ち取り、2回から4回は3者凡退に抑えました。
打線は4回表、先頭の秋山選手がヒット、西川選手は凡退も1アウト1塁から松山選手が左中間を破るタイムリー2ベースを放ち、1−0と先制しました。なおも1アウト2塁のチャンスでしたが、坂倉選手、田中選手は凡退して追加点が奪えませんでした。
5回表は先頭の小園選手がヒットで出塁も、大瀬良投手は送りバント失敗のキャッチャーファウルフライ、菊池選手は空振り三振、野間選手はサードファウルフライでチャンスを広げられませんでした。
大瀬良投手は5回裏2アウトから中日福永選手に初めて四球、中日龍空選手にヒットを打たれて1、3塁とされましたが、続く中日メヒア投手をファーストゴロに打ち取りました。
しかし、大瀬良投手は6回裏に捕まりました。先頭の中日岡林選手に四球、続く中日大島選手に11球粘られて左中間へタイムリー2ベースを浴びて1−1の同点となりました。続く中日細川選手をサードゴロに打ち取りましたが、1アウト2塁から中日ビシエド選手にライト前タイムリーを浴びて1−2と逆転されました。大瀬良投手は中日打線に粘られてしまうという事は、球にキレがないのかなと感じました。
7回表、中日2番手の勝野投手に対し、1アウトから田中選手が四球で代走に羽月選手が入りました。しかし、小園選手はショートゴロ併殺打に倒れました。
7回裏も大瀬良投手がマウンドに上がりましたが、ドリヨシ的には大瀬良投手は6回で限界だと感じていました。7回からは継投するべきだと思いました。大瀬良投手続投は無謀だと思いましたが、案の定中日打線に捕まりました。先頭の中日石川選手に2ベース、続く中日福永選手に申告敬遠でノーアウト1、2塁とされ、中日龍空選手に送りバントを決められて1アウト2、3塁となり、中日代打後藤選手にセンターへ犠牲フライを許して、1−3とされました。
大瀬良投手は7回111球を投げて6安打、3四球、3奪三振で3失点で降板しました。最近の大瀬良投手は丁寧なピッチングを心がけているように感じますが、それ故に大胆さがなくなっているような気がします。なので、相手打者に粘られるケースが多い感じです。右肘の状態が悪いのかもしれません。大瀬良投手は7敗目を喫し、対中日戦は昨季から5連敗となりました。
8回表、中日3番手の清水投手に対し、1アウトから菊池選手と野間選手の連打で1アウト1、2塁のチャンスになります。秋山選手は空振り三振、続く西川選手の打席で中日清水投手の暴投で2アウト2、3塁と一打同点のチャンスになりましたが、西川選手はサードゴロに倒れました。
8回裏、ターリー投手が中日ビシエド選手にタイムリー2ベース、中日高橋選手にもタイムリーを浴びて1−5となり万事休すとなりました。ターリー投手は勝ちパターンの場合のみ登板させるべきです。ビハインドでの登板は、ターリー投手のモチベーションにかなり影響するのではないかと思います。
9回表、先頭松山選手と坂倉選手の連打でノーアウト1、2塁とします。ここで中日は藤嶋投手から守護神のマルティネス投手に代わりました。続く羽月選手は空振り三振、小園選手はレフトフライ、上本選手は四球で満塁としましたが、代打大盛選手は三振で試合が終わりました。
チームは連敗して貯金が4になりました。今季18度目の逆転負けはリーグ最多で、2カードぶりの負け越しで中日戦は3連敗です。今日は首位阪神と2位DeNA共に敗れたので、ゲーム差は首位阪神とは3ゲーム、2位DeNAとは2ゲームのままです。しかし、振り返れば4位読売に0.5ゲーム差に迫られています。明日は絶対に負けられません。
明日のカープの先発は森投手、中日は涌井投手です。明日は打撃戦になりそうですが、是が非でもモノにしないといけません。
2023年07月07日
11回戦@バンテリンドーム 広島0−8中日 九里投手5回7失点の大炎上。打線も中日小笠原投手に3安打完封勝利を献上。首位阪神と3ゲーム差に。
【広島】竜戦7連勝中だった九里亜蓮が5回7失点 3安打完封負けで首位・阪神と3ゲーム差に
7/7(金) 20:33配信
スポーツ報知
4回、マウンドに集まる広島ナイン(カメラ・谷口 健二)
◆JERA セ・リーグ 中日8―0広島(7日・バンテリンドーム)
広島は今季8度目の完封負け。首位・阪神とのゲーム差は3に広がった。
先発・九里が5回7失点で4敗目を喫した。初回2死満塁で細川に先制2点打。4回1死二、三塁では龍空に中前2点打を許した。さらに、5回には宇佐見、細川に二塁打を浴び、2失点。21年から続いていた自身の中日戦連勝は7で止まり、防御率はリーグ3位の1・76から2・32となった。
打線は初回、先頭・菊池が二塁打でチャンスを作るものの、野間がバント失敗。4回1死一塁では西川が遊ゴロ併殺。7回無死一塁では秋山が三ゴロ併殺に打ち取られ、中日・小笠原に3安打完封負けを喫した。
報知新聞社
最下位中日にあまりにも無惨な負け方だったと思います。下位のチームに負けると、首位争いから脱落してしまいます。選手の皆さんは改めて気を引き締めて欲しいと思います。
中日の先発小笠原投手に対し、打線は1回表、菊池選手がライト線に2ベースで出塁。しかし、続く野間選手の送りバントがピッチャーの正面に転がり、菊池選手が3塁で憤死しました。野間選手のバントはやはり上手くはないですね。ここが今日の試合のポイントだったと思います。続く秋山選手が四球を選び、1アウト1、2塁としましたが、西川選手がショートゴロ併殺打で先制できませんでした。
その直後の1回裏、先発の九里投手は2アウトから中日ビシエド選手にサードへの内野安打、石川選手にヒット、宇佐見選手に四球で2アウト満塁とされると、中日細川選手に初球を叩かれ、センター前へ2点タイムリーを許し、0−2と先制されました。2アウトランナーなしからの失点だけに、痛かったですね。
4回表の攻撃では、1アウトから秋山選手がヒットで出塁も、西川選手がショートゴロ併殺打でチャンスを広げられませんでした。西川選手は2打席連続の併殺打と大ブレーキでした。
その直後の4回裏、九里投手は中日宇佐見選手と細川選手に連打、続く中日村松選手に送りバントを決められ、1アウト2、3塁とされます。続く中日龍空選手に初球を叩かれセンター前へ2点タイムリーを浴びて0−4とされました。続く中日小笠原投手の送りバントで2アウト2塁とされると、中日大島選手にもセンター前タイムリーを浴びて0−5とされました。
さらに5回裏、1アウトから中日ビシエド選手に四球、石川選手のサードゴロで2アウト2塁とされると、中日宇佐見選手に初球をライト線にタイムリー2ベースを浴びて0−6。続く中日細川選手にはレフト線にタイムリー2ベースを浴びて0−7と大きくリードされました。
今日の九里投手は5回92球を投げて9安打、2四球、2奪三振の今季ワーストタイの7失点で降板しました。全体的に球にキレがなく、ゾーンの中で勝負するも、あまりにもキレがないため、中日打線に簡単に打たれてしまいました。こんな日もあるとは思いますが、5回7月失点はあまりにもひどいですね。
6回裏は2番手の塹江投手が1アウト1、3塁から中日岡林選手にタイムリーを許し、0−8とされ、試合が決まりました。
打線は7回表、先頭の野間選手が四球で出塁も、秋山選手がサードゴロ併殺打に倒れ、この日3つ目の併殺打となりました。8回表は1アウトから途中出場の磯村選手がヒットで出塁も後続が凡退しました。
カープにとっては、今日は全くいいところのない試合でした。最初にも書きましたが、下位チームに対してこんな試合をしてしまうと、首位争いから脱落してしまいます。チームは貯金5なり、首位阪神と3ゲーム差、2位DeNAとは2ゲーム差になりました。
明日あさってはデーゲームです。カープの先発は大瀬良投手です。前回ヤクルト戦では5回3安打3失点で、初回にヤクルトサンタナ選手に3ランを浴びて敗戦投手になっています。大瀬良投手は内容は悪くないのですが、被弾が多いので、そこだけ注意して欲しいです。中日はメヒア投手です。広島戦は今季初登板となります。パナマ出身で、力強いストレートが武器です。今年3月に行なわれたWBCではパナマ代表として出場し、1次ラウンド初戦で先発投手を任され、パナマ代表の大会初勝利に貢献しました。ですが、カープの打線はストレートに強い傾向があるので、しっかり攻略してくれると思います。
2023年07月06日
12回戦@マツダ 広島4−0阪神 野村投手6回無失点好投で今季初勝利!小園選手先制2ラン!カード勝ち越しで首位阪神に再び2.5差に!
広島快勝!野村が阪神戦1839日ぶり勝利で通算80勝目 小園も今季1号 投打がっちり首位と2・5差
7/6(木) 20:42配信
スポニチアネックス
<広・神> 6回、バックに声をかける野村(撮影・大森 寛明)
◇セ・リーグ 広島4−0阪神(2023年7月6日 マツダ)
広島が6日の阪神戦に勝利し、今カードの勝ち越しを決めた。首位・阪神とは再び2・5ゲーム差に接近。立役者は何と言っても、先発の野村祐輔投手(34)だ。
阪神・村上との投げ合いで、負けず劣らずの安定感。6回まで阪神打線を散発3安打に抑え、先頭打者は一度も出さなかった。無四球投球でチームにリズムを呼び込むと、打線も応えた。
2回に小園が今季1号となる先制2ラン。3回には西川が追撃の適時打で援護した。
野村は、今季初登板だった前回6月29日のDeNA戦と同じ、6回3安打無失点、かつ無四球という好投で、リリーフ陣に託すと、7回はターリーが好守備にも助けられ無失点。8回は島内が3者連続三振と好救援した。
打線が8回に1点を追加すると、最後は矢崎が締めて、完封リレー。阪神に4連敗中だった野村は、18年6月23日以来、1839日ぶりとなる阪神戦勝利となり、通算80勝にも到達した。
ドリヨシは正直、今日勝利するのは難しいかなと思っていましたが、野村投手の好投で見事勝利し、このカード勝ち越しを決めました。ナイスピッチングでした。
阪神先発村上投手に対し、打線は2回裏、先頭の松山選手がレフト前ヒットで出塁。2アウト後、小園選手がカウント1−0から右中間スタンドへ2ランを放ち、2−0と先制しました。阪神の好投手の村上投手から先に得点出来たのは大きかったですね。
さらに3回裏、1アウト後に野間選手がセカンドへの内野安打で出塁。続く秋山選手のところでエンドランを仕掛け、ショートゴロで2アウト2塁とします。続く西川選手がカウント3−2からライト前タイムリーを放ち、3−0としました。ヒットエンドランを仕掛けて、ランナーを進めたのが得点に結びつきました。
8回裏、阪神2番手の及川投手に対し、先頭の代打末包選手がレフト前ヒットで出塁。代走の羽月選手が2盗を決めてノーアウト2塁となります。菊池選手が送りバントを決めて1アウト3塁とし、続く野間選手がファーストゴロを打ち、その間に羽月選手が生還して4−0とリードを広げました。この回の攻撃はまさにカープの真骨頂の機動力で挙げた1点でした。素晴らしい攻撃だったと思いますし、この1点で阪神にかなりダメージを与えたのではないでしょうか。
先発の野村投手は1回表2アウトから阪神前川選手にレフト前ヒットを許しましたが、阪神大山選手をセカンドゴロに抑えました。4回表2アウト1塁では阪神ノイジー選手をレフトフライに仕留めました。
今日の野村投手は前回DeNA戦と同様に、コーナーを丁寧に突いて、変化球もキレがあり、奥行きのあるピッチングも出来て、阪神打線を翻弄しました。6回81球を投げて散発の3安打で無失点。2塁を踏ませないほぼ完璧なピッチングで今季初勝利を挙げました。実に329日ぶりの白星となりました。おめでとうございます!天国の北別府さんや病院で療養中の安仁屋さんもきっと喜んでいると思います。
7回表はターリー投手、8回表は島内投手、9回表は矢崎投手が無失点リレーして、零封勝利となりました。勝ちパターンのリリーフ陣は徐々に強固なものになってきていますね。
これでチームはカード勝ち越しを決めて、貯金を6としました。首位阪神に2.5ゲーム差、2位DeNAに1ゲーム差です。我々カープファンにとっては久しぶりに熱い夏になりそうですね。
さて、明日からはバンテリンドームで中日との3連戦です。可能ならば3タテしたいですね。明日のカープの先発は九里投手です。前回ヤクルト戦では9回5安打で完封しています。この勢いそのままに、明日も素晴らしいピッチングをしてくれる事でしょう。中日は小笠原投手です。また左投手ですが、明日はカープの右打者がしっかり打ってくれると信じています。ロースコアになりそうですが、カープが勝つでしょう。
2023年07月05日
11回戦@マツダ 広島0−2阪神 今日も阪神大竹投手に完封負け。森下投手6回2失点粘投も2敗目。首位阪神に3.5ゲーム差に。
広島 大竹がとにかく打てん…29回2/3でたった1点 森下も悔しい先頭打者被弾 首位と再び3・5差
7/5(水) 20:50配信
スポニチアネックス
<広・神>7回無死、秋山は空振り三振に倒れる(投手・大竹)(撮影・大森 寛明)
◇セ・リーグ 広島0−2阪神(2023年7月5日 マツダ)
広島が5日の阪神戦で零敗を喫し、今カードの勝ち越しはお預け。首位と3・5ゲーム差、貯金も再び5に戻った。
先発の森下は出はなをくじかれた。初回、先頭の島田にカウント1―1から真っすぐを捉えられた打球は右翼ポールを直撃。まさかの先頭打者弾を浴びた。試合前までの登板8試合は初回失点はなし。想定外の形で先制点を失った。
「1、2番が出塁して得点するというケースが多いと思う。そこ(警戒するところ)は前回と一緒」
阪神は切り込み隊長の近本が離脱し、この日は島田が今季初めて1番で起用されていた。森下も登板前から相手の1、2番を十分警戒していただけに、悔しい被弾。1―0の3回も先頭の島田に四球を与え、続く中野に中前打を打たれ無死一、二塁。3番・前川の左前打に左翼手・西川の失策も重なり追加点を奪われた。
打線は天敵攻略に苦戦を強いられた。相手先発の大竹とは今季3度対戦し計20回2/3でわずか1得点。新井監督は「(大竹は)いい投手なのは分かっている。うちのチーム力も交流戦前と比べて、今は上がっているので楽しみ」と自信をのぞかせていた。初回こそ野間と西川の安打で2死一、二塁の好機を築いたが、今季初めて5番に座った田中が見逃し三振。4回は1死から西川が右前打を放つも、田中が二ゴロ併殺に倒れるなど、なかなか反撃チャンスをつくれなかった。
結局、大竹には9回までマウンドを守られ、自身初の完封勝利を献上。広島はこれで4試合29回2/3でたった1得点のみと、苦手意識が気になるところだ。
今日も阪神大竹投手にやられてしまいました。自身プロ初の完封勝利だそうです。チームとしてはかなり屈辱です。このままでは絶対にいけません。
先発の森下投手は1回表、先頭の阪神島田選手にカウント1−1からライトポールに当たるソロホームランを浴びていきなり1点を先制されました。相手が阪神大竹投手だけに、先取点を与えてはいけない試合の中で、先頭打者ホームランを浴びてしまったのはかなり痛かったですね。
さらに3回表、ノーアウト1、2塁から阪神前川選手にレフト前にヒットを打たれました。ここでレフトの西川選手が打球をファンブルして、この間に2塁ランナーが生還して0−2となりました。
今日の森下投手は制球にやや苦しむ内容でしたが、それでも粘りのピッチングを展開し、6回121球を投げて6安打2失点にまとめました。しかし、打線の援護なく2敗目を喫してしまいました。
その打線ですが、阪神先発の大竹投手に対し、チャンスがなかった訳ではありませんでした。
1回裏、野間選手と西川選手のヒットで、2アウト1、2塁のチャンスでしたが、続く田中選手が見逃し三振に倒れ、同点機を失いました。
7回裏は西川選手のヒットと田中選手のセーフティーバントが決まり1アウト1、2塁としましたが、続くデビッドソン選手はショートフライ、會澤選手は空振り三振に倒れ、またもや同点機を失いました。ドリヨシ的にはここはデビッドソン選手、會澤選手に代打を起用して、勝負をかけるべきだったと思います。
結局阪神大竹投手に9回105球で完封勝利を許してしまいました。またしても阪神に天敵のピッチャーを作ってしまいましたね。なんとしても今シーズン中には阪神大竹投手を攻略しなくてはなりません。でないと、ポストシーズンでの戦いが不利になります。
これで首位阪神と3.5ゲーム差に再び広がりましたが、今日は2位のDeNAが敗れたため、DeNAとは1ゲーム差のままです。
さて、明日はカード勝ち越しをかけての3戦目です。カープの先発は野村投手です。前回のDeNA戦は6回3安打無失点のナイスピッチングでした。明日も亡くなったカープのレジェンド、北別府さんを彷彿とさせる素晴らしいピッチングに期待します。阪神は村上投手です。今季広島戦初先発です。難敵かもしれませんが、今日の大竹投手よりは攻略しやすいはずです。打線は今日の悔しさを明日にぶつけていって欲しいですね。
それと一言、先日野手の1軍2軍の入れ替えがありましたが、韮澤選手と曽根選手が2軍に降格し、小園選手と大盛選手が1軍に昇格しました。ドリヨシはこれに疑問があります。韮澤選手と曽根選手を降格させる理由がありません。また、大盛選手を1軍に昇格させるのは、打撃力がいいので納得ですが、小園選手を昇格させるのは意味がわかりません。さらに昨日からショートスタメンで起用しているのは、さらに意味がわかりません。ドリヨシは彼の守備力と打撃力は1軍レベルではないと思っています。首脳陣はどう考えているのか、理解できません。
一言ではなくなってしまいました。すみません。
とにかく明日は絶対に負けられません。どんな形でもいいので、勝って欲しいですね。
2023年07月04日
10回戦@マツダ 広島9−1阪神 田中選手3ラン!西川選手3ラン含む5打点!床田投手7回1失点好投で7勝目!首位阪神に2.5差に!
広島が快勝で首位・阪神と2・5差 田中&西川が3ラン競演 床田が7回1失点で7勝目
7/4(火) 20:55配信
デイリースポーツ
7回、タッチを交わす田中と西川(撮影・飯室逸平)
「広島9−1阪神」(4日、マツダスタジアム)
広島が首位・阪神との3連戦初戦を制して、ゲーム差を2・5に縮めた。
初回に西川が先制の2点右前適時打。さらに田中が右越えに5号3ラン。三回には坂倉が中前適時打を放って、苦手の西勇をKOした。七回には西川が加治屋から7号3ランを放った。
投げては床田が7回7安打1失点でチームトップの7勝目を挙げた。
今日は投打がガッチリ噛み合い、投げては床田投手が好投し、打っては打線が阪神西勇輝投手をKOして快勝でした。
先発の床田投手は1回表、阪神中野選手の内野安打、木浪選手の送りバント、渡邉選手のショートへの内野安打で1アウト1、2塁のピンチを招きました。しかし、続く阪神大山選手のセンターへの大飛球を秋山選手がジャンプ一番して好捕して2アウト、阪神ノイジー選手をライトフライに取り、先制を許しませんでした。秋山選手の好プレーが今日の試合のポイントだったと思います。
阪神先発の西勇輝投手に対し、打線は1回裏、菊池選手と野間選手の連打、秋山選手の送りバントで1アウト2、3塁のチャンスを作ります。続く西川選手がライト前へ2点タイムリーを放ち、2−0と先制しました。西川選手はどんどん勝負強くなってきた感じがします。さらに坂倉選手が四球を選び、2アウト1、2塁から田中選手がライトスタンドへ3ランを放ち、5−0とリードを広げました。田中選手は見事に復活を遂げました。新井監督は「復活というより新しい広輔を見せてくれている」とコメントしています。ドリヨシ的にはショートスタメンで固定していいと思います。
打線はさらに3回裏、西川選手のヒットと松山選手の四球でノーアウト1、2塁から坂倉選手がタイムリーを放ち、6−0とさらにリードを広げました。坂倉選手も打撃が好調になってきました。
床田投手は2回以降は6回まで出塁は2安打のみのほぼ完璧なピッチングでした。
しかし、7回表、先頭の阪神ノイジー選手に左中間スタンドへソロホームランを浴びて6−1とされました。明らかに不用意な1球でした。床田投手の今日の唯一の反省点ですね。1アウト後、阪神梅野選手と島田選手の連打で1、2塁とされましたが、続く阪神代打原口選手をピッチャーライナー、中野選手を空振り三振に仕留めてピンチを脱しました。
床田投手は7回103球を投げて7安打、無四球、7奪三振の1失点で7勝目を挙げました。
7回裏は阪神加治屋投手から西川選手がバックスクリーンへ3ランを放ち、9−1として、試合を決めました。
8回表はケムナ投手、9回表は塹江投手が無失点で抑えて試合が終わりました。
これでチームは2連敗で止めて貯金を6として首位阪神に2.5ゲーム差に縮めました。この夏のセ・リーグ上位4チーム(阪神、DeNA、広島、読売)はかなり熱い夏になりそうですね。
明日は2戦目です。カープの先発は森下投手です。先日の甲子園での阪神戦では、9回裏に阪神森下選手にサヨナラタイムリーを浴びて悔しい敗戦をしています。明日はそのリベンジに燃えているはずです。対阪神の防御率は1.04です。今日の床田投手に続いて欲しいです。阪神は大竹投手です。今季広島戦は3戦2勝で、防御率は0.44です。カープ打線は対策をしっかり練っているはずです。打線の奮起を期待しましょう。
2023年07月02日
12回戦@神宮 広島2−4東京ヤクルト 森投手がヤクルトオスナ選手に痛恨の逆転3ラン被弾。序盤の拙攻も響く。
【広島】森翔平、4回3失点…オスナに痛恨の逆転3ラン被弾 前夜は大瀬良大地がサンタナに決勝被弾
7/2(日) 19:35配信
スポーツ報知
広島先発の森翔平(カメラ・佐々木 清勝)
◆JERAセ・リーグ ヤクルト―広島(2日・神宮)
広島の森翔平投手が、4回3失点で降板した。1点リードの4回、オスナに逆転3ランを被弾。直後、5回の攻撃で打席を迎えたところで代打を送られた。4回64球を投げて3安打3四球、5奪三振を奪う力投も、一発に沈んだ。
4回は1死からサンタナに左前打を浴び、続く中村に四球を与えてピンチを広げていた。今季初先発となった前回、6月25日の巨人戦は5回2失点で今季初勝利を手にしていたが、連勝はならなかった。
前夜は、大瀬良が初回にサンタナに被弾した3ランが決勝点となり、今季最長の連勝は6でストップしていた。連夜にわたり、ヤクルトの助っ人2人に苦しめられる形となった。
報知新聞社
昨日はヤクルトサンタナ選手に、そして今日はヤクルトオスナ選手に被弾されて敗れた形になりました。最下位ヤクルトに連敗はかなり痛いですね。
先発の森投手は1回裏、1アウトからヤクルト青木選手に四球、2アウト後にヤクルト村上選手にヒットを打たれて2アウト1、3塁とされましたが、ヤクルトサンタナ選手をファーストゴロに取り無失点に抑えました。
ヤクルト先発の高橋投手に対し打線は2回表1アウトから坂倉選手が左中間へ2ベースで出塁。続く上本選手がセンターオーバーのタイムリー2ベースを放ち、1−0と先制しました。続くデビッドソン選手は四球で1アウト1、2塁のチャンスでしたが、堂林選手はサードゴロ併殺打に倒れ、追加点を奪えませんでした。この併殺は痛かったですね。堂林選手はアウトコースの変化球を引っ掛ける癖が出てきたようです。
さらに打線は3回表、森投手と菊池選手の連続四球でノーアウト1、2塁としました。しかし、続く野間選手が最悪のピッチャーゴロ併殺打となり、2アウト3塁となりました。野間選手はなんとか引っ張ってランナーを進めようとするあまり、アウトコースの変化球を引っ掛けてしまいました。ここが今日の試合のポイントでしたね。続く秋山選手は見逃し三振となり、ここも追加点が奪えませんでした。
森投手は4回裏、1アウトからヤクルトサンタナ選手にヒット、続くヤクルト中村選手に9球粘られて四球を与えて1アウト1、2塁となりました。ここでヤクルトオスナ選手に初球のカットボールをレフトスタンドへ3塁ランを浴びて1−3と逆転を許しました。四球の直後の外国人選手への初球は絶対に気をつけないといけなかっただけに、残念です。
森投手は4回64球を投げて3安打、3四球、5奪三振の3失点で降板しました。いいピッチングも見られましたが、要所で粘れなかったのが反省点ですね。
打線は5回表1アウトから堂林選手がヒットで出塁も、2アウト後に2盗に失敗しました。直後の5回裏、2番手の大道投手が1アウト満塁からヤクルトサンタナ選手にライト前タイムリーを浴びて1−4となりました。大道投手はピッチング全体が力んでいるように感じます。
6回裏は3番手のケムナ投手が1アウトからヤクルト代打宮本選手に四球、ヤクルト並木選手にヒットでつながれましたが、ヤクルト青木選手をセカンドゴロ併殺打に仕留めて切り抜けました。7回裏は中崎投手が3者凡退に取りました。中崎投手が安定してきましたね。
打線はヤクルト投手陣に対して6回表は高橋投手、7回表は2番手石山投手、8回表は3番手清水投手に1人のランナーも出せませんでした。8回裏は栗林投手が登板し、ノーアウト1、2塁のピンチを招きましたが、なんとか無失点に抑えました。栗林投手はまだ本来の調子ではないですね。
9回表はヤクルトの守護神田口投手に対し、菊池選手はショートゴロ、野間選手はライト線に2ベース、秋山選手はショートへの内野安打で1アウト1、3塁とします。ここで西川選手がレフトへ鋭い打球を飛ばしましたが、ヤクルト内山選手にフェンスに当たりながら好捕され犠牲フライで1点を返して2−4とします。この西川選手の打球が抜けていたら、流れが変わっていたかもしれません。最後は坂倉選手が見逃し三振に倒れて試合が終わりました。
チームはヤクルトに連敗で4カードぶりの負け越しとなり、貯金5で首位阪神に3.5ゲーム差と広がりました。
さあ、あさってからはいよいよマツダスタジアムで首位阪神との3連戦です。最低でも2勝1敗で勝ち越したいところですね。床田投手、森下投手、野村投手が先発だと思いますので、あわよくば3タテしたいところです。
2023年07月01日
11回戦@神宮 広島2−3東京ヤクルト 大瀬良投手初回に痛恨3ラン被弾。打線拙攻11残塁。連勝は6でストップ。
広島 惜しかった〜1点差惜敗、連勝6でストップ 大瀬良が球団投手16年ぶりの盗塁決めるも届かず
7/1(土) 21:16配信
スポニチアネックス
<ヤ・広>初回、サンタナに先制3ランを浴びる大瀬良(撮影・村上 大輔)
◇セ・リーグ 広島2−3ヤクルト(2023年7月1日 神宮)
広島が1日のヤクルト戦に敗れ、連勝は6でストップした。
先発の大瀬良が初回、サンタナに先制3ランを許す展開。それでも、2回以降は走者も許さない完璧な投球を見せ、打者としては3回にプロ初盗塁を決めるなど、勝利への執念を燃やした。大瀬良はもちろんプロ初盗塁。広島の投手が盗塁に成功したのは、07年8月29日の阪神戦で青木高が決めて以来。実に16年ぶりとなった。
打線は3点差を追う6回、2死一、二塁から、堂林が右翼線に落ちる2点適時二塁打を放ち、1点差まで詰め寄ったが、その後の2死一、二塁では代打・松山が空振り三振に倒れた。
さらに7回にも2死満塁の絶好機をつくるが、上本が中飛に倒れて反撃及ばず。1点差で敗れた。
6月24日の巨人戦で大瀬良が勝って始まった連勝は、くしくも大瀬良の日でストップした。
結果的に初回の3ランを被弾したのが痛かったですね。大瀬良投手は被弾が多すぎるような気がします。でも、最後まで打線は粘りましたので、その点は評価できると思います。
ヤクルト先発のピーターズ投手に対し、打線は1回表、菊池選手のヒット、秋山選手の四球から2アウト2、3塁のチャンスを作りましたが、デビッドソン選手は空振り三振に倒れました。
先発の大瀬良投手は1回裏、ヤクルト並木選手と山田選手にヒットを打たれ2アウト1、3塁とされます。続くヤクルトサンタナ選手にスライダーをセンターバックスクリーンへ3ランを浴びて0−3と先制されました。アウトローの難しい球だったと思いますが、ヤクルトサンタナ選手のリーチが長いため、ちょうど打ち頃の球になってしまいました。カウント負けしていたので仕方なかったかもしれませんが、インハイのストレートで詰まらせる方が良かったのではないかと思います。
3回表、先頭の大瀬良投手がセカンドヤクルト山田選手の失策で出塁し、そして大瀬良投手はプロ初の盗塁を決めノーアウト2塁となりました。菊池選手、野間選手が凡退し、秋山選手がヒットを放ち2アウト1、3塁となりました。2塁ランナーが大瀬良投手だったので生還できませんでした。まあ仕方がありません。続く西川選手はセカンドゴロで得点出来ませんでした。
打線は4回表1アウトから上本選手がヒットで出塁も堂林選手はショートゴロ併殺打。5回表は2アウトから菊池選手がヒットで出塁も後続が続きません。
大瀬良投手は2回以降は5回まで1人のランナーも出しませんでした。
打線は6回表に奮起します。1アウトから西川選手がヒット、デビッドソン選手が凡退後に上本選手もヒットで2アウト1、2塁とします。続く堂林選手がフルカウントからライト線にポトリと落とす2点タイムリー2ベースを放ち、2−3と1点差に迫りました。ヤクルトはピーターズ投手から代わった木澤投手に対し、代打坂倉選手が四球で2アウト1、2塁としましたが、代打松山選手は空振り三振2倒れて、同点とはなりませんでした。ここが今日の試合のポイントだったと思います。
大瀬良投手は5回64球を投げて3安打、無四球、4奪三振の3失点で6敗目となりました。2回以降は素晴らしいピッチングをしていただけに、あの初回の3ランはとても痛かったですね。
6回裏中崎投手が3者凡退に抑えました。
7回表はヤクルト3番手の星投手に対し、先頭の菊池選手が四球、野間選手の送りバントで1アウト2塁で秋山選手はショートゴロ、西川選手は申告敬遠で2アウト1、2塁になりました。続く代打田中選手の打席でヤクルト星投手が暴投して2、3塁となりました。ここで再び申告敬遠となり2アウト満塁となりました。ヤクルトは石山投手に交代。続く上本選手は大きな当たりでしたがセンターフライに倒れ、あと1本が出ません。
7回裏は栗林投手が登板し、自身の暴投もあり1アウト3塁のピンチを招きましたが、ヤクルト中村選手、内山選手を連続三振に仕留めました。ドリヨシが見る限り、栗林投手はまだ本来の調子ではありませんね。
打線は8回表は3者凡退。8回裏は大道投手が登板し、代打村上選手に2ベースを打たれるも、後続を抑えました。
9回表、ヤクルトの守護神田口投手に対し、菊池選手は空振り三振、野間選手はピッチャーゴロ、秋山選手が四球で出塁も、西川選手がレフトフライに倒れ、2−3で敗れてしまいました。
チームは6連勝で止まり、今日は首位の阪神が勝ったため、阪神と3ゲーム差に広がりました。明日は首位阪神を追撃するためにも絶対に負けられません。
明日のカープの先発は森投手、ヤクルトは高橋投手です。明日は打撃戦になりそうな予感がします。そしてリリーフ勝負の試合になりそうです。カープの勝ちパターンのリリーフ陣は強力なので、明日は必ず勝ちます。明日勝って広島に戻って首位阪神を迎え撃ちたいですね。
2023年06月30日
10回戦@神宮 広島8−0東京ヤクルト 九里投手圧巻の今季2度目の完封!打線は14安打8得点!今季初の6連勝で首位阪神に2ゲーム差!
広島、6連勝で2位DeNAと0.5差 九里が今季2度目の完封、坂倉V弾含む3打点!
6/30(金) 21:02配信
ベースボールキング
広島・九里亜蓮 (C) Kyodo News
● ヤクルト 0 − 8 広島 ○
<10回戦・神宮>
広島は今季初の6連勝。ヤクルト戦も4月17日の4回戦(マツダ)から7連勝となった。貯金は今季最多を更新する「7」。中日に敗れ4連敗となった2位・DeNAとのゲーム差は0.5に縮まった。
広島打線は2回、5番・坂倉が4号2ランを右翼席へ運び先制。3回は1番・菊池が7号ソロを左翼ポール際へ運び3−0とリードを広げた。5回は3番・秋山が4点目となる適時二塁打を左中間へ運ぶと、その後も坂倉の左翼へ適時二塁打、6番・田中の右前適時打で2点を追加。ヤクルト先発・サイスニードを5回でノックアウトした。
7回は7番・デビッドソンの左前2点適時打でダメ押しの2点を追加。この日は14安打8得点と理想的に得点を重ねた。
投げては先発の九里が、9回109球、5安打無失点、8奪三振無四球の快投。6勝目を今季2度目の完封で飾り、防御率は1.76に良化した。
BASEBALL KING
チームが勢いに乗って来ましたね。今日も投打がガッチリ噛み合い、ヤクルトに快勝しました。虎のしっぽもハッキリ見えて来ました。
ヤクルトの先発サイスニード投手に対し、打線は2回表に先頭西川選手が四球で出塁。続く坂倉選手がストレートを強振し、ライトスタンド中段へ2ランを放ち、2−0と先制しました。前回完封勝利を挙げているヤクルトサイスニード投手から先制出来たのは大きかったですね。
3回表は菊池選手がレフトポール際へソロホームランを放ち、3−0としました。
先発の九里投手は今季ヤクルト戦初登板でした。3回までヤクルト山田選手に打たれた1安打に抑えました。
今日は打線が九里投手を強力援護しました。5回表、1アウトから野間選手がレフト線へ2ベース、秋山選手が左中間へタイムリー2ベースを放ち4−0。坂倉選手も3塁線を破るタイムリー2ベースを放ち5−0。さらに田中選手もライト前タイムリーを放ち、6−0とリードを広げました。
さらに7回表、1アウトから坂倉選手のヒット、田中選手の2ベースで1アウト2、3塁からデビッドソン選手がレフト前に2点タイムリーを放ち、8−0とし、ダメを押しました。デビッドソン選手がそろそろ本領発揮といった感じでしょうか。
九里投手は危なげないピッチングを続けて、8回まで3安打で2塁も踏ませませんでした。
そして9回裏、先頭のヤクルト並木選手にヒットで出塁を許しましたが、続くヤクルト武岡選手をピッチャーゴロ併殺打に仕留めて、2アウトランナーなしになりました。続くヤクルト濱田選手にヒットを許すも、ヤクルト村上選手をファーストゴロに打ち取り、試合が終わりました。
九里投手は5月10日の中日戦に次ぐ今季2度目の完封勝利で6勝目を挙げました。今日の九里投手は9回109球を投げて5安打、無四球、8奪三振で2塁を踏ませない、素晴らしいピッチングでした。ほぼ完璧な内容で、ドリヨシも何も言うことはありません。
チームは今季初の6連勝で、今季最多の貯金7となりました。対ヤクルト戦は7連勝です。そして、2位DeNA、首位阪神共に今日敗れましたので、2位DeNAに0.5ゲーム差、首位阪神に2ゲーム差に迫り、ついに首位争いに加わりました。今のチームの勢いがあれば、もしかしたら一気に行く可能性もあります。
明日のカープの先発は大瀬良投手です。この勢いに乗っての好投を期待します。対ヤクルトの防御率は1.64なので、しっかりヤクルト打線を封じてくれるでしょう。ヤクルトはピーターズ投手です。対広島の防御率は0.69ではありますが、これまで5回あたりで球数を要して降板しています。なのでカープ打線は球数を投げさせるようにすれば、攻略は可能だと思います。