2023年07月06日
12回戦@マツダ 広島4−0阪神 野村投手6回無失点好投で今季初勝利!小園選手先制2ラン!カード勝ち越しで首位阪神に再び2.5差に!
広島快勝!野村が阪神戦1839日ぶり勝利で通算80勝目 小園も今季1号 投打がっちり首位と2・5差
7/6(木) 20:42配信
スポニチアネックス
<広・神> 6回、バックに声をかける野村(撮影・大森 寛明)
◇セ・リーグ 広島4−0阪神(2023年7月6日 マツダ)
広島が6日の阪神戦に勝利し、今カードの勝ち越しを決めた。首位・阪神とは再び2・5ゲーム差に接近。立役者は何と言っても、先発の野村祐輔投手(34)だ。
阪神・村上との投げ合いで、負けず劣らずの安定感。6回まで阪神打線を散発3安打に抑え、先頭打者は一度も出さなかった。無四球投球でチームにリズムを呼び込むと、打線も応えた。
2回に小園が今季1号となる先制2ラン。3回には西川が追撃の適時打で援護した。
野村は、今季初登板だった前回6月29日のDeNA戦と同じ、6回3安打無失点、かつ無四球という好投で、リリーフ陣に託すと、7回はターリーが好守備にも助けられ無失点。8回は島内が3者連続三振と好救援した。
打線が8回に1点を追加すると、最後は矢崎が締めて、完封リレー。阪神に4連敗中だった野村は、18年6月23日以来、1839日ぶりとなる阪神戦勝利となり、通算80勝にも到達した。
ドリヨシは正直、今日勝利するのは難しいかなと思っていましたが、野村投手の好投で見事勝利し、このカード勝ち越しを決めました。ナイスピッチングでした。
阪神先発村上投手に対し、打線は2回裏、先頭の松山選手がレフト前ヒットで出塁。2アウト後、小園選手がカウント1−0から右中間スタンドへ2ランを放ち、2−0と先制しました。阪神の好投手の村上投手から先に得点出来たのは大きかったですね。
さらに3回裏、1アウト後に野間選手がセカンドへの内野安打で出塁。続く秋山選手のところでエンドランを仕掛け、ショートゴロで2アウト2塁とします。続く西川選手がカウント3−2からライト前タイムリーを放ち、3−0としました。ヒットエンドランを仕掛けて、ランナーを進めたのが得点に結びつきました。
8回裏、阪神2番手の及川投手に対し、先頭の代打末包選手がレフト前ヒットで出塁。代走の羽月選手が2盗を決めてノーアウト2塁となります。菊池選手が送りバントを決めて1アウト3塁とし、続く野間選手がファーストゴロを打ち、その間に羽月選手が生還して4−0とリードを広げました。この回の攻撃はまさにカープの真骨頂の機動力で挙げた1点でした。素晴らしい攻撃だったと思いますし、この1点で阪神にかなりダメージを与えたのではないでしょうか。
先発の野村投手は1回表2アウトから阪神前川選手にレフト前ヒットを許しましたが、阪神大山選手をセカンドゴロに抑えました。4回表2アウト1塁では阪神ノイジー選手をレフトフライに仕留めました。
今日の野村投手は前回DeNA戦と同様に、コーナーを丁寧に突いて、変化球もキレがあり、奥行きのあるピッチングも出来て、阪神打線を翻弄しました。6回81球を投げて散発の3安打で無失点。2塁を踏ませないほぼ完璧なピッチングで今季初勝利を挙げました。実に329日ぶりの白星となりました。おめでとうございます!天国の北別府さんや病院で療養中の安仁屋さんもきっと喜んでいると思います。
7回表はターリー投手、8回表は島内投手、9回表は矢崎投手が無失点リレーして、零封勝利となりました。勝ちパターンのリリーフ陣は徐々に強固なものになってきていますね。
これでチームはカード勝ち越しを決めて、貯金を6としました。首位阪神に2.5ゲーム差、2位DeNAに1ゲーム差です。我々カープファンにとっては久しぶりに熱い夏になりそうですね。
さて、明日からはバンテリンドームで中日との3連戦です。可能ならば3タテしたいですね。明日のカープの先発は九里投手です。前回ヤクルト戦では9回5安打で完封しています。この勢いそのままに、明日も素晴らしいピッチングをしてくれる事でしょう。中日は小笠原投手です。また左投手ですが、明日はカープの右打者がしっかり打ってくれると信じています。ロースコアになりそうですが、カープが勝つでしょう。
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