2023年07月07日
11回戦@バンテリンドーム 広島0−8中日 九里投手5回7失点の大炎上。打線も中日小笠原投手に3安打完封勝利を献上。首位阪神と3ゲーム差に。
【広島】竜戦7連勝中だった九里亜蓮が5回7失点 3安打完封負けで首位・阪神と3ゲーム差に
7/7(金) 20:33配信
スポーツ報知
4回、マウンドに集まる広島ナイン(カメラ・谷口 健二)
◆JERA セ・リーグ 中日8―0広島(7日・バンテリンドーム)
広島は今季8度目の完封負け。首位・阪神とのゲーム差は3に広がった。
先発・九里が5回7失点で4敗目を喫した。初回2死満塁で細川に先制2点打。4回1死二、三塁では龍空に中前2点打を許した。さらに、5回には宇佐見、細川に二塁打を浴び、2失点。21年から続いていた自身の中日戦連勝は7で止まり、防御率はリーグ3位の1・76から2・32となった。
打線は初回、先頭・菊池が二塁打でチャンスを作るものの、野間がバント失敗。4回1死一塁では西川が遊ゴロ併殺。7回無死一塁では秋山が三ゴロ併殺に打ち取られ、中日・小笠原に3安打完封負けを喫した。
報知新聞社
最下位中日にあまりにも無惨な負け方だったと思います。下位のチームに負けると、首位争いから脱落してしまいます。選手の皆さんは改めて気を引き締めて欲しいと思います。
中日の先発小笠原投手に対し、打線は1回表、菊池選手がライト線に2ベースで出塁。しかし、続く野間選手の送りバントがピッチャーの正面に転がり、菊池選手が3塁で憤死しました。野間選手のバントはやはり上手くはないですね。ここが今日の試合のポイントだったと思います。続く秋山選手が四球を選び、1アウト1、2塁としましたが、西川選手がショートゴロ併殺打で先制できませんでした。
その直後の1回裏、先発の九里投手は2アウトから中日ビシエド選手にサードへの内野安打、石川選手にヒット、宇佐見選手に四球で2アウト満塁とされると、中日細川選手に初球を叩かれ、センター前へ2点タイムリーを許し、0−2と先制されました。2アウトランナーなしからの失点だけに、痛かったですね。
4回表の攻撃では、1アウトから秋山選手がヒットで出塁も、西川選手がショートゴロ併殺打でチャンスを広げられませんでした。西川選手は2打席連続の併殺打と大ブレーキでした。
その直後の4回裏、九里投手は中日宇佐見選手と細川選手に連打、続く中日村松選手に送りバントを決められ、1アウト2、3塁とされます。続く中日龍空選手に初球を叩かれセンター前へ2点タイムリーを浴びて0−4とされました。続く中日小笠原投手の送りバントで2アウト2塁とされると、中日大島選手にもセンター前タイムリーを浴びて0−5とされました。
さらに5回裏、1アウトから中日ビシエド選手に四球、石川選手のサードゴロで2アウト2塁とされると、中日宇佐見選手に初球をライト線にタイムリー2ベースを浴びて0−6。続く中日細川選手にはレフト線にタイムリー2ベースを浴びて0−7と大きくリードされました。
今日の九里投手は5回92球を投げて9安打、2四球、2奪三振の今季ワーストタイの7失点で降板しました。全体的に球にキレがなく、ゾーンの中で勝負するも、あまりにもキレがないため、中日打線に簡単に打たれてしまいました。こんな日もあるとは思いますが、5回7月失点はあまりにもひどいですね。
6回裏は2番手の塹江投手が1アウト1、3塁から中日岡林選手にタイムリーを許し、0−8とされ、試合が決まりました。
打線は7回表、先頭の野間選手が四球で出塁も、秋山選手がサードゴロ併殺打に倒れ、この日3つ目の併殺打となりました。8回表は1アウトから途中出場の磯村選手がヒットで出塁も後続が凡退しました。
カープにとっては、今日は全くいいところのない試合でした。最初にも書きましたが、下位チームに対してこんな試合をしてしまうと、首位争いから脱落してしまいます。チームは貯金5なり、首位阪神と3ゲーム差、2位DeNAとは2ゲーム差になりました。
明日あさってはデーゲームです。カープの先発は大瀬良投手です。前回ヤクルト戦では5回3安打3失点で、初回にヤクルトサンタナ選手に3ランを浴びて敗戦投手になっています。大瀬良投手は内容は悪くないのですが、被弾が多いので、そこだけ注意して欲しいです。中日はメヒア投手です。広島戦は今季初登板となります。パナマ出身で、力強いストレートが武器です。今年3月に行なわれたWBCではパナマ代表として出場し、1次ラウンド初戦で先発投手を任され、パナマ代表の大会初勝利に貢献しました。ですが、カープの打線はストレートに強い傾向があるので、しっかり攻略してくれると思います。
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